以前、オルタネータートラブルから来る過放電でお亡くなりになったドライバッテリーを入手した充電器を用いて再生可能かの実験をしてみました。
用いた充電器はCTEK製のMJS3300というもの...
この製品は通常の充電機能に加えて、バッテリー劣化の原因の一つでもある硫酸鉛化を回復させるパルス機能と、自然放電や待機電流による電圧低下を補充する機能がついているものでした。
再生開始時の電圧は11V台...
ドライバッテリーのHPを見るとほぼ充電率0%の過放電状態です。
この状態ではクランキング以前にセルがピクリとも動きません。
とりあえず接続して実験開始です。
繋いで直ぐに充電器のランプが点滅しています。
取説を見るとこの状態で60分以上たっても変わらなければバッテリーが死亡しているとのこと...
放置してみてもまったく変化はありません……(涙
開き直ってこのまま充電を続けます。
一日あたり数時間の間、充電器を繋ぐこと一週間...、まったく変化がありません。
仕方が無いので昔に購入した怪しいバッテリー回復のパルス発生装置を繋いで充電を継続すること数日……
突然、充電状態を示すランプが時折、点灯し始めます……??
さらに数日後...
12V後半まで電圧が回復しています!?
この電圧はこのドライバッテリーではほぼ100%充電の値です。
さらに数日、充電を繰り返した後、クルマに繋げてみてキーをひねるとセルが動いてエンジンが始動します。
何処まで回復したか確認するために数回、クランキング→エンジン始動を繰り返すとどうにか10回目まではエンジンが始動します。
流石に10回目はセルの勢いが怪しくなってきましたがゼロからの回復ですからかなり良い感じになってきました。
容量的にはまだ足りない感じですがもう少し充電を繰り返してからクルマに積んでみようと思います。
上手くいけば、儲けものだね!
Posted at 2012/08/04 22:46:08 | |
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