
ひと月あまり前、当ブログで1989年のソアラの販売台数について書きました。そのときは他の年のデータが手元になかったのですが、今日仕事で自販連の近くまで来たので、全ての年について調べてきました。ソアラをこよなく愛する皆様に、知識を深め、さらに愛を深めていただくべく、結果を余すところなく公表したいと思います。別に「貴重なデータだからありがたく思え」などと恩着せがましく言うつもりはありません。ただくれぐれも、「あいつは仕事をサボった」なんて言わないように!
さて、ニーマルが販売されたのは前にふれた通り、86年1月~91年4月。89年は2L(5ナンバー)と3L(3ナンバー)の合計が2万5983台だったので、発売間もない86~87年は2~3倍だろう、と私は推測しておりました。はたして当たっていたのでしょうか?みなさんもぜひ予想してみてください。
結果は以下の通り。
■普通乗用車(3ナンバー)+■小型自動車(5ナンバー)=■合計
●1986年=1万0839台+2万7714(OR2万8714)台=3万8553(3万9553)台
●1987年=4985台+2万5652(OR2万5562)台=3万0637(3万0547)台
●1988年=5888台+2万6361台=3万2249台
●1989年=7775台+1万8208台=2万5983台
●1990年=3634台+9618台=1万3252台
●1991年=2万5382台+1320台=2万6702台
ちなみにカッコ内は年鑑の誤植なのか、2通りの数字があり、どちらが正しいのか不明です。また、91年の普通乗用車には3代目が含まれています。というよりほとんど3代目でしょう。あと販売台数と書きましたが、正確には登録台数です。
いかがでしょう。私の予想ほどではないにせよ、86~88年は特に売れたことが分かります。特に初年度の3Lは何と1万台超え!89年の3Lが健闘しているのはマイナーチェンジの影響でしょうか?
月別の販売台数についてはすべてに目を通す余裕がありませんでした。ざっと見た範囲では、86年3月(2290台+3280台)と6月(1451台+4150台)が5000台を超えていました。他にもあったかもしれません。やはりすごい数ですね。
ついでに出血大サービスということで、初代の販売台数も掲載しておきます。初代の販売期間は81年2月~86年1月ですが、81年はメモるのを忘れてしまいました。初代のどのグレードが普通乗用車に区分されるのかはよく分かりません。
●1982年=9311台+1万4295台=2万3606台
●1983年=7483台+2万0831台=2万8314台
●1984年=4387台+2万1231台=2万5618台
●1985年=6482台+1万6392台=2万2874台
2代目の方が少し多く売れたんですね。ただ、認知度がない中で初代が勢いをつけ、2代目がそれに乗ったともいえそうです。
いずれにせよ、ソアラへの理解が深まり、立ち寄った甲斐がありました。ご覧になったみなさんもためになったでしょう?などと恩着せがましく言うつもりは毛頭ありません。
ただくれぐれも、「あいつ仕事サボりやがった」などと言わぬように!
Posted at 2010/03/29 21:45:28 | |
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