
納車から1週間経ちました。
一般道バイパス200km、高速270kmを走り、走行距離は470kmほどとなりました。今日は、高速で愛知の猿渡温泉まで行ってきました。
2000km程度までは、3000回転位までに抑えて運転をする予定ですので、まだまだ手探り途中で、この車の本質は分からないのですが、それでも距離を重ねるごとに色々と感じる部分は増えてきました。
正直言うと、最初、数十キロ走った段階では、「あれ?なんか違うな・・・。」という感情が強くありました。年を重ねて、新車購入時に昔ほどワクワクしなくなっていたこともあって、納車されたGR86を意外と冷静に見ている自分がいたことも確かなのですが、第一印象は、やはりトヨタ車は自分に合わないかもと感じていたのです。
GR86は、トヨタが車好きの若者を増やすため、また、車文化を発展させるために生み出したAE86オマージュというべき車ですが、ちょっと
あざとさが鼻に付く面があります。
車好きのために良い車を作ろうという現在のトヨタの企業姿勢は称賛すべきものとは思いますが、私にとってこれまでのトヨタの印象は、実際に保有したマークⅡツアラーVやその他試乗したトヨタ車がいまいちだったこともあって、良くありません。
そんな私がGR86を購入したのは、他に選択肢がなかったという理由もありますが、それでも前述のとおり最近のトヨタの車作りの姿勢などは、素晴らしいと感じていましたし、そろそろトヨタ嫌いに終止符を打ってもいいかなと思ったこと、それに一応スバルで作っているので、製造にあたってはトヨタの意向が大きく反映されているのは間違いないとしても、スバル車に乗ってみたいと思ったからでもあります。
まぁそんなバイアスがかかった私が当初から良い印象を持つわけはないのですが、それを差し引いてもGR86には、スポーツカーとしての主張をするためなのか、アクの強さが目立つ気がします。
その一つが電子スロットル制御のアクセルレスポンスが独特な点で、GR86が初めてのマニュアル車である方はともかく、私のように昔の愛車と比べてしまうようなおじさんからすると、わざとらしさを感じてしまうわけです。
私の86はE型です。YoutubeでC型かD型に乗った五味さんのチャンネルなどを見ると、初期型に比べると、制御もずいぶんマイルドになったらしいですが、それでも、違和感はありました。
マニュアル車の場合、クラッチをつなぐことも、車の操作からくる満足度を高めてくれるわけですが、それを邪魔しているような印象でした。
「ったくやりにくいなぁ。アクセルレスポンスが機敏なのか、鈍重なのか、どっちなんだよ!」みたいな。
まぁ、若い方に比べて反射神経が衰えているおじさんの運転が下手なだけかもしれませんが、最初の数日間の印象は、特にそんな感じでした。
ところが、本日、ロングツーリングで、愛知まで東名で片道120km程度を走ってきたのですが、少し印象が変わりました。
アクセルレスポンスの違和感は、完全には払拭されていませんが、それでもその特徴を身体が覚えてきたのこともあり、マニュアル車の醍醐味であるクラッチミートがスムーズにいくようになると、この車の長所がより顕著に感じられるようになったのです。
高い剛性感やコーナーリングという先日のブログに書いた点はもちろんですが、これまで短所として挙げてきた電子スロットル制御がもたらす加速時の機敏な反応も、わざとらしいと感じるほどはっきりとした加速ゆえに、より強い快感を五感に訴えてきます。
「あぁこういうところなんだろうな。評判が良いのは。」
スポーツカーを強調するために、確かにあざとい部分は多くあるのですが、それが運転する楽しさに結びついている面もあるわけです、
私は、どちらかというと、質実剛健みたいな車が好きなので、だからこそBMWなどが好みだったのですが、こうした車作りもありなのかなと感じながら、帰途の高速を運転していました。
とりあえず、少し楽しくなってきました。
Posted at 2026/01/02 23:54:23 | |
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