うっちー☆彡のブログ一覧

◎イコライザ（制動装置）の不具合◎

対象：2007年3月30日～8月2日に輸入された258台

　電動駐車ブレーキのイコライザ（制動装置）に製造上の誤差が生じているものがあるため、ブレーキケーブルを固定しているクリップが脱落し、ブレーキケーブルも脱落して、駐車ブレーキが片利きを起こす恐れがある。全車両、ブレーキケーブル固定クリップの状態を確認し、脱落を防止する追加クリップを装着する。ただし、固定クリップがすでに脱落している場合はケーブル一式を追加クリップが装着された対策品と交換する。

◎フロントワイパーモニターに不具合◎

対象：2009年5月11日～2010年3月28日に輸入された294台

車種
C5 SEDUCTION　1台
C5 2.0　41台
C5 TOURER 2.0　26台
C5 3.0 EXCLUSIVE　101台
C5 TOURER 3.0 EXCLUSIVE　125台

　運転席側マスターワイパーモーターユニットに誤った寸法の部品を組み込んだものがあり、ユニット内部の伝達シャフトが破損して、ワイパーが作動しなくなる恐れがある。
全車両、運転席側マスターワイパーユニットを良品と交換する。

◎フロントロアクロスメンバーに不具合◎

対象：2001年12月19日～2002年1月10日に製作された421台

　
　サイドフレームとフロントロアクロスメンバーとの溶接が不適鉄なため、溶接部の強度が不足して、溶接部が剥がれ、フロントロアクロスメンバーの位置がずれて前車輪を取り付けているロアアーム後端部が抜けて走行不能となる恐れがある。
　全車両、フレームとフロントロアクロスメンバーの溶接箇所を点検し、溶接が剥がれているものは板金修理を実施する。また、溶接に亀裂があるものは亀裂部を溶接する。剥がれや亀裂がないものはフロントロアクロスメンバーの外側合わせ面に補強用リベット止めを追加する。

◎リアコンビネーションランプバルブホルダや燃料ポンプ、パワーステアリングコントロールユニットの不具合◎

対象：2007年4月24日～2010年10月30日に製作された56,928台


　①コンビネーションランプのバルブホルダで電気配線の接続コネクタ部の端子が変形している為、導通不良となり、これらのランプが点灯しなくなったり方向指示器が正常に作動しなくなるおそれがある。

　②燃料タンクの燃料ポンプユニットで燃料配管などの組み付けバラツキがあるため、燃料供給配管取付部の強度が不足している恐れがあり、組み付け部に亀裂が発生して燃料が漏れる恐れがある。

　③同パワーステアリングのコントロールユニットで制御基盤組み付け用穴の加工が不適切な為制御基盤が変形し、警告灯が点灯するとともに操舵時のアシストが停止してハンドル操舵力が増大するおそれがある。

対策
　①全車両、バルブホルダを対策品に交換するとともに車両側電気配線コネクタを新品と交換する。
　②全車両、燃料ポンプユニットを対策品と交換する。
　③全車両、コントロールユニットの製造番号を確認し、対象の場合はコントロールユニットを良品と交換する。

◎前後席一体型頭部エアバックに不具合◎

対象：2004年8月20日～2009年8月3日に輸入された50,736台 右ハンドル車


　後部側面衝突センサの配線組付けが不適切な為、エアバックが作動する状況において作動が遅れるおそれがある。

　全車両、側面衝突センサの配線を正規位置に組み付け直す。