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吉田 匠のブログ一覧

2011年02月28日 イイね!

356Bスーパー、現状報告。



1962年ポルシェ356Bスーパーの “上品アウトロー” 化計画、ホイール、タイヤ、スポーツマフラーからなる大物3点のパーツがすべて欠品で手に入らないため、パッと見はスタンダードのままですが、実はそれでもディテールは少しずつ変化しています。

例えば上の写真で分かるのがドアミラー。もともと運転席側にしかなかったのを左右に装着、しかも356BにぴったりのデザインのTalbot製リプロの新品を奢っちゃいましてね、もちろん左右に。

ところが、助手席側も運転席側と同じ位置に取り付けたら、ほとんど見えないんですね、ミラーの大半がAピラーに隠れるは、ミラーの首振り角度が足りないわで。したがって、取り付け位置と角度は再検討の要あり、なのであります。



続いてはシートベルトでありまして、もともとこの356Bには2点式ベルトが着いていたんですが、僕はそれを3点式に替えました。

実をいうと、1967年に我が家の最初のファミリーカーとなったホンダN360を父親が買ったとき、当時メーカーオプションだったリクライニングシートと3点式ベルトを僕が選んでオプション装着させて以来40数年、ずっと3点式以上のシートベルトを装着してきたので、2点式では不安なんですね。

そこで今回も、去年まで乗っていたヒーリー・スプライト・マークⅡに装着したのと同じWolfsburg West製のクラシックな3点式ベルト、色もスプライトと同じグレーのを手に入れて、装着したのでした。



ただし、意外にも1964年スプライトにはショルダーベルトをマウントするアンカーが標準で備わっていたのですが、これも意外なことに356Bではそれが見当たりません。

かといってボディの余計な部分にボルト穴を開けたくはない、ということで目星をつけたのが、リアシートのバックレストマウントのボルトでした。このボルト、果たしてどれほどの強度があるのかちょっと不安ではありますが、ショルダーベルトをこのように奇麗に取り付けることができました。

そのために、まず人が座ることのなさそうなリアシートのバックレストを思い切って外してしまったのですが、その結果、左右で合計6㎏弱もの軽量化が果たせたのが、けっこう嬉しかったりして・・・。



一番下の写真は昨日、浜田山のMY&Cに持ち込んだ356Bスーパーを、たまたま隣にいた964ターボと一緒にカメラに収めたショットですが、今回は2つ、やや大きな作業をするためのワークショップ入りとなりました。

その作業が何なのか、その作業の結果がどうなったのかについては、後日また報告しましょう。
Posted at 2011/02/28 19:19:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年02月26日 イイね!

青山でPGO、房総でロータス。





昨日の金曜日は、午前11時から青山のブルーノート東京の裏にあるフレンチレストランにいってきました。といったって、昼前からフレンチを食しにいったわけではありません。

そこを舞台にして、フランスのPGO Automobilesという少量生産メーカーが造るスポーツカーの、日本導入のお披露目会があったからです。

写真がそのPGOの代表的モデル、その名もスピードスターⅡですが、車名からも分かるようにそのスタイリングはポルシェ356スピードスターのパクリ系であります。

同様にコクピットもスピードスター系のテイストを受け継いでいるのは、ダッシュボードのデザインを見れば一目瞭然だし、リアのエンジンフードのルーバーもまさに356風でありますね。

ところがこのPGOスピードスターⅡ、その中身はよくあるスピードスターレプリカのようなビートルのプラットフォームにVWの空冷フラット4リア置き、ではありません。

コンポジット素材(=FRP?)のボディを支えるシャシーは独自のチューブラーフレームで、そのリアミドシップに横置きされるエンジンは意外にもプジョーの2リッター直4NAとのこと。

ちなみにパワーは140psで、980㎏の車重を5段MT仕様の場合0-100㎞/hを7秒以下で加速し、最高速は215㎞/hに達すると公表されています。

しかもコクピットの写真から分かるように4段AT仕様もあり、右ハンドルを選ぶこともできます。

ボディはオープンが2種と、個性的なスタイルのクーペが1種、プライスは488.25~519.75万円。

輸入元である名古屋のオートリーゼンによれば、乗れるクルマがやってくるのは夏頃とのことなので、その時期にドライビングできたら、スポーツカー親爺のインプレッションをお届しましょう。



PGOの発表会が終わったらミニ・クラブマンでアクアラインの海ほたるに向かい、そこでエリーゼ、エヴォーラの2台のロータスと合流、今度はそのステアリングを握って房総半島を走ってきました。

写真はアクアライン近くの某漁港における2台のロータスのショットですが、こうしてみるとエヴォーラ、ワイドレンズで長さが強調されているとはいえ、けっこう大きいですね。

この2台のロータスに関しては、3月5日発売の自動車誌『Tipo』にリポートするので、興味のある方は覗いてみてください。
Posted at 2011/02/26 15:59:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2011年02月22日 イイね!

フェラーリに捧げるアバルト、予約済み台数の正解は・・・。



アバルト695トリブート・フェラーリ、世界限定1696台のうち日本市場への割り当て台数は150台ですが、果たしてこのうちの何台が現時点で売約済みか、というのが前回のブログのテーマでした。

なにせ569.5万円という立派なプライスの小型車ですから、予約状況はどうなっているのかと・・・。

そうしたら皆さんから、なんと20にも及ぶコメントをいただき、嬉しい限り。

なのでここで発表すると、皆さんの回答にも多かった「完売!」というのが、その正解であります。

『GENROQ』の編集スタッフがフィアットオートジャパンの広報に尋ねたら、150台すべて売約済みとの回答を得たとのことでした。

日本人のブランド好き、限定モノ好きが後押ししているのでしょうが、魅力的な商品にはそれなりのお金を費やす人、というか費やせる人が、けっこういるということでしょうね。

ただし、キャンセルが出ることもあり得るので、今からでも予約は受け付け可能、ということらしいので、どうですか、貴方も1台!
Posted at 2011/02/22 17:43:22 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2011年02月17日 イイね!

フェラーリに捧げるアバルトに乗った。



夜半まで降っていた雪が路肩に残っていた15日、フェラーリに捧げるフィアット500ベースの最速のアバルトに乗りました。

その名もアバルト695トリブート・フェラーリ、2月26日発売の『GENROQ』4月号のための試乗でした。

通常のアバルト500では135psの1.4リッターターボ4気筒を180psまでチューンしたエンジンに、シングルクラッチの5段2ペダルMTを組み合わせて前輪を駆動するクルマであります。



フェラーリのチャレンジストラダーレ、というよりはF430スクーデリアを彷彿とさせる真っ赤なボディにシルバーのストライプが粋なこのアバルト、その速さも刺激的ですが、もっと驚くのがその569.5万円という立派なプライス!

世界限定1696台で、そのなかの日本への割り当ては150台とのことですが、ではここで質問! その150台のうち現時点で何台の予約が入っているでしょうか?

正解を知っている業界関係者には遠慮していただき、皆さん、何台くらいの予約が入っているか予想して、軽い気持ちでコメントしてみてください・・・。
Posted at 2011/02/17 01:05:17 | コメント(21) | トラックバック(1) | 日記
2011年02月11日 イイね!

ミニ・クロスオーバーで箱根へ。



昨日、このクルマで箱根のワインディングロードをカッ飛んできました。そう、ミニ・クロスオーバーの4WDバージョン、クーパーS ALL4ですね、このモッコリした独特のプロフィールは。

その印象はどうだったのかというと、フロアの高いSUV的シャシーセッティングのわりには、ドライバーの意のままに走ってくれる、というところでしょうか、手短にまとめると。

とはいえ、そのドライビング感覚は車高の低いハッチバックやクラブマンとはかなり違っていて、名前は同じミニとはいえ別種の乗り物に乗っている印象ではありますが。

ところでこれも前日に続いて『CG』誌4月号の仕事だったのですが、『CG』といえば現在発売中の3月号、つまり創刊600号に 「Making of CG」 というDVDが付録として付いています。

そのなかの70年代部門に、僕も当時のスタッフ諸氏と出演して昔話を喋っているんですが、最近、同業ジャーナリストのKoboチャンから「アレ見ましたよ。面白かった!」とお褒めの言葉をもらいました。

なので皆さんも、もしも昔の『CG』話に興味があったら、あのDVD、ぜひ覗いてみてくださいな。

ところで今日は東京も雪。いつものクラブマン・クーパーの代わりにガレージに収まっているクロスオーバー・クーパーS ALL4を引っ張り出して、ちょっと雪のなかを走ってみようかな・・・。
Posted at 2011/02/11 12:39:32 | コメント(5) | トラックバック(1) | 日記
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「『CG classic』Vol.09、カルロ・アバルトの走る芸術品。 http://cvw.jp/b/378570/47557298/
何シテル?   02/27 19:25
今からおよそ7年前、つまり2017年の誕生日にいわゆるひとつの“古希”を迎えちゃいましてね、したがって今年2024年の4月22日で77歳になるわけですな。ガキの...
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