
ハイ
...では、前回の筑波2000のデータを晒して見ましょう。
【データ編】
主催者:K-1スポーツ
開催場所:筑波サーキットコース2000
日時:2009年11月19日
第1走行 12:00~12:20 ドライ
第2走行 12:40~13:00 ドライ
第3走行 13:20~13:40 ドライ
天候:曇りのち雨
気温:アメダス下妻のデータより
12:00 7.7℃
13:00 7.9℃
14:00 7.7℃
〇走行データ
タイヤ:A050(M) 245-40/17
使用5回目 5部山(ショルダー3部山)
減衰力:F:5/R:5
EVCモード設定:Bモード115Kpa(オーバーシュート無し)
タイヤ圧:冷間 F:1.40/R:1.40
温間 F:1.90/R:1.70
調整 F:1.70/R:1.70
DCCD設定:AUTO LOCK-3(前回より1段down)
最高油温:95℃
最高水温:97℃
最大ブースト:129KPa
BestTime:1'04.663(Lap17/44)
speed:179.850km/h
SectionTime SectionBest
Sec.1 26.483 26.140
Sec.2 26.282 26.282
Sec.3 11.898 11.819
Total 1'04.663 1'04.241
speed 179.850 179.850
(参考データ)
Date:2008/10/22
BestTime:1'05.079
Speed:174.475km/h
【車載映像編】
こちらの車載映像が4秒663が出たときの車載映像です。
先日のブログに何でベストが出たのか釈然としない気分だったという原因がよく分かります。この時は完全に一周の間、前を走行するランサーエボリューションを追っています。ラップ表を見たところ、自分よりコンマ5秒近く速いエボがいたようですのでどうやらこのエボを追っている間にベストが出たようです。
このエボには失礼になってしまいますが後ろから見ると割りとノーマル然としていたのでてっきり遅いものとして追っていましたが、タイムを見る限りはまったく違っていました。
自分の走行もアクセルはかなり踏んでいるがライン取りは余裕を持っていました。ストレート区間こそパワー負けしているようですが旋回時はほぼ同じかこちらの方が早いくらいの様子でした。
まぁ、登録名を見たら『エボラジアル』になっていましたのでむしろ相当速いエボだったのかもしれません。
さて、この後、何度か単独アタックしていますがタイムは4秒669、697、780という感じでベストは抜けませんでした。
ただ、ベストタイムに比較して他のラップの方がSec.1、3は速くなっています。各ラップのセクションタイムやGPSのデータから次のことが分かります。
【Sec.1】
○1コーナー
ベストラップに比べて他のラップの方がブレーキングポイントが遅く、旋回速度が速い。前走車があったこともあるがもう少し詰められた感じである。
○1ヘアピン
ブレーキングポイントがばらつき、ベストよりも他のラップの方がブレーキが遅い。ただし、突っ込みすぎや立ち上がりであまり外側へ行くとアンダーでタイムロスしている模様である。実際、1ヘアは内側の方がカントが付いているようで外で立ち上がるメリットは小さいようだ。
【Sec.2】
○2ヘアピン
あまりラップごとの違いはないがブレーキングポイントがやや遅い感じ。また、手前からインについているのでクリップが手前で立ち上がりのアクセルが遅くなっている様子である。
ここもコース真ん中から内側のカントが強いため進入であまり外から入っていないが、立ち上がりを考えるとカントが強い中でも一番外側からインに切り込んだ方がいいかもしれない。
【Sce.3】
○最終コーナー
ここは、どのラップもあまり変わらないが気温の高かった10月の方がコンマ1秒以上速くなっている。前回のデータと比較すると進入のブレーキが早く、減速しすぎであったようだ。
ここは今回は完全にミスであろう。
全体を見ると実のところ進入からクリップまでは10月の方が速く立ち上がりから全開加速が異常に速いという傾向が見られた。
...ってダメじゃん!
どうやら、パワーに任せて走っていたようです...(涙
【番外編】
○バックストレートでの5速の使用
前回からバックストレートエンド手前で4速のレブに当たってしまい50mほど空走してタイムロスになっていました。そこで今回は5速を使った場合はどうなるのが確認してみました。
まず、5速にすることの影響ですが約5キロほど速度の計測ポイントで遅くなっています。タイムでも2ヘア~最終進入でコンマ1~2秒ほと遅くなりました。
慣れればこの分を減少させられたのかも知れないが最終でのシフトダウンと減速に集中しきれない分のロスを考えるとあまりメリットはなさそうだ。
今回は寒い分、スピードが乗り4速レブに当たる位置が前回よりかなり手前であったにもかかわらず...にである。
まぁ、今回の走行で感じたのはこんなところであったであろう。
データを見直すと今回の結果はタイムに反して決して良いものではなく、コンマ数秒は速くなる余地があったものの思われる。
次回の筑波2000は来年の春以降となると思われるが次はここら辺を考えながら走ってみたい。
Posted at 2009/11/21 18:38:46 | |
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