
さて 前回の予備検までの準備も終わり、22日に車検場へ行ってきました。
そもそも新規で登録しようと思ったのは
バードケージのままで正規に登録すること
また、現在の諸元表はウインドーもついてスペアータイヤも付いているときの諸元表で現行の諸元表にしたい為でした
希望ナンバー抽選受付証
陸運局到着後、積車から下ろしまずは陸運局構内にあるテストセンターへ
陸運局の検査ラインでは合,否のみで調整は出来ない為
前もってテストセンターにて検査に受かるように調整をします
その内容は ヘットライトの調整
サイドスリップ(トーイン)調整
40km/h時のメーターの誤差
排気ガス調整
の各項目をクリアーして必要書類を提出していよいよ検査ラインに並びます
ここで予想された問題のひとつが珍しい車輌のため業者の人たちに囲まれること
囲まれるだけなら良いのですが、よくあるサービスエリアでの質問のように聞かれること
これは良いのか?、あれは良いのか?とおっぱじまってしまう!
それが始まると検査に受かる物も受からなくなる可能性が出てきてしまいます
それを交わしながら検査ラインへ
ここの検査ラインは4つのレーンがあります
その中の2番目のレーンが車高の低い車輌を入れるラインになっています
予想でも2レーンに誘導されると思いましたが、あえてこちらから検査官をよんで
『少し車高が低いのですが?』と伺うと予想通り 2レーンへ
そして2レーンに並んでいると知り合いの業者が
『すげえ車を持ってきてるなぁ』と一言
こちらは今から始まる検査官との勝負に集中してるのに…
そこで周りを見ると凄い視線を感じる (やべぇ~)
たしかに祭日の前日で今日は予想以上の台数
じつはこれは計算の1つでした
なぜなら沢山の台数のある中でドサクサに紛れて検査を通してしまおうと言う思惑もあったからです
そうこうしていると自分の順番がきました
検査ラインは数十メートルくらいですが私には100メートルにも1000メートルにも見えてしまう
そして、始まりは性動力の検査
フロント,リアブレーキは問題なく合格
そしてサイドブレーキ これが問題でいままで引いたことが無い
セブンのサイドブレーキは利きが悪いのが定番
引いても合格のランプが点きません
このままだと不合格に… その時です
気のせいだとは思うのですが
右足に少し力が加わったような…(もちろん気のせい???)
そして数秒後に合格のランプが点きました (ヤッターばれなかったみたい)
次はスピードメーターの確認
ここで検査官が距離を確認します
しかし、検査官は珍しいようで車輌の質問ばかり(早くメーター読んでくれよぉー)
そんなことしてるから二回も距離計の数字を間違えてる
おまけにマイル計なのにキロメートルで書いているし…
しかし、ここでもかわさないといけない事が、でもここでは書けないのでナイショに
続けてスピードメーターの誤差の検査
40キロ時の+,-数キロ
ダイナモを廻し40キロへ
しかし、わたしの目線はタコメーターへ
3速 1600rpmで40キロ
なぜ、タコメーターかって??? それも言えません でもタコメーターなんです
と、ここで
初の失敗 1580rpmでホーン鳴らしちゃった(もちろん不合格)
そして、ここで検査ラインを出ることに
じつは1日に検査ラインを通れるのは3回までで、だめな場合はまた翌日以降になってしまうのです
再度ラインに並びスピードメーターの検査
もう、失敗しないように慎重に1600rpmでホーンをならし合格
次は全長,全高,全幅
自動で測定器が出てきて測定
ここで、検査官から全高,全幅はほぼ一緒なのに全長が短くなり、重量は減ったのかと言われスペアータイヤがなくなったことを説明
そして最後のヘットライトの検査と問題の排ガスの検査
でも、テストセンターで排ガスを絞って規定値内の調整をしてきてるので安心していると COはOKでしたがHCが出すぎていてまたまた不合格 (テストセンターで調整したといっても不合格)
そしてテストセンターに走り内容を説明して再度測定
あまりHCを絞るとCOが出てしまうのでほどほどにして3回目のチャレンジ
ところが、また、HCがオーバーで不合格
(ここで万事休す)
もちろん検査官も目立つ車のため3回目はわかっていると思う
しかし、納得がいかず再度テストセンターへ
どうも、はっきりは解らないのですが、検査場の測定器よりテストセンターの測定器の方が最新式を使っていて測定値が違うよう
そこで、以前使用していたテスターを出してきてもらい再度測定
それで改めて調整して検査ラインへ行って知らぬ顔で排ガス測定をしたところ合格になりました
もちろん検査官も4回目とは知りながら笑顔で『3回目だよねぇー』って言ってすべて合格になりました
そして、最後に検査ラインを出るときは腹下摺りそうだからと押して出してくれました
もちろん最低地上高のこともなにも言われませんでした。
しかし、ある程度 手こずることは予想していましたが、これぐらいなら問題ない範囲で楽にパスしたと思っています
これで晴れて予備検も取得でき胸を張ってこの状態で公道を走ることができます
めでたし,めでたし!!
最後にここの陸運局はこれで合格しましたが、どこの陸運局も見解の相違というものがあり必ずしも合格できるとは思わないでください
おわり