これは断言ではなく、単なる意見ですが、現在通行止めになっている東名高速の静岡県牧之原市の崩落現場、なんで下り二車線を使って、交互通行ができないのかと思う。その場合のメリットは大きく、渋滞は少なからず減る。ドイツだったら間違いなくやっているだろう。実際、工事中に中央分離帯を越え、反対車線を逆送状態で走らされることなどしょっちゅう。臨時の中央分離帯が太すぎ、車線が狭くて怖いくらいだ。 もちろん、日独で事情が違って、道の構造が違い、下り車線も地盤が緩くて危ないからできないとか、中央分離帯が切れる場所がないとかもあるのだろう。だから出来ない理由を特定するわけにはいかないけれど、1つに日本とドイツの安全とリスクに対する考え方の違いがあるように思う。 それは片側二車線で臨時に交互通行させるのは危険だという考え方。確かに一瞬とはいえ、逆送状態で走るのは違和感があるし、車線が狭いので気を使う。でも、やってみると案外大丈夫なんだよね。こればっかりは、私の感覚なんでなんとも言えないが。 でもまあ、普通の交差点での常時左折可(欧米なら右折可)にせよ、リスクとそれを侵した時のメリットのどっちを取るかの考え方があまりに違う。安全も確かに大事だけれど、時間も大切だと思うのだが… みなさんはいかが考えますか?