2012年09月10日
昨日は9:00過ぎにポカ~ンと時間が空き何となくテレビをつけると・・・・
国営放送さんのスペシャル番組!・・・で・・・シリーズ東日本大震災と言う字が目につき
石巻や南三陸で今なお頑張り続ける友人達の事もありついつい見入ってしまいました。
題名は「追跡 復興予算19兆円」・・・・暫く見ていると・・・激怒!
酷い国(官僚・政治屋)で有る事は十分理解していたつもりだったけど・・・・あまりに酷過ぎる
19兆のお金の大半は所得税の増税分で賄われ向こう25年間否応もなく召し上げられる物
それでも震災に苦しむ方々や地方が少しでも良くなり未曾有の大震災から復興出来るなら・・・
と・・殆どの国民の方は納得されたと思います。
しかしながら現実は・・「東日本大震災復興予算」とは名ばかり!
沖縄の島の海岸沿いの国道工事(護岸も含め)事業費7億円の大半が震災の復興予算から
支出され・・・・名目は今までずっと継続されてきた普通の土木工事が・・・地震対策の為!
と言う名目に代わり・・・(汗)
復興予算とは名ばかりで各省庁の500超の事業に使われそのうちの半数近くの205の事業
は被災地に直接投じられる物ではなく・・・反捕鯨団体対策費に23億。国立競技場補修費に
3億円。・・・被災地以外の事業に2兆円超を計上している。
3次補正の9兆2000億円。本格的な復興の予算として各省庁が復興名目で競い合うように
出してきた要求は・・・・(怒)
岐阜の●●●●●メーカーの工場の一角で新しい製造ラインの建設が進みコレに投入され
るのが復興予算!経済産業省が波及効果で被災地に雇用拡大の意味が・・・
このメーカーは仙台に出張所が有り・・・工場増設で売り上げが上がれば先で出張所の人員
の増員をするかも知れない?・・と言うのが理由らしい(滝汗)
経産省がこのような素晴らしい理由で立地補助金を認可したのが・・・510件
内 被災地の岩手・宮城・福島が30件!?コレも例の官僚・政治屋お得意の手で
基本方針に「活力ある日本全体の再生」の文言を押しこみ・・・被災地以外にも復興予算
を注ぎ込める事が出来るように・・・・
こんな調子で全体の4分の1の2兆4500億円が被災地以外で公然と使われている。
ソレも・・・従来は別の予算で行われていた事業を・・・大雨台風対策が今年度から地震対策
を無理やり?+して復興予算から5億円!
極めつけは外務省の青年交流事業!既に事業的には終了していた物を震災に絡めて復活
させ・・・2日間訪問先に被災地を加え・・・後は京都大阪の観光!に74億4700万円を支出!
ソレもコレも財団や協会・法人と言う名の天下り先確保と利権・保身の為の手段!
ソレも被災地が十分潤っているのならまだ許せることも有るけど・・・・(汗)
国のグループ補助金を利用して複数の被災者・商店街の方達がが再建計画策定して提出し
ても結果は認定先送り!
150億と見込んだ予算が実際には255億の申請が有り水産加工や建設が優先され地元生活
の基盤で有る商店街関係は後回しで・・・3県で60%の方が補助金が使えない!
医療も同じで・・・160億円の補助金が有っても対象は殆どが公立病院でしか無く
現実に医師不足の被災地の地域医療を支える医者達には医設備に使えない建物再建ためだけ
気仙沼では6割超の医療機関が復旧出来ずに地元を離れる医師も多い
生活のために県外の病院で働く医師の元には訪問診療の依頼が月に120件相次いでいるらしい
との・・内容だった!
私の友人達は震災当初から今日に至るまで今なお被災地で町の復興人の心の復興のために自
分の時間や私財を投げ打って活動を続けている。
先日も・・・「被災地のバレーボールのチームの子達にユニホームを!」と言う運動をしていた。
「お金持ちならポケットマネーで出せるような金額だけどなるべく少額で少しでも多くの方達の想い
のこもった物で彼等にユニホームを渡したい」が趣旨らしい
その時財布に有った3000円を直ぐさま振り込みに行ったけど・・・・・
そんな庶民たちの小さな行いで大喜びで笑顔でいてくれれる・・・ほんの少額で有っても気持ち
の伝わるも事も出来るのに・・・・本来は国民の生活を守るのが使命のはずの方達は・・・(怒)
国民が被災地のへの復興の想いで25年間増税を受け入れた言うのに・・・・身を切る!身を切る
と言っても高々数年の時限立法でお茶に濁すお前達!復興予算まで食い物にする奴等!
政治屋・官僚達に・・・久し振りに心底激怒!致しました。
本当に~~いい加減にせんかい!
私もいい加減な人間ですが・・・本当に・・こいつ等「ろくなもんじゃねえ~!」
次の選挙には色々と意見や想いも有るでしょうが今度こそ!増すゴミに踊らされず似非評論家に
惑わされず!
投票すべき政党や人間がいないとあきらめず・・・どうかどうか・・・引き算の選択でも良いから
自分の目や耳で自ら確かめて・・・この国のせめてアンフェア―な奴等や部分を少しでも正して
次の世代に引き継いで行けるように・・・投げず!折れず!あきらめず!で・・・・
被災地は・・・瓦礫は少なくなってきていますが・・・・復興と言うには程遠い状態です。
Posted at 2012/09/10 11:44:48 | |
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