SWファンだからこそ『ハン・ソロ』に対して厳しめに語る！

先週末、スターウォーズシリーズの最新作
『ハン・ソロ』を観てきました。


一般向けとしては若干弱い
“ハンソロ主役映画”という企画と

ファン層はハリソン・フォードじゃないと
ハン・ソロと認めてくれないという

企画段階での致命的欠点を抱えている映画で
スターウォーズファンの一人としては
観る前から“負け戦”を想定して鑑賞しましたが




結果としては“普通に面白いSF映画”でしたよ。


カーチェイスあり、アクションあり
そしてLOVEもあって適材適所で盛り上がり
『スターウォーズ？何それ？』って一般客でも楽しめるし

ガチ勢に対しても
スターウォーズ本編では小話的に語られる出来事を深掘りしてたり
過去作オマージュがあったりするし

何よりもスクリーンでミレニアムファルコンが大暴れするだけで
ファンにとっては最高のギフトだし、コレはコレで充分な仕上がりだ！







・・・まぁ、同じスピンオフ作品としては
ローグ・ワンの方が楽しめたのは間違いありませんがｗ





でもアレですよ。
この映画って、ドラゴンボールで例えると
“ハン・ソロ ＝ ベジータ”みたいな感じでしょ？


ベジータの過去を映画化して一般客が呼べるか？と言うと
『微妙だね』となって企画段階でポシャってもおかしくないワケですよ。



ベジータがナッパとどうやって知り合った？
とか
ビックバンアタックをどうやって習得した？
とか
サイヤ人王子がなぜフリーザの手下になった？
とか

一般客にとってはどうでもイイ話なワケです。



・・・アレ？
ソレはソレで面白そうな気がしないでもないけどｗ



まぁ、いずれにしても
巨額を掛けて実写映画化するような企画じゃない。


ソレができたのはひとえに“ディズニー”のおかげだし

（映画自体の内容がどうであれ）大ヒットした
“最後のジェダイ”のおかげなワケですが



それでもやっぱり『ハン・ソロ』の終盤で
予想外のキャラが登場してモヤッと終わるラストシーンは

次回スピンオフ作品『オビ・ワン』への布石なの？
スピンオフ作品で次回作に繋げるってアリなん？

・・・と、穿った感想が浮かんじゃいます。


テレビ放映最終回で完結させずに
劇場版に繋げる仮面ライダー作品なみにあざとくない？ディズニーさん？
・・・ってｗ




まぁ、今回の『ハン・ソロ』に関しては
アメリカ本国でも興行収入的にイマイチっぽいし
onimasaが行った劇場でも空席が目立つ状況だったので

このまま続編の話がポシャら無い事を祈ります！





・・・と、
スターウォーズ愛が溢れるからこそ厳しめ意見ばかり書いてますが



個人的には、大好きなスターウォーズを
世代が離れた息子ちゃんと共通の話題として語れる環境を
提供してくれてるディズニーには感謝しかないので

次の『スターウォーズ・エピソード9』では
巻き返して貰う事を祈ります。マジで。