カルロス.のブログ一覧

ＹＡＭＡＨＡのトロイ・コーサーが来季新たにＳＢＫへフル参戦する　BMW MOTORRAD’S WSBK DREAM TEAM 　と２年契約を結んだようだ。これですでに公表されている、ルーベン・ザウスと共に、ＢＭＷのライナップが決定した。

トロイ・コーサーはオーストラリア出身の３６歳。１９９６年はＤＵＣＡＴＩで、２００５年はＳＵＺＵＫＩでＳＢＫのチャンピオンを奪取している。彼のレースキャリアは、様々なメーカーと契約している。ＤＵＣＡＴＩ、Foggy Petronas、ａｐｒｉｌｉａ、ＳＵＺＵＫＩ、ＹＡＭＡＨＡ、そしてＢＭＷ。

ファクトリーチームや、それに准ずるチームとのパートナーシップが、コーサーの実力を雄弁に物語っている。

惜しくもＭｏｔｏＧＰ参戦の夢が絶たれたらしい　ベン・スピーズ　。

現在欧州ではスピーズのイタリア・ヤマハ入りが噂されていると云う。絶対エースの芳賀が抜けたイタリア・ヤマハでは、ライダーの選出が行われており、同じくＭｏｔｏＧＰ参戦の可能性が無くなった、シルバン・ギュントーリと共に、イタリア・ヤマハのトライアウトに参加するようだ。

しかし一時はワークススズキ入り確実と見られていたスピーズだが、噂の先行により現行ライダーが奮起、見事スズキのライダー選考から脱落してしまった。


先のインディー参戦がＭｏｔｏＧＰのトライアウトとされていたが、不意のドニントンや、ラグナ参戦で、本命のインディーの前で結果が着いてしまったのは、何とも言いようのない気分だろう。

スズキＭｏｔｏＧＰチーム代表、ポール・デニングの　『スピーズの優先権は我々にある』　としたライバルチームへの牽制コメントが、今となっては何とも痛々しい。

　Hannspree Ten Kate Honda　のジョナサン・レイは、このチームとの３年契約にサインし、来季ＳＢＫクラスに昇格することで合意した。

レイは現在、ＷＳＳクラスにおいて、チームメイトであるアンドリュー・ピットに次ぐランキング２位に位置し、ポイント差は残り２戦で僅かに１１pt。

来季テンカーテは、今季ＳＢＫに参戦している元ＷＳＳ王者、ケナン・ソフォーグルをＷＳＳに戻し、アンドリュー・ピットと２台体制。

ＳＢＫは、清成、チェカ、レイの３台体制になる見込みだ。

今週末に迫った　日本ＧＰ　モテギ戦　だが、決勝翌日に行われる予定の合同テストでは、ヴァレンティーノ・ロッシが２００９年型の　ＹＺＲ－Ｍ１をテストする予定だと云う。

モテギの翌週にはオーストラリアＧＰが控えているが、月曜、新型をテストし、当日の夜にはオーストラリアへと旅立つ慌ただしさだ。

暫定仕様の新型の、ファーストインプレッションをいち早く開発陣に伝える為だと云う。




画像は昨年、モテギ戦の翌日に０８年型をテストした時のショットだ。

ジャンルカ・モンティロン率いる　ＪｉＲ　が来季参戦が暗礁に乗り上げていると云う。

来季ＨＯＮＤＡは、６台から７台の　ＲＣ２１２Ｖ　を走らせる用意があると云われているが、その内の６台がすでに事実上確定している。

レプソル、グレシーニ、ＬＣＲ、スコット。

ＪｉＲは残り１台を確保する為、ＨＯＮＤＡと交渉していたようだが、この交渉が不調に終ったようだ。詳細は明らかになっていないものの、資金的なメドがつかなかったのが原因のよう。モンティロンは新たな活動先として、ＳＢＫも視野に入れていると云う。来季６年ぶりのファクトリー参戦を開始するアプリリアがそれで、パートナーシップを結ぶのでは？、と云われているそうだ。


しかしどうもモンティロンの　“立ち位置”　がよく分からない。チーム・スコットとのコラボレーションも、ＪｉＲが何をやっていたのかよく分からなかったし、ＪｉＲ自体を存続させる為の延命措置だったように感じた。しかし今、スコットとのマシン争奪戦に破れ、資金的な裏付けも無い現状では、存在が風前の灯だ。