こんばんは。
9/14 (土) に トヨタ自動車主催の「ワクドキ!サーキットを走ろう! in AUTOPOLIS 」に参加しました。
---
7:30から受付 (オートポリスの開門が7:00) でしたので、前日は早く寝て、朝4:00に起床、4:30頃に出発しました。(前の日は22:00には寝るつもりが23:00を過ぎてました。それに加えて、興奮していたのか1時間おきに目が覚めてしまい…。おかげで当日1日眠かったですね~。)
途中、日の出とともにコンビニへ立ち寄り朝食を取りつつ、6:40頃に到着。メインゲートへ向かう。
ゲートの前には、今回のイベントの参加者に加えて、バイクのフリー走行をされる方のハイエースがずらりと並んでいました。
7時になりゲートオープン。そこで500円を払っていよいよ入場。中に入るのは初めてです。
向かう先はメインコントロールタワー横の広場。(Aパドック) 時間が経つにつれて参加者の車がどんどん集まってきました。
WISH、LS600h、IS250、シエンタ、プリウス G's 、86、スプリンターカリブ、コペン、スイフトスポーツ、NSX、ランエボ、レガシィ…などなど、参加される方の車は多種多様で様々。(WISH は私以外にももう一方。初代前期のノーマル…みたいでしたが。)
参加者さんの車の中で私個人が注目したのはこの車でしたね。
100台限定の IQ
まさに GAZOO Racing の中から生まれた車が参加していたのにはびっくりしました。
また、スタッフなどイベントで使用する車は、
IS-F 3台
IS 350
IS 300h
86 Racing (会場に来たのは GAZOO Racing デザイン)
86 7台
でした。
---
今回は集まりが良かったらしく受付も早めに開始されました。
まず最初に、今回のスケジュールは…
・座学 ~ 走行の基礎知識 ~
・実技① (レイクサイドコース)ドライビングポジション、ブレーキング、スラロームなど。
・実技② (レイクサイドコース)サーキット先導走行1
・昼食
・実技③(メインコース)サーキット先導走行2
・実技④(レイクサイドコース)インストラクター走行車両同乗体験、86 試乗会など。
で進められました。
---
まずは、座学。
といっても、期待していた(想像していた)内容とは違って、ちょっと薄かったかな~。ほぼオートポリスを走る上での注意点やコースの紹介がほとんど。なにか走るためのことを学ぶというよりは、今日1日走るためのオリエンテーション的な内容が多かったです。時間の制約があるからですかね~。
(トラブルがあったら、左に、芝によけてください…とか、オートポリスは他のコースとは違い左側にでてコースインしますとか、レークサイドコースには少し高いバンプや縁石がありますから注意してください…などなど。)
また、今回の講師の方々は、
(たぶん合っていると思いますが、左から)
井口 卓人さん (GAZOO Racing ドライバー)
菅 一乗さん
江口 慎也さん
のお三方でした。
---
座学が終わり、いよいよ実技に移ります。
イベント内での識別のためにゼッケンを付けました。サーキットを走るのももちろん初めてですが、ゼッケンなんて付けるのも始めてでしたね。(サーキット先導走行時に参加者自体が他の参加者を認識するための(スムーズなローテーションを行うための識別を兼ねていましたのでので、ドアとか左右で無くて、前後に貼り付けでした。)
A、B、Cグループと3つにグループ分けされて私は、A グループでした。A グループは主に始めて参加、サーキット未経験者、スポーツカーではないグループ。(私は全部に当てはまるのでここです。)
最初にスラロームを体験。
グループごとに体験するのですが、時間がかかるので1台あたり2回走りました。
1回目は素人ですし、出しゃばるのも何だからふつー大回りな感じで走ってみました。
「いい感じです。その調子で走ってください。」とコメントもいただきました。
ふむ。でもギリギリを走るのがスラロームの醍醐味?…と思って聞いてみたら、
「そうですね、できるだけ寄せるのがポイントです。」と言っていただけたので、
2回目は我流で。
できるだけ速いスピードでギリギリを通り抜けてみましたが…
「ハンドルさばきがぎゅっぎゅっって切り返されていて、スムーズでは無いのでそこを注意してください。」とのコメント。
ふむ。ふかしてブレーキ、ふかしてブレーキ…と、アクセルワークがある意味バラバラで、ハンドルを切るたびにぐいっっと回してまたぐいっと切り返していたので、車の挙動がめちゃくちゃだったんだろうな~。最初にやったスムーズなハンドルさばきで、高速に抜けるのにはやはり訓練が必要なんだな~って思いました。
そうなるとスムーズで高速なスラロームは意外に難しいと感じました。
次はフルブレーキングを体験。(これも1台3回ぐらい。)
アクセルのベタ踏みと、パイロンの印を通り過ぎたときに踏むフルブレーキで、車の挙動と、ABS の動作を体験し、乗っている車の限界を知る…のが趣旨。
AT4速である私の WISH は、ベタ踏みをするとスタートからおそらく最後までずっと1速で走行。5千回転ぐらいになって、パイロンでブレーキ…。という具合でしょうか。
ここで思ったこと、感じたことは、
・ミニバンである WISH は当然でしょうが、加速が思ったほどない。(スピードがジワッと上がる。)
・ABS はどうやら効いているようだ。また、それなりの距離できちんと止まる。
ってことでしょうか。
ただ、止まり始めると、踏み込みが甘くなる…ような気がするので奥までちゃんと踏めるかは今後の課題…というか、ドライビングポジションの調整を確実にする、というところでしょうか。
次は質問コーナー。
私はレーシングカーにはエアコンがないと思うが、暑さ対策はどうなっているのかをl聞いてみました。
最近は、エアコンが無いとレギュレーションに通らないのが多いとか、暑い地域では夜にレースを行うとか、言った話がありました。
また、他の方の質問に車酔いをさせない運転、優しい運転はどうしたらよいかといった質問があったのですが、運転には思いやりがあれば、自然とスムーズで丁寧な運転になってそれが安全につながる…みたいな回答がありました。プロでも難しい。そんな回答だったような気がします。優しい運転って最近はあんまり考えたことが無かったですもんね~。基本こそが難しいんだって思いました。
さて、このあとはレイクサイドコースのサーキット先導走行。
参加者が交代でプロの走行車両の後ろに着けるのですが、やっぱりプロのコース取りはキレイですよ。アウトインアウトがきちんとされていて。そして迷いがないとでもいうのか…。なかなかこういった機会はないので参考になりました。
昼食を取ってからは、本日のメインイベント!?
メインコースのサーキット先導走行です!
メインコースについてはちょうどいい動画を見つけましたので、気になる方はこちらを参考にしてください。
最初はパドック前に、全車並んで…。シグナルが青になったら、コースイン。いよいよ初のサーキット走行にワクワクです。
1~11番までが A グループで、先導する IS-F に順番について行きます。
1周終わるごとに、1番の人がホームストレートでいったん左によけて一番最後の11番の後ろへ。以後は、2番の人が1番の後ろへ…と順番に後ろに付き直すことで6番目で自分が IS-F の後ろに付く番。プロの走りを後ろから感じることができます。
ここでも、本当にきれいなライン取り。大変参考になりました。
最後は、プロの運転に同乗と、試乗。
プロの運転の同乗は私としては今回が2回目(1回目は2010年に熊本市内行われたトヨタのイベント『
ドライブ王国』内のイベントで体験。)なのですが、やっぱりすごいですよ。速いし。レークサイドコース1周が、あっという間でした。
また、試乗体験は
以前 86 に試乗したことはあるので、今回は
IS 350、IS300hを試乗しました。
やっぱりね、いいですよ、2台とも。ノーマルとはいえ、足はしなやか、音は静か。(特に IS300h ) 加速も良好。なかなか乗れる車ではないので、これも貴重な体験でした。
最後に、修了証とステッカーなどの記念品をいただき本日のイベントは終了。
今回のイベントで全体的に感じたことは、最初は、先導走行はつまらないのでは?とか思っていたのですが、そんなことはなくて、いろいろと勉強になることも多くて、楽しかった、楽しめたことです。
またなにか機会があったら、サーキットを走ってみたいですね。
最後にインストラクター走行車両同乗体験のワンシーンから、井口選手のドリフトでお別れです。(デジカメの動画機能で撮ったものなので、画質が荒いですがご勘弁を…。)