Dヘリオスのブログ一覧

奈良三重県境へ行った後、蟹が坂付近にて77,777km達成。
4月より、自動車通勤禁止の部署に移り、移動距離が伸びず。
70,000km達成より9カ月を要してしまいました。これからもよろしくお願いします、コルトん。

ご無沙汰しています。
コルトんを転がし転がし、奈良三重県境まで行ってきました、去る10月13日(土)の爽やかな秋晴れの中、伊賀市はオモン地蔵、山添村は法楽地蔵と、石仏を訪ねてまいりました。
県境を接する両自治体は、名にし負う「名阪国道」が東西を貫いており往来に便利です。
この４府県が県境を接する地域は、なだらかな丘陵地がポコポコ連なっていて我が家のある滋賀県東北部と異なった山村風景です。
それ故にかどうかは知れませんが、あちこちに石仏が点在しており、ヘリオスにとってはとても興味深い地域です。忍びの里、お茶の産地、ゴルフ場が多いという共通点があります。
その中でも山添村です。今回、石仏を訪ね４回目の来村となりました。
国道307号を南下し、県道4号で伊賀市へ突入。ここまで２時間。ちょっと寄り道しすぎたか？名阪国道上野東ICを降り、ウロウロして、伊賀市長田のオモン地蔵さん(お紋地蔵、写真)を訪ねました。

脇侍に小さなお地蔵を２体従えた、エラの張ったお地蔵さんで愛嬌があります。このお地蔵さま、国道163号から小川を隔てて10mほどの藪の中にいらっしゃるのですが、看板などがなく、地元のおばさまに道を聞いて漸く拝することができました。
山添村には大塩の法楽地蔵（写真）に会いに行きました。

ここまで幅2.2m制限のある奈良県道214号を抜けなければならず、コルトんをゆっくりと転がしました。
前回(５年前)は、石仏本で当たりをつけていながら出会えず、県道80号をＴｅｒｉｏｓでウロウロし、結局断念。一番覚しき場所になんと「山添村文化財指定　1338年室町時代初期 法楽地蔵立像　←磨崖仏 徒歩3分」という看板が立てかけられているではないですか!!。これはわかりやすい...ヤンケ。
看板に従い県道80号から茶畑へ下る道のどん突き(ここにも看板)を左に折れると、前回ウロウロとお地蔵さんを探した茶畑がありました。ここにもさらに看板があり、茶畑の南側の小さな山道を50mも行った岩の西面に法楽地蔵さまはおられました。
前回も下の茶畑からこの岩を眺めて「ここにいらっしゃるんちゃうんかな？」と思ってたヤン。
うれしさと少し悔しさが混じった感じでこの岩に彫られた法楽地蔵尊を拝しました。
イヤ、来て良かった、山添村です。
この後行った助命の地蔵磨崖仏、馬鳴菩薩像も「里の仏」の風情あり、真新しい榊が生けてあり、村人に大切にされているようでした。とてもよかったです。
この後、伊賀市に戻り、国道163号沿いの小さな崖に穿たれた中瀬磨崖仏を拝して、この地を去ったのでありました。