もともと1950年代生まれのロータス セヴンから派生したイギリスのスパルタンなスポーツカー、ケータハム セヴン。
そのラインナップにスズキの軽自動車用3気筒ターボエンジンを搭載したモデルが加わるという噂が、ついに現実のものになりました。
ケータハム カーズ ジャパンから12月1日、その日本仕様の車名とスペックとプライスが公表され、いよいよ予約開始となったのであります。
ヨーロッパ仕様のセヴン165、英国仕様のセヴン160に対して、日本仕様の車名はセヴン130。
オープン2シーターのボディスタイルは見慣れたスーパーセヴンのそれだけど、ボディサイズは通常のセヴンよりひと回り小さい3100×1470×1090㎜で、車重は乾燥重量でたった490㎏という!
エンジンは160が80ps/7000rpmにチューンしてあるのに対し、130は日本仕様64ps/5500rpmのままですが、スズキ製5段MTを介しての加速は0-100km/hが8.45秒というから、けっこう速いです。
問題のプライスは、装備の簡素な標準仕様で349万6500円(税込)と発表され、正直なところ期待したより高いし、軽自動車登録できるかどうかについても、現時点では公表されていません。
それはそれとして、4.5J×14の丸穴の開いたスチールホイールに155/65R14という細いタイヤを組み合わせたスリムな脚元や、スパルタンながら仕上げのよさそうなコクピットなどが魅力的。
こちらは同じく軽自動車サイズのオープン2座スポーツカー、ホンダS660だけれど、ミドエンジンレイアウトにフルカバーされたモダンなボディと、成り立ちはケータハム セヴンとまったく対照的。
こちらはスペックその他、現時点では不明で、たぶん乗り味もセヴンとまったく違うはずですが、いずれにせよ同カテゴリーに2つのスポーツカーの選択肢があるのは、好ましいことでありますね!
Posted at 2013/12/07 16:33:30 | |
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