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中国メーカーのロンシン。彼らのＧＰ１２５ｃｃクラスの参戦を請け負っている、イタリア　ボローニャに本拠地を置く　エンジン・エンジニアリング　社。

来季から事実上施行される新カテゴリー　Ｍｏｔｏ２　クラスにシャシサプライヤーとして挑戦する予定なようだ。

ＤＵＣＡＴＩの鋼管トレリスフレームにも似たその骨格は、スケッチ段階ながら概要を公表した。

元ＧＰライダーの　ジェレミー・マクウイリアムス　がＩＤＭ　（ドイツ国内選手権）　のスーパーバイククラスに参戦する。

マシンはＫＴＭの　ＲＣ８Ｒ　。アクラポヴィッチのエキゾーストを装備し、専用デカールで化装された限定モデルのプロモーション目的のようだ。

マクウイリアムスは、ＩＤＭのホッケンハイムリンク、アッセン、の両ラウンドに参戦する。

画像がその限定版　ＫＴＭ　ＲＣ８Ｒ　リミテッド・エディション・レプリカだ。

来季に向け、ＭｏｔｏＧＰクラスのシー争いは活性化されてはいるが、今なお混沌としている。

ヴァレは来季中の契約がＹＡＭＡＨＡと残っており安泰。ヴァレのモチベーションとＹＡＭＡＨＡの経営環境が許すなら、更なる契約更新も可能だろう。チームメイトのホルヘは、ＨＯＮＤＡへの移籍をチラつかせた契約交渉は失敗に終わった模様だ。

ＹＡＭＡＨＡの考えは一貫しており、ホルヘ争奪のゲームには参加しないし、契約金吊り上げの誘いにも一切乗らない姿勢を崩してはいない。ホルヘサイドは現実問題、ＹＡＭＡＨＡのパッケージがベストとしていて、ヴァレのセカンドに甘んじる現状を渋々ながら受け入れる見込みのようだ。

レプソル・ホンダのダニ、アンドレアのラインナップは堅持。ダニはマシンが完調でないながらも右肩上がり調子を上げているし、アンドレアはＨＲＣの失いかけた信頼感をドニントンで一掃させた。

マールボロ・ドゥカティとケーシーの信頼関係は強固だ。苦戦を続けながらもニッキーは来季もイタリア製バイクに跨る。理由は彼の代わりになろうという寛大な考えを持つライダーが居ないからだし、昨季のメランドリのような失態は演じたくないのだろう。これはドゥカティ陣営が強くそう思っているかもしれない。相変わらずドゥカティのＧＰマシンは元ＭｏｔｏＧＰチャンピオンのオージーライダー以外には手強い相手だ。

テック３のコーリンはほぼ契約更新。しかしこれもＹＡＭＡＨＡが強力にプッシュしているＳＢＫのニュースター、ベン・スピースの動向にその存在価値が左右されるようだ。ちなみにコーリンはＳＢＫアプリリアからの誘いを断った。トーズランドは尚もその去就は不安定のまま。当然自身はＭｏｔｏＧＰに留まる意向だが、パフォーマンスがそれに見合っていない。光明はＢＢＣのＭｏｔｏＧＰ中継契約が更新された事だろう。ＢＢＣは自国のライダーを応援したいだろうから、トーズランドはプロモーションに最適で推される。ＤＯＲＮＡの政治的策略が働くかもしれない。テック３は先日トレーニング中に足首を骨折したド・ピュニエとも交渉を行っているようだ。テック３はフランスのチームだし、ド・ピュニエはフランス人だ。個人的にはこれは無いと思う。

ミカ・カリオはプラマックとの関係を更新する模様。２０１１年にはオフィシャルチームへの昇格もオプションとしてあるようだ。カネパはＳＢＫか？。プラマックはエリアス、ヴァーミューレン、デ・アンジェリスとも交渉。エリアスは元鞘だが、２００８年後半の経緯は必ずしも良好ではなかった。

チーム・アスパーはアルヴァロ・バウティスタが第一希望。バウティスタがこれを断った場合、トニ・エリアスにチャンスが回ってくるようだ。

グレシーニ・ホンダはシモンチェッリが契約済み。メランドリとの交渉もかたち上のもののような印象で、こちらは当確だろう。

ＳＵＺＵＫＩはカピとの更新が濃厚。チームメイトはスピースか？、バウティスタ？。こちらは交渉しだいで、ＡＭＡの３連覇ライダーと人気スペイン人ライダーの交渉が決裂すればヴァーミューレンが残留となりそうだ。もしそうなったらＳＵＺＵＫＩのライダー選定は保守的過ぎはしないか？。

高橋裕紀を放出したチーム・スコットはタルマクシを継続起用。理由は当然　”金”　だ。

現ＧＰ２５０ｃｃクラスチヤンピオンシップリーダー　青山博一　はチームが見つからない様子。ド・ピュニエの動向しだいではＬＣＲ入りの可能性も若干ではあるが残されている。極東ライダー起用の場合、ＬＣＲがチーム・スコットの二の舞を踏む可能性が懸念されるのだが。ＳＵＺＵＫＩとの交渉も噂されたエクトール・バルベラもシートが無い。パトロンがついているにも関わらずだ。適性が評価されていないのか？。