目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
2012年 年末に購入したマフラー
装着には、このままでも特に問題なさそうですが、装着までにはまだ時間があるのと、今度のマフラーは装着したらWISH とお別れするまできっと外すことはないと思いましたので、はずれている今のうちにできるだけのことはやろうと思い、作業を開始しました。
外で作業をすればよかったのですが、外は冬で寒いし、作業をした時間が深夜でしたので段ボールもしくは新聞紙などを敷いて部屋の中で作業しました。サビを削った削りかすや、作業時に使用したケミカル類がたれたり、ひっついたりするためです。
写真1は、着荷時点の状態。タイコの排気(後方)が少し焼けています。また、ステーの部分とガスケットやメインパイプの接続の部分にサビが付着しています。
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タイコの部分やパイプの部分には、アスファルトらしきものが付着していました。
これは、意外にもラベルはがしや水アカハンターでキレイに取ることができます。
ラベルはがしを吹き付けしばらく待って拭きとる…を繰り返したり、水アカハンターを塗ってこするといった具合です。
そのあと、タイコの部分やパイプの部分の磨きには、以前別のマフラーを磨いたときにご紹介したピカールを適量つけて磨きます。
今回は紙やすりを当てて表面を削る時に使用するスポンジにラップを巻いて軽い力でピカールの色がグレーに変わるぐらいまでこすりました。
本来はいらないタオルなどにつけてこするのですが、知り合いから、『タオルだとどんどんしみこんで効率が悪い(消費する)ので、ラップを巻いたもので軽くこするといいですよ』との情報を入手。言われるがまま作業を行ってみました。
ラップはすぐには破れないのですが、続けているとやはり破れます。3重ぐらい巻いてにしておくと破れながらではありますが、結構広い面を作業することができました。
そうやってこすっていくうちにピカールの乳白色がグレーになっていきます。全体的にグレーになったら、そこでストップし、いらないタオルで拭き取りました。
タオルは2つ~3つほど準備して最初にぬぐう用と2回目ぬぐう用…といった具合に分けて拭き取ってゆきます。
表面が曇っているな~と感じたときはふき取りがきちんとできていないときです。
2つめのタオルなどでぬぐってみてください。
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この部分のサビは150番ぐらいの紙やすりでもよかったのですが、今回購入してみたサビ取り消しゴムを使用してみました。
使用した感じでは与える傷も少なく結構きれいにさびが落ちてゆきます。ゴムなのですり減っていきますが、逆を言えば、曲面にはそれなりに削れて適用していく感じです。
サビ取り消しゴムだけでも結構いけますが、作業効率的に見ると、少しひどいサビを紙やすりで取って、つぎにサビ取り消しゴムをかけていくようににすれば、結構楽に、そしてキレイにとれていきます。
※写真では、パイプに削りかすが進入しないよう、とりあえずクイックルワイパーハンディを突っ込んでます。(笑)
サビ取りに関してはステーの部分も同じような感じで作業を進めてゆきます。
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写真3のような作業を行ったあとは、ラストップキットのサビ取り液でとれなかった細かいサビと化学反応をさせて取ります。
たれないぎりぎりぐらい(もしくはすこしたれるぐらい)の量を塗り込んで、5分から10分ほど待ちます。(待ち時間の間に、ピカール作業をやってました。)
ちなみに、写真4は比較のために左側はサビ取り消しゴムだけでさびを落としています。右側はあえて何もせずに、サビ取り液を塗りました。
10分後の結果はというと…
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こんな感じで、サビ取り液単独でもサビかた次第では、そこそこさびが落ちます。
ということは、ここもいったん紙やすりか、サビ取り消しゴムである程度サビを取って、このサビ取り液を塗れば作業効率的にも効果が期待できそうです。
また、サビ取り液を塗ったところを歯ブラシでブラッシングしてもそこそこ落ちます。
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そのような感じで作業を進めると、ガスケット取り付け部はこのくらいきれいになりました!
この部分の裏側にもさびがあったのですが、細かい部分が多く、紙やすりが入りにくい部分が多かったので、紙やすりが当たるところだけ取って、あとはサビ取り液で対処しました。
(ちょっとひどかったので、ドリルの先に研磨用のものを取り付けて削ることも考えましたが、深夜でしたのでそこはあきらめました。)
それでも、着荷時よりはだいぶきれいになってます。
サビ取り液で処理した部分はいらないタオルなどで拭き取り、水洗いできるところは水洗い。水洗いが難しいところは拭き取ったあと水拭きを行いました。
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あとはまた同じところがさびないよう、ラストップキットのさび防止オイルを薄く塗ったら…
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作業は終了です!
同じような作業を行われる場合は、付属の説明文をよく読み、あくまで自己責任でお願いします。
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