昨日12月16日、雨こそ降っていなかったものの、どんよりと曇った午後の箱根芦の湖スカイラインで写真のクルマ、MGBに乗りました。
1960年代生まれの最もポピュラーなブリティッシュスポーツのひとつで、1.8リッター4気筒エンジンで後輪を駆動するオープン2シーターでありますね。
試乗車は基本的に快調で、ドライビングはなかなか愉しかったんですが、撮影のためにダウンジャケットも着ないでオープンで走りっぱなしだったら、いやいや寒いの寒くないの。
こんな時期にこんなクルマを取材することにしたのはいったい誰だ、と思ってよく考えてみたら、セダン系を含めて何台かあった候補のなかからオープンスポーツのMGBを選んだのは、誰あろうスポーツカー親爺自身だったのでした!
真冬に颯爽とオープンスポーツを駆る、という男らしいスタイル、決して嫌いじゃないし、晴れてさえいればそれがすこぶる爽快なのは過去に何度も経験済みなんですが、このMGB、ヒーターの効きがイマイチだったこともあって、今回は予想以上に厳しいものがありました。
というわけで、寒風の箱根に駆り立てるMGBのリポート、ミニ専門誌『MINI PLUS』vol.39に掲載されるので、興味のある方はチェックをどうぞ。
MGBの試乗と撮影が終わったら自分のミニ・ワンの暖かいキャビンに収まって箱根を下り、今度は小田原の外れにある某ホテルに急行、そこをベースに開かれていたメルセデス・ベンツ・オールラインナップ試乗会に顔を出しました。
そこで時間がないので1台だけ借り出したのが、写真のC200CGIブルーエフィシェンシー ステーションワゴン アバンギャルド AMGスポーツパッケージ付、という長い名前のモデル、要するにC200ワゴンのスポーツパッケージ仕様であります。
早速ターンパイクに攻め込んでみると、あらためて乗り心地とハンドリングのバランスがほとんど文句なしであることを肌で感じ、デビュー直後にはそのスタイリングに少々落胆した現行Cクラスですが、ドライビングするとまったくもって素晴らしいクルマなのを再確認した次第でありました。
Posted at 2010/12/17 16:53:15 | |
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