DIYエンジンオーバーホールに挑戦！（その１３）

コンロッド加工待ちの状態ですが、先にシリンダーヘッドを組み立ててみました。
エンジンをバラしたときの状態と比べるとずいぶんキレイになりました(^_^)

シリンダーブロックを組み立てる前にすり合わせが終わったバルブにちゃんと当たりが付いているかを確認するため、燃焼室に灯油をためてみました。
一晩とまでは行きませんが、それなりの時間ほったらかしにしておいたのですが吸気・排気のポートに浸み出してくる様子はなかったので、ちゃんと当たりが付いていることにします・・・(^-^;

光明丹でも確認しようと思ったのですが、使い方がよくわかっていないので使いこなせず当たりが付いているのか確認できませんでした・・・(>_<)

ステムシールはすべて新品に取り替えました。
吸排気それぞれでステムシールの色が違うので確認しながらの作業しました。

シリンダーヘッドの組み立ての中で一番苦労したのはバルブの組み付けでした。
使い慣れない工具とコッターがうまくはまらず苦労というよりイライラしてきます・・・(^_^;;;
ただ、いくつか組み付けてるうちに先輩がコツをつかんだのでそこからは比較的スムーズにできました(^_^)

コッターはむちゃくちゃ小さい部品なので、落としてしまうと探すのに苦労することがあります(^-^;;
今回は小さいドライバーを駆使して組み付けましたが、細目のピンセットがあると楽に組めるかもしれません・・・

すべてのバルブを組み付けた後、カムシャフトとロッカーアームを組み付けます。
ロッカーアームのOリングとカムシャフトのオイルシールも新品に交換しておきました。ロッカーアームの組み付けには一部液体ガスケットを使うところがありましたが、ちゃんと塗布できているのか若干不安です(^-^;

ロッカーアームのボルトは対角線の順番で少しずつ締めていき、最後はトルクレンチを使って規定トルクで締めておきました。

エンジンを組み立ててしまうと２度と見ることはないと思われるので、燃焼室を写真に撮っておきました（笑）
ここもバラした直後と比べるとずいぶんキレイになりました(^-^)

これでシリンダーヘッド部分はとりあえず形になったので、コンロッドの加工終了が待ちどおしいです・・・
コンロッドの納期が不明なので間に合うかどうか分かりませんが、一応、５月下旬にオートポリスで開催されるABCミーティングの参加を目標にしています・・・(^_^;

（つづく）