Ｍｏｔｏ２、スペイン選手権で具体策

２０１１年にＧＰ２５０ｃｃクラスに取って代わる　Ｍｏｔｏ２　クラス。

ＳＢＫを統括する　ＦＧＳＰＯＲＴ　は、ＤＯＲＮＡが画策するこの新たなクラスに不快感を示しており、ＷＳＳとの棲み分けをすべく、Ｍｏｔｏ２クラスをワンメイクエンジンにしようとしている。

しかし、スペイン選手権（ＣＥＶ）ではすでにＭｏｔｏ２マシンが造られ走っており、早くもＳＴＫ１０００クラスより良いラップタイムをマークしているようだ。

問題はこれらのパワーユニットで、ＹＡＭＡＨＡやＨＯＮＤＡのエンジンを使用し、好感触を得ている点だ。ＭｏｔｏＧＰのＭｏｔｏ２クラスはまだエンジンの選定もできておらず、興味はあるが、具体的な動きが取れないのがコンストラクターの現状だ。

煩わしいしがらみに惑わされず、自由にマシンを創作しているスペイン選手権のＭｏｔｏ２クラスの方が活性化しているのは面白い話だ。