７０年という月日は

今の日本に何を問いかけるのか？　７０年前の１９４１年１２月８日、ハワイ真珠湾にて空母６隻を基準とする大日本帝国海軍第一機動艦隊の艦載機が停泊中のアメリカ合衆国海軍太平洋艦隊に攻撃をかけた。　それより少し前にマレー半島コタバルにて大日本帝国陸軍も上陸、此処に足掛け４年にわたる「太平洋戦争（当時の名称を大東亜戦争）」が開戦した。

この戦争は太平洋の広域やビルマ（現ミャンマー）の奥地、更には昭和１２年から始まった日中双方の戦闘である支那事変も総括した果てしなく広く広大な地域で行われました。

多くの人が海に空に陸に命を散らしていきました、開戦となった以上は犠牲は避けられない。　開戦に至る経緯は複雑怪奇に絡み合いソレに至る、避けて通れたのかそれと成るべくしてなったのか・・・・・　その真実を知る者は今は居るのだろうか？？

７０年という月日、めまぐるしく変わる世界事情の中で日本はどういう道を歩み今に至るのか？？　そして今を生きる自分を含めた日本人はこの７０年をどう捉えていくべきなのか？？　

ただ一つ７０年前の開戦からの全ての犠牲の上に今の自分達は立っているということ、積み重なっていった犠牲、それが本当に願うものとはなんなのか？？　もう一度考えてみるのも良いかもしれない。