いま発売中のライフスタイル系一般誌『Pen』10月1日号の表紙に、僕の名前が出ちゃってます。
「世界の時計好きが選んだ、いま欲しい腕時計。」という特集で僕が選んだ時計の写真といっしょに、<モータージャーナリスト 吉田 匠 選>の文字が。
自動車誌の表紙に自分の名前が出ることは時たまありますが、一般誌の表紙に他の分野の人々の名前といっしょに出ていると、なにやら特に嬉しい気分でありますね。
僕が選んだ時計はジャガー・ルクルトのメモボックス・トリビュート・トゥ・ポラリス 1968エディションというスイス製のモデル。
機械式のアラームを組み込んだ200m防水のダイバーズウォッチ、という機能性も僕がこれを選んだ重要な理由のひとつですが、もうひとつの大きな理由はクラシックな感覚のデザインにあります。
実はこれ、中身のムーブメントは新設計の現代モノを使っているのですが、SS=ステンレススチール製のケースはそのデザインも外径42㎜というサイズも1968年のモデルをそのまま踏襲しているんです。
クルマに喩えてみれば、現代の様々な規制にマッチするようにモディファイしたパワーユニットを、往時のままのサイズとデザインを保ったボディに搭載した1968年型ポルシェ911S、といったところ。
もちろん、ジャガー・ルクルトが現在コラボしているのがポルシェではなくアストンマーティンなのは知っていますが、分かり易くクルマに喩えるとやっぱり911Sかと・・・。
「世界の時計好きが選んだ、いま欲しい腕時計。」というなら、オマエはそれを手に入れたのか、という質問、当然きますよね。
う~ん、残念ながら答えは「No」ですね。
なぜならこのジャガー・ルクルト・メモボックス・トリビュート・トゥ・ポラリス 1968エディション、世界限定768本というレアモノで、日本でのプライスは¥1,806,000也。
こういうのを、せめて18万円の時計を購入する感覚で入手できるご身分になりたいもので・・・。
Posted at 2008/09/20 18:07:15 | |
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