
ソアラについてちょっとしたクイズを。
我が愛車が生産された1989年、2代目ソアラは何台販売されたでしょうか?
答えは約2万6000台。つまり、ひと月あたり約2200台が売れた計算になります。内訳は、3ナンバーの3000CCモデルが7775台、5ナンバーの2000CCは1万8208台です。
2代目の販売期間は86年1月~91年4月。あいにく他の年のデータは持ち合わせていませんが、すでにこの年、販売に陰りが見られ始めていました。前年1月の初代シーマに続き、セルシオ、R32型スカイラインGT-Rという新世代の高額車が登場した、にぎやかな年でもありました。その翌年にはNSXも発売されています。
発売当初に最も売れる傾向を考えると、おそらく86~87年の販売台数はこの2、3倍にのぼるはずです。月販5000台を超えた月もあるやに聞いたことがあります。
カタログによると、2代目の価格(91年4月以降)は、最廉価モデルで2000CC・ノンターボのVX(MT)が237万2000円、私と同じ2000CC・ツインターボL(AT)が312万6000円、そして最上級である3000CCのリミテッド(AT)が416万3000円。リミテッドはシーマに取って代わられるまで、日本で最も高いモデルでした。
物価水準はさほど変わっていないとはいえ、多くの人にとって憧れの的だった2代目を、現在の同じ価格の車に当てはめるのは、ちょっと無理があるように思います。おそらく感覚的には、現行シーマ(630万~787万5000円)に匹敵するのではないでしょうか。そう考えると、2万6000台という数字、いかにすごいかが分かります。一部のバブルを恋しがる気持ち、分からないでもありません。
ここまで書き進めてちょっと気になったのは、直近の販売との比較。自販連のデータをみると、2009年の販売台数トップはいわずとしれたプリウスで、20万8876万台でした。これにはさすがにかないませんね。そこで近いところを探すと、レガシィが2万8260台(26位、前年比7・2%増)、マークXが2万4635台(30位、同36・4%減)でした。この両車を上回る車で高級車といえるのは、わずかにクラウン(4万216台で21位)のみ。
マークXがモデル末期だったとはいえ、ソアラの89年もピークを過ぎていたことを考え合わせると、4ドアセダンの売れ筋並みに売れ、ちまたを走っていた事実に、やはり驚かされます。
それが3代目への移行を機に急減し、4代目になってさらに急減し、ついには消滅してしまうとは…。まるで凋落著しい日本経済を象徴しているみたい。
そこで結論。「ソアラ復活こそ日本経済復活には欠かせない!」。んなわけありませんよねえ(むしろ逆か…)。
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2010/02/09 00:49:55