田中ミノルのワンメイクドライビングレッスンに参加してきました。
舞台は、富士スピードウェイのショート。
同時開催されたスイフトマイスター決定戦の独特の緊張感が漂い、いつにないガチな雰囲気の走行会だった!
さて、今回の成果だけど、自己ベストを更新できました。
夏に走ったときに比べて、気温が低かったこともあるけど、一番の理由は、やっぱりドラテク講習。
走行合間の2回の座学に加え、バスを使ってのサーキット上の講習があり、これが勉強になった。
柔らかい脚のバスでのサーキット走行は、荷重移動の体感には、ばっちり。
今までいろいろ受けた座学や、自分自身でもサーキットを走って、多少なりと、わかっていたつもりでいたけど、目から鱗が落ちるって、こんな感じなんだろう。
コーナリングの基本原則といえば、ストレート区間できっちりブレーキング。
ハンドルを切りはじめるくらいから、ブレーキ少しづつ緩めていく。
そして、クリップ付近で、向きが変わったら、アクセルペダルに足を移して、ジワジワと踏んでいく。
こんな感じかと思うけど、これは、あくまで平地での話。
下り坂や、登り坂では、ブレーキングの始めるタイミングや、終わらせるタイミングが少し違うらしい。
フロントに加重がかかっていると、クルマは、ターンインしやすい。
フロントに荷重を載せるためには、踏み込んでいたアクセルを戻すか、ブレーキを踏み、残すか。
下り坂の場合、もともと、フロント加重気味なのでコーンリング中もブレーキを残すと、オーバーステア気味になる。
なので、コーナー手前から早めに緩いブレーキを入れ、向きを早めにかえ、コーンリング中はほとんどブレーキを残さない。
これが1コーナーの攻め方。
逆に、登り坂は、当然、荷重がリアにいきやすい。
フロント加重にするためはブレーキを残したいが、平地と同じようにやると、登り坂なので、クリップにつく前に失速してしまう。
どうするか。
ブレーキングを開始するタイミングを遅らせる。直前までアクセルを入れておき、ハンドルに少し舵角を入れてから、ブレーキング。
それも平地と同じようにガッツんと踏む必要はなく、じわっと踏み、曲がるためになるべく長く、クリップまでもつように踏む。
これが最終コーナーの攻略法。
この点を、取り込んで徐々にペースをあげて行った結果、最後の走行枠で、
自己ベスト40.181を出せました。
7月30日のDMSでのベストが、
41.933だったので、効果ありですね。
でも、まだまだ、周りと比べると、遅い(; ̄O ̄)
なぜだ??
家に戻ってから、GPSロガーを解析。
今回、ファイナリストに選ばれた、ミューさんに予選時に、ログを取らせていただいたので、比較してみた。
すると、ヘアピン(3コーナー)のライン取りに大きな差が。。。(^_^;)
ミドル→イン→アウトで、きっちりクリップにつけているミューさんに比べ、自分は、イン→インでいった結果、回りきれず、大きくアウトに膨らんでしまっている。
結果、自分はこのコーナーで完全に失速。ボトムスピードだけで、10km以上、差がついていました。
ここで開いたスピードの差は、大きく、ほぼ最終コーナ入口まで、埋めることができず。
この区間だけで、2.5秒のロス。
このヘアピンの攻め方を修正するためには、手前の2コーナーのアプローチから見直す必要がありそうですが、次回への課題が見つかったので、よかった(^O^)/
さて、いよいよフロントタイヤが終わりそう。
次回のDMS、もつかな。
まいったぜ(; ̄O ̄)
Posted at 2011/11/08 20:24:33 | |
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サーキット! | 日記