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吉田 匠のブログ一覧

2008年05月30日 イイね!

今、オーストリアにいます。

今、オーストリアにいます。29日、朝イチのルフトハンザで成田を発ってフランクフルトへ。そこで3時間半の時間待ちの末に別の便に乗り換え、隣国オーストリアのザルツブルクに到着したのは現地時間夕方6時半過ぎのことでした。

写真は、空港に迎えに来てくれたクルマで、今回のイベントの最初の会場となる郊外のホテルに向かっているところを、リアシートからパチリしたもの。

ステアリングホイールのマーク、着座位置の高さなどから、このクルマがカイエンであることは一目瞭然ですよね。それが今回のイベントの内容を示す、ヒントのひとつであります。

ところでこの日、フランクフルトの昼間の気温は29度、オーストリアの山間部に近いザルツブルクでは30度を超えていたそうですから、やっぱり異常気象ですよね。同じ日の朝の東京が妙に肌寒かったのと考え合わせると、余計にそう思います。

ザルツブルク近郊は今日も晴天で、気温は31度に達するとのこと。ちょっと暑そうではありますが、クルマで走るイベントなので何よりも晴れているのが一番、贅沢はいいますまい。

こっちは今、30日の午前7時半過ぎ、これから部屋を出てレストランで朝食をとり、イベントの本番に入ります。というわけで、時間がないので、このイベントについては、後日続きをリポートしましょう。とはいえ、それが可能かどうかは、次のホテルのネット環境次第ですが・・・。
Posted at 2008/05/30 14:37:57 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2008年05月25日 イイね!

この週末、親爺はヒストリックカー遊び。

この週末、親爺はヒストリックカー遊び。この週末、ニュルブルクリング24時間レースを観戦、その前後に某ブリティッシュスポーツカーのフェイスリフトモデルに試乗するプレスツアーのお誘いを受けていたんですが、それを敢えてお断りして日本に残った理由のひとつは、これでした。

そう、1970年アルファ・ロメオ ジュニアZを駆って、ヒストリックカーラリーに出撃したのでありますね。いってみれば、ビッグイベントの観戦と、プレミアムなニューモデルの試乗よりも、自分のクルマで自分が走るイベントの方を採った、というところでしょうか。

その名はジャパン・ヒストリックカー・ツアー。初日金曜日に神奈川県の小田原をスタートし、甲州と信州の山間部を走って長野市へ、2日目土曜日は長野市から志賀高原、草津と日本屈指のアルペンルートを走破したのち、長野道、中央道をカッ飛んで甲府郊外の湯村温泉郷へ。3日目日曜日は甲府から中央道、東名経由で横浜赤レンガ広場にフィニッシュする3日間のイベントであります。

僕は仕事の都合があって3日目はパスし、2日目夜に甲府郊外から雨の中央道を辿って東京に戻ったのですが、それでもジュニアZのトリップメーターは870㎞近くに達していました。実をいうと、タイヤの径がオリジナルより小さいために僕のジュニアZのトリップは多分10%ほど甘いと思われますが、それでも2日間で750㎞以上を走破したのは間違いないありません。

今から38年前のヒストリックカー、しかも排気量たった1300ccの小型GTによる旅としては、文字どおりのグランドツーリングだといっていいでしょう。その間、ウェバーキャブが時たま機嫌をそこねることはあっても、ジュニアZはもちろんノントラブル、山岳路では絶妙のハンドリングを披露し、高速道路ではもっともっと新しくて排気量もずっと大きいスポーツカーたちと互角以上に渡り合うなど、またまた僕が想像していた以上の実力を見せつけてくれたのであります。

というわけで、スポーツカー親爺はこの週末、ヒストリックカー遊びを存分にエンジョイしたのでありました。皆さんも旧いクルマの世界に、是非どうぞ! なお、このイベントにおけるジュニアZの雄姿は、後日、僕の別ブログ『TAKUMI YOSHIDA.log』に多数アップする予定です。
Posted at 2008/05/25 19:46:03 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2008年05月23日 イイね!

スポーツカー好きには、ロータスもたまらんですよ。

スポーツカー好きには、ロータスもたまらんですよ。一昨日、よく晴れた伊豆スカイラインで、ロータス・エリーゼSCを走らせてきました。

エリーゼは現代のロータスがディープなスポーツカー好きに送るミドエンジンの軽量スポーツで、第二世代に当たる現行モデルはトヨタ製1.8リッター4気筒エンジンをアルミフレームのミドシップに横置きし、もちろん後輪を駆動します。

新たにシリーズに加わったSCは、その名のとおりエンジンをスーパーチャージャーでチューンしたエリーゼの最高性能モデルで、1.8リッターの排気量から220psのパワーを絞り出しています。

しかも、アルミフレームにFRPボディという、かつてのレーシングカーと同様の構造を採っているため、ウェイトが軽いのがロータスのらしいところで、エリーゼとしては最も重いこのSCでも車重はたった910㎏しかありません。

したがって、0-100km/hが4.6秒、0-160km/hが10.7秒と加速も強烈で、最高速は240km/hに達するというから、たった1.8リッターのクルマとしてはトップスピードも充分に速いといえます。

とはいえ、コリン・チャップマンのバックヤードスペシャルから始まったロータスたるもの、加速や最高速はいってみれば刺身のツマにすぎません。昔から、すべてのロータスがそうであるように、エリーゼSCもその真骨頂はコーナリングにあります。

というわけで、後ろにいるウチのポルシェ964C2の滋味溢れるコーナーワークとはまた違う、俊敏にしてタイトしかもコントローラブルなロータス流コーナリングを、エリーゼSCのコクピットで心ゆくまで堪能したのでした。

エリーゼSCについてもっと詳しく知りたい方は、自動車誌『Tipo』7月号にリポートするので、チェックしてみてください。
Posted at 2008/05/23 04:16:29 | コメント(13) | トラックバック(1) | 日記
2008年05月15日 イイね!

ヨーロッパはカントリーロードも素晴らしい。

ヨーロッパはカントリーロードも素晴らしい。ドイツの道といえばアウトバーンとなりがちですが、実はそれと同等かそれ以上に走って愉しいのが一般道、それも郊外のカントリーロードであります。

写真は先週アウディTTS試乗会で走った南ドイツのカントリーロードですが、こういうドイツの郊外の一般道、特に速度制限標識のない場合、何キロで走っていいか、皆さんご存知ですか?

ご存知の方もいると思いますが、正解はなんと100km/h! ドイツでは、高速道路を名乗る日本の自動車専用道の制限速度と同じスピードで、一般道を走っていいわけです。

でもこれ、ヨーロッパのなかでドイツだけ例外的に高い速度というわけではありません。イタリアも郊外では100km/hで走れますし、フランスの一般国道が90km/h、モーターウェイと呼ばれる自動車専用道の制限速度が70mph=112km/hと大陸に比べて遅いイギリスも、郊外の一般道つまりカントリーロードは60mph=96km/hまで出していいんですから、日本の一般道の60km/hという制限速度がヨーロッパの自動車先進国に比べていかに遅いか分かろうというものです。

とはいえヨーロッパのカントリーロード、どこでも90~100km/hで走っていいというわけではありません。例えば上の写真の道は小さな村に入ろうとしていますが、右側の手前に立つ村の名前を記した黄色い標識のところから、制限速度は50km/hに下がります。特に制限速度を示す標識がなくても、小さな街や村に入ったらスピードを50km/hに落とすというのがドイツだけでなくヨーロッパの国々の常識なんですね。

ただし、もっとスピードダウンを要求するような狭い道では30km/hの標識が立っている場所もあるし、逆に街中でも危険度の低いところでは制限速度が60とか70に上がることもあります。

しかしいずれの場合も、街や村の名前に斜線やバッテンを入れた標識、つまりその街や村の居住者のいる部分はここで終わりですよということを示す標識をすぎたら、そこに速度制限用の特別な標識がない限り、ドイツだったら100km/h、フランスだったら90km/hまでスピードを上げていい、ということになるわけです。

つまり、小さな村のなかを50km/hでゆっくり流していても、ほんの少しの時間だけ我慢すればまた100km/hで走れるわけですから、延々と40km/hや60km/hの走行を強いられる日本の一般道と違って、まったく欲求不満にならないで済むんですね。もちろん、日本の一般道より交通量が少ないことも、ヨーロッパの道路の速度制限が高いことの一因なのはたしかだと思いますが。

というわけで、ヨーロッパのカントリーロードを走ると本当に気持ちいいんですが、しかし気をつけるべきことも当然あります。そのひとつは追い越しで、なにせドイツだったら対向車も100km/h前後で走ってくるわけですから、前車を追い越すべく反対車線に出ると対向車が思いのほか早くこっちに迫ってくることになります。となると、互いの相対速度は200km/hを超えることもあるわけですから、追い越しは余裕を持ってやるに越したことはありません。

でも、郷に入ったら郷に従えの諺のとおり、そういう基本的なことだけ気をつけて走ればヨーロッパのカントリーロードのドライブは猛烈に爽快ですよ、という、例によってあまり役に立たないスポーツカー親爺のリポートでありました。

そうそう、一昨日、河口湖の試乗会で乗ったプジョー308について、僕の別ブログ『SSCC』に数枚の写真と軽いリポートを載せているので、興味のある方はちょっと覗いてみてください。
Posted at 2008/05/15 12:58:38 | コメント(11) | トラックバック(0) | 日記
2008年05月11日 イイね!

ドイツといえばアウトバーンの話。

ドイツといえばアウトバーンの話。左の写真にあるように、今回のアウディTTS試乗会でももちろん走りましたが、僕がドイツのアウトバーンを初めて走ったのは、今から33年前の1975年のことでした。某『CG』誌から送り出された4週間にわたるイギリス&ヨーロッパ大陸取材の旅で、パリで借りたルノー30TSの広報車を駆って走ったのです。

とはいっても、イギリスのモーターウェイ、フランスのオートルート、スイスのオートルート&アウトバーンときてドイツのアウトバーンに乗り移ったわけなので、アウトバーンでヨーロッパの自動車専用道の素晴らしさを初体験したわけではありません。そういう意味では後発のフランスのオートルートの方が道が新しくて綺麗だったため、むしろ印象はよかったと記憶しています。

だからアウトバーンに限らずヨーロッパの高速道路は・・・、という意味で印象的だったことが幾つかありました。

その1は、当時の日本の高速道路と比べると、特に追い越し車線のクルマの流れのスピードが圧倒的に速いこと。
その2は、日本と違って低速車線や走行車線から追い越し車線のクルマを抜いていくといった行為を一度も見なかったこと。
その3は、走行車線から追い越し車線に出て追い越しを完了したクルマが走行車線に戻る際、多くの場合はウインカーを点けないこと。
その4は、ずっと高速を保ちたいクルマは走行車線に戻らず追い越し車線を走り続けるのですが、前に遅いクルマがいてもパッシングライトを点滅させて威嚇するというのは稀で、大抵はせいぜい追い越し車線側のウインカーを点けたまま走り続けるといった示威行為で済ませていたこと。
その5は、フランスのオートルートとイタリアのアウトストラーダが有料であるのを除けば、当時、西ヨーロッパの他の国の高速道路は基本的に無料だったこと。しかも有料のオートルートも日本の東名あたりと比べると、距離当たりの料金は1/3程度にすぎなかったこと。

その1については説明するまでもないでしょう。速度制限ナシを標榜するアウトバーンはもちろんのこと、一応130km/hの制限速度があるフランスのオートルートでも、2.7リッターV6+3段ATで前輪を駆動しながら追い越し車線を走るルノー30TSのメーターは、苦もなく160km/h以上を指していました。それでまったく危険な印象を持たなかったのは、ヨーロッパの高速道路も今よりクルマの台数が少なかったことも、かなり効いていたと思います。

もちろんドイツのアウトバーンは乗用車で走る場合、今でも原則「速度制限ナシ」ですが、それはあくまで原則であって、大都市周辺のクルマが込みやすい場所やカーブが多くて危険な場所、あるいは森林が枯れるの防ぐべき場所などでは130、110、100といった標識が立っていて、速度制限があることを示しています。10年ほど前に速度無制限区間はすでに30%程度しかないと聞いたことがあるので、今ではもっと少なくなっているに違いありません。

その2については、例えばアウトバーンでは遅い車線から速い車線のクルマを追い越したのが発覚するとかなりの減点と罰金が科せられるほどで、あちらでは絶対にやってはいけない行為と認知されています。なぜなら、速い車線からの追い越しだけが認められている道では、ドライバーはそちら側から追い越してくるクルマのことだけを気にして走ればいいため、両側からの追い越しが可能な道路とは比べものにならないほど安全性が高まるからです。

とはいえ近年、アウトバーンでもクルマが増えたため、大都市の周辺などでは走行車線の流れの方が追い越し車線のそれより速くなってしまうといったことが発生しているのに時たま遭遇しますが、それはあくまで流れの仕業であって、走行車線側から故意に追い越しをするのは今でも御法度なのはいうまでもありません。

その3は、例えばアウトバーンの速度無制限区間を200km/hでクルージングするといった状況を別にして、ちょっと遅いクルマを追い越してまた走行車線に戻り、推奨速度の130km/hでクルージングに移るといった場合の話ですが、そういう追い越しでは走行車線に戻るのが「当たり前」なので、戻り側には敢えてウインカーを出さないわけです。

ただし、後ろから凄く速いクルマが迫ってきたので急に走行車線に戻りますよ、といった場合には、自分が追い越したクルマに「急に入ってスミマセン!」の意思表示のために、ウインカーを点けているのを目撃することもあります。いずれにせよ、走行車線から追い越し車線に出るときには左側のウインカーを100%点けて、明確にその意思表示をしているのはいうまでもありません。日本の高速道路ではしばしば目にするような、ウインカーもろくに点けずに右に左に車線変更するヤカラがいたら、ドイツでは即刻警察に通報されてしまうようです。

その4は文字どおり書いたとおりですが、日本の高速道路と違って、スローペースで追い越し車線に居座り続けるクルマがほとんど皆無なことも、さほどパッシングを必要としない大きな理由になっていると思います。

その5に関しては、ドイツのアウトバーンも近年、乗用車は無料だけれど大型トラックは有料という風に、状況が少しずつ変わりつつあるようです。どこの国も財政は苦しい、ということなんでしょうね。それとフランスとイタリア以外にスペインにも有料の高速道路があるのは、ヨーロッパをクルマで旅しようという人は記憶しておいた方がいいでしょう。

最後に話をアウディTTSに戻すと、オープンにしたTTSロードスターのウインドストッパーを立てて、南ドイツの初夏の陽光を浴びながら速度無制限区間のアウトバーンを180~200km/hでクルージングするのは、ドイツを走る悦びを存分に味わえたひとときだったといっていいでしょう。
Posted at 2008/05/11 21:11:24 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
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「『CG classic』Vol.09、カルロ・アバルトの走る芸術品。 http://cvw.jp/b/378570/47557298/
何シテル?   02/27 19:25
今からおよそ7年前、つまり2017年の誕生日にいわゆるひとつの“古希”を迎えちゃいましてね、したがって今年2024年の4月22日で77歳になるわけですな。ガキの...
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