一日、日が開いてしまいましたが、2月18日に参加してきました、八千穂レイク氷上走行会についてレポートしたいと思います。
2012年シーズン6回目となる最後に参加したのは先週と同じくアライモータースポーツさん主催の八千穂レイク氷上走行会となります。
走行会のスケジュールは先週と同じでしたので今回は先週と異なったことについて書こうと思います。
今回は何と言っても前日から振り続いた雪によるコンディションの変化でしょう。
先週はコンディションの悪化から氷の厚みはあるものの雪がほとんど無くスケートでもするかのようなコースコンディションでした。
ところが、現地へ着いてみると打って変わって一面の銀世界……
八千穂氷上走行の管理人さんに話を聞いたところ、前日から雪が降り始め昨晩、除雪してコース整備したもののさらに夜の間に降り積もり10cm程度は降雪があったようです。
コンディションが良くなったかというとそうとも言い切れず、雪の重みで氷が沈んだりして、見えない雪の下に水が出てしまっているかもしれない...
除雪した上で開催の可否を決定するとのこと……
管理人さんの除雪の努力もあって、開始時刻の9時にはコース整備も終わり、コース上には水も上がらずコンディションは良さそうです。
そんな感じでスタートしましたが雪がコース上にあるのでグリップがよいのですが何かが違います。
雪がある分、勢いをつけてコーナーに侵入しますが、スライドさせているとコーナー後半ですっぽ抜ける様に横滑りが止まらず、なおかつスライドの速度が落ちるとクルマが内側へ行かずに外へ外へと流れます。
どうやら、氷の上に乗っている雪が軽すぎてクルマの動きが妙な挙動になっている感じです。
昨晩の八千穂は気温が低く、降った雪もさらさらなパウダースノー...
その分、氷の上に乗った雪が氷に張り付いていないので真っ直ぐブレーキを踏むと雪を氷に押し付けるのでグリップするが、いざクルマを横に向けてアクセルを踏むと軽い雪を飛ばしてしまい、実質氷の上を走っているのと同じ状態に……
さらにスピードが落ちてきた頃にコース外側の雪が集まっているところにリアタイヤが当たってしまい、その反動でフロントが外側へ振られるという動きになってしまいます。
もう少し重たい雪であれば、横を向けた時のグリップになるのでしょうが、先週の状況を思えば贅沢な悩みでしょう。
実際、ある程度、雪が飛ばされた後半のほうが自在に振り回せる感じでした。
正直、雪があったほうがコントロールできると思ったのだか、自分は完全な氷のほうが余計な動きをしない分、思い通りにいけるという感じでした。
さて、今回はどのような動画を載せようかと思いましたが、上手くいった周回も見当たらなかったのであえてミスしたところをいくつか集めてみました。
動画全体をチェックして見ると、コース内側へ行くとフロント側の抵抗が上がるためにリアが滑り内側に巻き込む、逆に外側に行くとリアのグリップが回復してフロントが外側に流れるという挙動をしているケースが多く見られました。
まぁ、もちろんただのミスも多かったのですが……
そんな感じで6回目にして一番、雪壁に突き刺さってしまうという走行会になってしまいました。
最後に写真を何枚か...
新井選手のでもデモ走行をシャッタースピード1/100sで撮影してみました。
手振れ補正の付いたレンズを使ってもヒット率が格段に下がりますね。1/60sでも撮影してみましたがこちらはほぼ全滅状態でした。
それに明るすぎて絞りが足りない...
こちらは最後まで頑張ったバンパーです。
2012年の第二弾氷上走行で割ってしまい、その後はガムテープ補強で参加を続けましたが亀裂は悪化せずにどうにかクリアできました。
何だか、冬用バンパーはこのままこれでいいような気がしてきました。
しばらくしたら冬以外に使うバンパーについても考えなくてはいけないでしょうかね。
そして、最後にオチを……
融雪剤で下回りが錆びるのが嫌で帰宅後、すぐに水で車体全体を流すのが氷上走行後のお決まりでしたが、流した水を飛ばすために近所を一回りして戻ってくるとまだ水滴が...
いや、水滴が凍っています……
もう、氷はいいってば...
Posted at 2012/02/20 22:35:40 | |
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冬のお遊び | クルマ