うっちー☆彡のブログ一覧

◎スバルステラ・Ｒ１・Ｒ２、３車種のクランクプーリーに不具合◎

対象：２００３年１１月２８日～２００７年７月９日に製作された９万４２２６台

　エンジンの防振ゴム付クランクプーリーにおいて、防振ゴムの接着面が製造工程不良等のため、使用過程において剥離するものがある。そのため、クランクプーリーの外輪が空転し、発電機が作動しなくなりエンジンが停止するおそれがある。
　改善措置として、全車両、クランクプーリーと外輪脱落防止用プレートを取り外し、クランクプーリーを対策品に交換する。また、当該作業時にクランクプーリーと外輪脱落防止用プレートが接触している場合、又は、補機駆動ベルトの損傷が認められる場合は、補機駆動ベルトを新品に交換する。

　不具合件数は５５５件、事故は発生していない。
なお、同届出は２００８年７月１７日付け届出番号「２１４７」にてリコール届出を行ったものであるが改善措置の内容を見直し、新たに届出を行った。


２０１１年３月１７日発表
　

◎シビックハイブリッドの電気装置に不具合◎

対象：2005年9月9日～2006年10月24日に製作された8625台

　ハイブリッドシステムの補機用直流電圧変換機（DC-DCコンバータ）のダイオードの特性検査方法が不適切なため、検査時にダイオードを損傷させ低電圧回路が短絡してメインフューズが切れ、エンジンが停止して再始動できなくなる恐れがある。

全車両、DC-DCコンバータを良品と交換する。

2011年3月4日発表

◎フィット・フリードのエンジン内部部品に不具合◎

対象：2007年9月7日～2009年11月26日までに製造された合計16万7883台

　可変バルブタイミング機構（VTEC）に用いているロストモーションスプリングのリテーナとロッカーアームのスリッパ部との面圧設定が不適切なため、エンジン始動直後のアイドリング時に潤滑が十分に行われずにリテーナの摺動抵抗が高くなることがある。

この為、スプリングが横方向に動き、スプリングホルダと干渉を繰り返して疲労限度を超えると折損して異音が発生し、最悪の場合、折損したスプリングがカムシャフトに噛み込み、エンジンが停止して再始動できなくなる恐れがある。すでに、72件もの不具合の報告がある。

全車両、ロストモーションスプリングとリテーナを対策品に交換。このリコールは輸出車両にも適用され、海外分は52万5614台で合わせて約70万台になる。

2011年2月17日発表

◎V350の電気装置に不具合◎

対象：2007年11月13日～2010年8月21日に輸入された2284台。

　補助冷却ファン用リレーの耐熱性能が不十分なため、内部が短絡して溶損し、リレーが適切に作動しなくなるとともに、リレーが過熱して火災が発生する恐れがある。

全車両、補助冷却ファン用リレーを対策品に交換。なお不具合発生件数は6件で部分焼損事故が3件起きている。

2011年2月8日発表

◎エスクードのテンショナプーリに不具合◎

対象：2008年6月2日～2010年10月14日に製作された7517台。

オルタネータ等、補機類駆動ベルトのテンショナ内部にあるスプリングの製造が不適切なためスプリングが折損してベルトの張力が低下し、イオンが発生する。そのまま使用を続けるとベルトが外れてオルタネータプーリなどを駆動できなくなり、発電不良および冷却不良が発生し警告灯が点灯、P/S機能が停止してハンドル操作力が増大するおそれがある。

全車両、補機類駆動ベルトテンショナを交換する。

2011年1月28日(金)発表