
自転車のベル・・・
ネットで調べると
・自動車のクラクションに相当するもの。
・装着義務有り。付けてないと違反。
・「警笛鳴らせ」の道路標識がある場所では、ベルを鳴らさなければならない。
・危険を防止するためやむを得ない場合を除き、ベルを鳴らしてはならない。
そんなワケで、歩行者や他の自転車へ
『どけや!どけや!』とチリンチリン鳴らすのは
BMWからの借り物のクルマで煽り運転して
伝説の存在になった宮崎文夫相当になるので注意が必要な!
・・・というアイテムなんですが
『むやみに鳴らしちゃダメ』と『装着してないとダメ』
という矛盾のカタマリみたいな存在なんですよね。
ベルのカタチも野暮ったいし、
無駄をそぎ落として走行性能を追求してるロードバイク的には
『なんで装着しないといけないの?むしろ言葉で伝えた方が早いよね?』
と思いつつも、渋々取り付けるネガティブアイテムなワケですよ。
そんなベルにknogというメーカーが一石を投じた製品が有ります。
製品名:Oi
従来のベルにありがちなお椀型のデザインじゃなくて
ハンドルバーに一体化する細身・半円型のスタイリッシュなデザインは
知らない人が見たらベルだと気が付きません。
そんな素敵なベル Oiは
値段も素敵な感じでして、
使用頻度がほぼゼロに近い飾りみたいな存在なのに約2,500円。
他社のベルなら1,000円でお釣りがくるし
なんなら100円ショップでも買えちゃいますよ?
そんな、デザインにパラメーターを全振りしたような雰囲気漂うOi。
少し遅めの誕生日プレゼントって事で親父様がくれまして

早速、取り付けて使ってみましたが
ベルとしての基本機能も充分でして
まるで風鈴のような余韻が残る音色を発してくれます。
思わずマ・クベっぽく
“チーーーーーーン・・・・・・”
『いい音色だろ?』
と、鳴らして悦に入りたい衝動に駆られますが
路上でソレをしたら宮崎文夫の烙印を押されるので、よいこは鳴らしちゃダメだぞ?!
あと、名前がOiなので
『Oiどうしたんだい!?』
と、某なかやまきんに君調でベルに話しかけると
もれなく不審者扱いされるので注意が必要だぞ?!
(誰もやらない)
まぁ、なんにせよ
『このベルはイイ物だ』
と、再びマ・クベ調で言いたくなるレベルで良い音色がするベルなので
仮に路上でチーンと鳴らしても、周囲に与える不快感は少ないんじゃーないでしょうか。
かといって多用したらアレだけどねw
Posted at 2020/08/25 12:00:12 | |
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