この事故では(番組の作り方がそうなのだが)警察、司法が国民のために働いていないんだということが良く分かった。
なぜ事故が起こってしまったのか? 原因は白バイ警官のスピードの出し過ぎであったろうし、前方不注意もあっただろう。交差点の真ん中にバスが停車していたことも原因のひとつだろう。百歩譲ってバスが白バイの走行を妨げたことが一番の原因だったとしても、バスの運転手に『事故が起きて人が死んでもかまわない』といった悪意があっての行為ではなく、1年4ヶ月の実刑にならなくてはいけないほどの原因だとは思えない(そうだとしたら信号のない交差点ではいつまでも右折できなくなってしまう)。
では、なぜ証拠を捏造したり(ブレーキ痕は明らかにおかしい)、警察に不利な証言を無視してまでバスの運転手を有罪にしたのだろうか? これはあまり語られていないのだが、白バイ隊員の家族に退職金(遺族年金?)を払うためではなかろうか。やはり自ら事故を起こしたのと、事故に巻込まれて死んだのでは支払われる金額が異なってしまうということなないのか。それに、おそらく中央から出向してるであろう県警本部長のキャリアに傷を付けられないということもあるのかもしれない。
だとしたら余計に恐ろしいことだ。警察は独立採算の警備会社ではなく、我々の払う税金で運営されている組織だ。それがスポンサーである国民を守るためでなく、組織や身内を庇うようになってしまったのでは、その警察を誰が取り締まればいいのか? この事件について与党からも野党からも政治家の発言がないのも不思議だと感じる一因でもあるが・・・
Posted at 2008/12/03 12:16:08 | |
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