前回でベルトサイズがわかったので注文しましたが…
古いステレオ機器をメンテナンスして音楽を聴くことが趣味です。
最近はヤマハ製品がお気に入りで、何故かというと私にとってデザインがいいからです。これはV1-LINEシリーズのカセットデッキで、ネットオークションで購入しました。70年代の大変古いものです。
記載には早送り、巻き戻しはOK。再生はNG 小傷多数とありました。手に取ってみると最初記載通りでしたが、再生を何度か試みるとリールが回り再生できるようになりました。再生時、左側の音が少し小さいようで針も右と比べ振れが小さいです。テープ速度が若干遅く、なんとなく回転ムラを感じます。ピンチローラーも触るとツルツルです。
一応再生できたので次は録音チェック。入力に左右差は無く録音ができました。ドルビーOFF、0Nも良好、録音ボリュームにガリも無くて良かったです。テープカウンターは動きませんでした。
天板を開けてみました。

テープを収納する黒いカバーのネジが脱落していたことと、カバーのツメの部分の曲がり、ネジのゆるみ止めが回したことによりずれていたので一度は開封されたようです。
テープカウンターはやはりベルト切れでした。しかしかなり長いベルトです。手持ちのベルトでは対応できず。テープカウンターベルトの動力はプーリーを介して別ベルト→左側リール台でした。
カセットデッキのメカ部がよく見えます。ベルトは2本、アイドラ用角ベルトとキャプスタン用平ベルトです。
ベルトサイズはΦ70.0×1.5角とΦ90.0×0.5×5平でした。
経年を考慮してベルトを注文しますが実際替えてみないと判らないのでサイズ選びは難しいところです。
リール台ゴム、アイドラゴム以外、各ベルトは千石電商にて、ピンチローラーはネット通販にて部品注文しました。
少しずつ直して行こうと思います。