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2016年10月31日 イイね!

Def busta 第一章・第四話

 Def busta 第一章・第四話








      決戦


3日後、K A M U I 社 は T S W (十勝スピードウェイ)を借り上げ、K A M U I 零 の最終テスト走行を行っていた。
K A M U I 零 は、合計で3台の車両が造られていたため、最後の1台が襲撃の難を逃れていたのだ。そして最終テストがここ、TSWで実施されることとなったのである。


飛行機のジェットタービン音にも似た、全開で走るKAMUI零のモーター音は、サーキット内に軽快なドップラー効果を響き渡らせ、順調に周回を重ねていた。乗り手はもちろんレイである。
K A M U I 社 の作業員達は、サーキット内の各部に散り、その様子を見守っていた。


そしてピット内では、アウトドアチェアに腰掛け、コーヒーを飲んでいる下村と堀井の姿があった。その近くには下村の愛車Z1000MK2が置かれてある。
堀井は、顔じゅうガーゼの絆創膏だらけで、ふて腐れた下村を愉快そうに眺めてい
た。




「しかしこっぴどくヤラレたもんだのう」

随分と暢気な調子だ。更には。


「しかしそれほどヤラレて、ただの打撲程度とはのう。お前さんの身体はそのバイクと同様に、随分と頑丈なようじゃのう」


などと感心した様子でZ1000MKⅡを見つめる。
それからまた下村に向き直り、今度は真面目な表情となった。


「それにしても彼奴ら、《 零 》 を破壊したばかりに止まらず、レイお嬢様に怪我まで負わせおってからに。許せんのう ! 」


怒りの言葉を吐き捨てた。





『ズズ…』言葉を失い、コーヒーを黙って啜る下村。


「だがお嬢様の怪我が、大したことなかったのは幸いじゃわい。それに零も最後の1台は無事じゃったしのう…。その場に居合わせなかったのは不幸中の幸い…。小さな僥倖(ぎょうこう)じゃったのう」




顎髭を撫でながら、難しい顔をして堀井は続けた。どうにも痛い所を刺激され、忌々しげに堀井を見つめる下村。

「あいつ等 『ツギハコロス』 なんて言いやがったが、そりゃこっちの台詞だ」




また難しい表情で下村を見つめる堀井。

「いや…、確かに。これ以上キミは関わらん方が良いのかもしれんのう」




が、即座に鋭い視線で堀井を睨む下村。その眼光の鋭さは、堀井を一瞬たじろがせるほどだった。

「ふざけんな !! こんな状況で二宮を放っておけるかよ !! 」




「ふう~」と、一息吐き、腕を組む堀井。




それから下村は急に寂しそうな表情になり小さく呟いた。

「俺が死んだって誰も悲しまねえよ。それに唯一生きてる親父だって…居ねぇも同然だ…あんな奴…」


何かを思い、次の言葉は深く飲み込んだ。それから右拳を左掌に一度打ちつけてから、語気を強め堀井に言った。

「だけどよぉ、俺は友達をゼッテー見捨てねぇ。次はきっちりケリをつけてやる !! 」





そんな下村の言葉に呼応する様に、K A M U I 零 の軽快なモーター音がピット内に響き渡る。




堀井はその音を聞きながら、遠くを見つめゆっくり頷く。

「しかし何故じゃろうのう?今日はパパラッチの空撮ヘリが、1台も飛んでいないのう。サーキットを借り上げた時は、五月蠅いくらいに飛びまわるんじゃがのう…」














同時刻、TSW・南パドック付近。






そこには物影に潜み、ストップウォッチを構える2人の人影があった。その2人組は K A M U I 社 の作業員と同じツナギを着ているが、明らかに周りとは違う空気感が漂っている。

バックストレートを駆け抜けて行く K A M U I 零。
ストップウォッチを押す人影。

そんな時、コース外のエスケープゾーンを見回っていた3人の K A M U I 社・作業員が、その不振な連中を発見した。
最初に声をかけたのは、稲葉という作業員だった。

「オイ何やってんだ !? 」

その声に振り向く2人の不振な作業員。それは、K A M U I では見た事もない人間の顔であった。
稲葉が詰め寄る。

「お前ら誰だ !? 」




するとその偽装作業員は “クルリ” と向きを変え、パドックの出口方向へ逃走を始めた。

「オイちょっと待て !! 」

その場にいた稲葉、大谷、中田の3人は、その2人を追いかけようとした、が、辺りの茂みや物陰から、4名のアラブ系外国人・フロントサイト、グリップ、トリガー、バレルが現われ追跡を阻んだ。
そしてニヤニヤと、薄笑いを浮かべる外国人達。稲葉は驚いた様子で叫ぶ。

「あっ !! お前らこの前の !? 」

「オイッわかっているのか ! お前達のやっている事は犯罪だぞ !! 」





更に稲葉は、怒鳴りながら不審な2人を追おうとするが、外国人達に行く手を阻まれる。そんな騒ぎを聞きつけ、近くにいた数名のKAMUI社・作業員達が、その場に集まって来た。しかし、それでも“ニヤニヤ”と薄ら笑いで余裕を見せる外国人達。
それから程なくして、その余裕の理由を知ることになる。それは、まだ他に強力な増援がいたのだ。
なんと、またもや4名もの外国人が集まって来たのである。その中には下村を痛めつけた、ハンマーとブリッドの姿もあった。





突然ハンマーが、アラブ語で短く号令をかけた。

「●×▽~」

外国人達は、一斉に K A M U I 社 の作業員達に殴りかかった。
稲葉が自分の仲間に大声で伝えた。

「オイ ! あの逃げていく2人を捕まえろ!たぶんコイツ等の黒幕だ !! 」

「お前等ぁーーー !! 」

「応援を呼べーー ! 」





K A M U I 社 ・作業員達の怒声が飛び、その場は乱戦模様となっていった。














更に同時刻TSWピット内。




堀井がアウトドアチェアから立ち上がり、ピットボードを用意していた。

「さて、そろそろレイお嬢様をピットインさせるかのう。キミも走る用意をしておいてくれ。やはり一般人のデータも欲しいでの」




「わかった」


下村は短く答えた。それから着替えのため、その場でTシャツを脱ぎ放つ。するとそこには均整がとれ、しなやかながらも力強く、引き締まった肉体美が現われた。それからスキンズのアンダーウェアーを着用し、走り出す準備をする。




堀井は、思わずその肉体に魅せられていた。そして感嘆の言葉を呟く。

「ほほぉ~、惚れ惚れするのう。見事なまでの身体じゃわい」




下村は、さも面倒臭そうに言った。

「まったくうるせぇジジィだなぁ」




愉快そうに笑う堀井。

「ふぉっふぉっふぉっ」




その時、突然無線が鳴った。

『ピーガガ、南パドックに応援頼む!例の外国人達が暴れている !! 』




「なにぃ !? 」

堀井が叫び、急いで無線を取る。

「わかった今すぐ応援を出す !! 」




そう答えながら、その場で下村の方へ振り返る。が、そこに下村の姿は既にない。

「下村く…ん…」




突然 Z1000MKⅡのセルが回り、KERKER KR管から炸裂音にも似たエキゾーストノートが激しく吐き出され、ピット中に響き渡った。そこにはバイクに跨る下村の姿があった。

数度アクセルを捻り、少々荒っぽくクラッチを繋ぎ、暴れるリヤタイヤをコントロールしながら、ノーヘルのまま走り出す。
ピットを抜け、コースに入った途端、フル加速でタイヤスモークと共に走り去る。






バタバタと慌ただしくなるピット内。堀井はおもむろに、南パドック方向を見た。

「うむ…。頼んだぞ下村君」







南パドック付近では8人の外国人と K A M U I 社 の作業員10名が、双方入り乱れての乱闘となっていた。
しかしながら、K A M U I の作業員達は押され気味で、外国人側が優勢な状態となっていた。その中、主だって暴れているのは、例のハンマーとブリッドのコンビである。





そこでハンマーが、K A M U I の作業員・大谷を捕まえ、片腕のみで空中に吊りあげた。足をバタつかせ、その拘束から逃れようとする大谷。しかしハンマーの手は、まるで万力のような握力で、獲物を捕らえて離さない。
ブリッドが跳躍の構えに入る。大谷に跳び蹴りを見舞おうと、膝を曲げて溜めをつくる。が、そこで突然、2人の視界の端に、一台のバイクが映り込んできた。
そこに響き渡ったのは、凶悪なエキゾーストノート。Z1000MKⅡが、ハンマーとブリッドの間に突っ込んできた。

ブリッドは辛うじて後方に跳び退けたが、ハンマーは尻餅を付き、大谷への拘束を緩めてしまった。彼は息が詰まりそうな状態であったのだが、咳き込みながらも間髪を入れず、怪力のハンマーから必死で逃れた。

リヤブレーキでタイヤを滑らせながら、車体を横にして停車する下村。バイクを降り数歩、ハンマーとブリッドに近寄り、無造作に顔の絆創膏を“バリッ”と剥がした。




睨み合う3人。下村が静かに語る。

「お待ちどうさん…。さあ、ケリをつけようぜ」





『ペッ』唾を吐き、ブリッドが一歩前に出る。しかしそれを、ハンマーが太い腕で制し、下村に受けた顎の傷を、わざとらしく撫でてみせる。ブリッドはその様子を見て軽く頷き、後ろに下がった。 が、その一瞬だった。右足で地面を力強く蹴った下村が、鋭い動きで一気に間合いを詰め、ブリッドに強烈な右のコークスクリューブローを放った。

「っだらぁーーーー !! 」






下村必殺の右拳は、唸りを上げてブリッドの顎を正確に捉えた。生木が折れる音にも似た骨が砕ける音と共に、ブリッドは顎を歪めたまま後方に転げ回り、そのまま動かなくなる。それは一瞬の出来事であり、あまりにも強烈な一撃だった。

「ふんっ」




一息吐き、次に下村は、ハンマーの方へ向きを変え、右手で『来い』というジェスチャーをして、サウスポーのヒットマンスタイルに構えた。
ハンマーは眉間に深くしわを寄せ、凶悪な表情で片言の日本語をつぶやく。

「オマエハコロス…」







今度はハンマーが、鈍重なフットワークで下村との間合いを詰め、強烈な右ストレートを放ってくる。
下村はそのパンチを、左ダッキングで交わしつつ懐へ掻い潜り、同時に腰を鋭く回転させ渾身の左ショベルフックを、相手の右脇腹・レバー目掛けて打ち込む。しかしハンマーは、右膝を持ちあげた脚のブロックで、容易くブローを止めてしまった。だがそこで攻撃の手は緩めない下村。間髪を入れず、右のブーメランフックを顔面に向け打ち込むが、それもブロックされてしまう。






そこからハンマーの反撃が早い。ガードした左腕で下村の右拳を払い退け、そのまま左フックを飛ばしてくる。大きく弧を描く左拳。それをスウェイバックで軽くいなす下村。だが次には、ハンマーの右フロントキックが下村の胸元に飛んだ。
それは流石に避けきれず、両腕のクロスガードで蹴りを直接受ける。しかし余りにも力強いその威力は、地面に踏ん張っている下村の身体を、易々と約1メートルも後方へ押し下げたのだ。
強烈な一撃だった。バックステップで間合いを取る下村。両腕に痺れの残るガードの隙間から、ハンマーを睨みつける。






右の口角を吊り上らせ、歪んだ笑みを漏らすハンマー。そしてまた、サイのように重たいフットワークで力強く詰め寄り、フェイントである左右のワンツーと、右ローキックを放った後、大本命である、地を這うような低空から、左アッパーカットのコンビネーションブローを放ってきた。
右ローのフェイントを、脚でガードした下村は、目を“カッ”と見開き、今度は左足で鋭く地面を蹴り、自分の身体を右前方へ瞬間移動するかの如く飛ばし、間欠泉の様に吹き上げてくる凶悪なハンマーのアッパーカットを交わす。その拳は唸りを上げて空を切った。
そして下村のしなやかな肉体が、宙へと舞った。






そこからはハンマーが感じた、長い長いスローモーションのような瞬間。破滅への序章であった。
血走った目を “ぎょっ” と見開く。そこで目にしたものは、下村が自分の横で、木綿布の如く軽やかに “フワリ” と跳び上がる様だった。


『ムリダ…カワセナイ…』 ハンマーは心の中で呟き覚悟した。


「っだらぁーーーー !! 」





下村の気合一閃!!





その声は、全てのものに喝を入れ、半ば強制的に、ハンマーの刻をも動かし出した。
交わし切れないそのスピード。驚異的な全身のバネから繰り出される、強烈な右の跳び膝蹴りが放たれた。







ほんの一瞬だった。瞬き数回にも満たないくらいの短い瞬間。下村の右膝はハンマーの顔面に深くめり込み、嫌な音が彼の頭の奥に響いた。それからその巨体は、フラフラとその場を漂った後に膝が折れ、土埃を舞い上がらせながら、前のめりに地面へ倒れ、真っ暗な闇の中に意識が沈んでいった。








下村は、地べたで小さく痙攣し、失神したハンマーを見下ろしていた。

「ふんっ」




それからゆっくりと周囲を見渡す。K A M U I 社 の作業員達は、多少の怪我をしているものの、大事は無い様子で、外国人達全員を取り押さえていた。

「ふう」一息つき警戒を解く。

「皆なかなかヤルじゃねーのよ」




そんな独り言を言ったその時、下村の背後で、口から血を流し、顎が外れた状態のブリッドが、ダガーナイフを手に、幽鬼の如く“フラリ”と立ち上がった。
ブリッドは、言葉にならない叫び声を上げ、ナイフを振りかざし下村に襲いかかる。

「アガアアアーーーー」

「 !? 」 振り返る下村。

「ヤベェ!」




残心を解いてしまった後の、一瞬の出来事。完全に不意を突かれた。そしてダガーナイフが下村に振りおろされる。

「ガアアアーーーー」





刹那、音もなく、突然ブリッドの横面に、バイクのフロントタイヤがめり込み、派手に弾き跳ばされる。それはまるで、糸の切れた凧のようだった。宙を飛んだ後、回転しながら何度も地面を転げ回り、最後はボロボロになり沈んでいった。今度こそ、立ち上がってくることはなかった。




下村は少々驚いた様子でガードを解く。そこで目にしたのは、KAMUI零に乗ったレイの姿だった。ヘルメットを脱いだレイは怒りの表情で、瞳に涙を溜めていた。




「零の仇よーーー!!」


誰とはなくそう叫び、今度はぼろぼろと大粒の涙が頬を伝った。

「うっ…うっ…うっ…」




緊張が切れたのだろう。いろいろな感情が込み上げて来る。
下村はそんなレイを、そっと抱き寄せ、優しく抱擁した。

「もう大丈夫だ…。大丈夫だよ」

何度も何度も優しく語りかける。レイは下村の胸で、小さく震えていた。










つづく

Posted at 2016/10/31 15:02:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | Def busta≪デフバスタ≫ | タイアップ企画用
2016年10月30日 イイね!

来年の得物!

来年の得物!

さっきウッカリ携帯の画像をすべて消去してしまった

ガビーンなむらっち2です…



いーもんねーべつに ヘヘーンだ(;へ;)










さて、狩猟のシーズンは始まったばかりですが

早々に来期の目標設定をしておこうと思うのですよ!



コイツです!!







美しい有鶏頭のサイドロック式・水平2連銃です






クラシックな外観ですが、最新の素材、最新の技術が投入され

職人さんが手組みしている至高の一品です♪






そう! 数ある銃の中で、当方がもっとも魅せられているのが “有鶏頭水平2連銃”
コレ1丁ですべての狩猟と射撃をこなせないかなぁ~と。 そう考えているのです

ある時には華麗にクレー射撃をこなし、またある時には捕った獲物のみで数日間山中キャンプ!
自分でリロードした1発弾とバラ弾を持って山々を渡り歩き、ジビエでのみ生活をする
そんなのを目標としたいのです!





が、「言うは易し」 解決しなければいけない問題も多数存在します



 強装弾であるスラッグ弾(1発弾)を撃つためには、現在所有しているボックスロック式の
 水平2連をやめて、より堅牢なサイドロック式のものに買い替えが必要!



 リロードに関する知識は一朝一夕にはいかないので、名人への弟子入りの必要がある



 自作でリロードした弾が横倒れせず真っ直ぐ飛ぶよう、バランスのとれた弾作りが必要



 弾用の鋳型と、弾の素材である錫(スズ)の購入が必要  ※北海道は鉛弾禁止です!!







まだこの世界では当方はルーキーだし、こんな事を言っては生意気かもしれませんが
ツルシの銃と弾を買ってきて獲物を捕っていても、それは当たり前にできる事なんですよね

だいたいどの銃にも相性が良いように作られた弾で、だいたい真っ直ぐ飛んでいく銃で
一丁前なスコープ付けて獲物を捕るってさ… なんかね、違うなぁ~って思うようになってきたんです


それなら一番好きな銃を自分用にカスタマイズして、その銃にピタリと相性の良い種類の火薬と薬量、
1発弾とバラ弾の重量を研究して、高相性の弾頭重量を導き出し、その弾を自分でリロードして
狩猟と射撃で使用する! そういう方が100倍楽しいし、満足度も非常に高く、自分の業を磨くのに
もってこいだと思うのです!





あとは、スコープ無しの水平2連銃で、100m先の獲物を仕留めれるようになったり
または、獲物の50m手前まで忍び寄る技術を身に着けたりと、銃の性能勝負ではなく
人間の方の技術勝負みたいな事をしたいのです!







この辺は、当方がクラシックバイクに乗る気持ちと似通っています
バイクの性能勝負ではなく、人間のスキル勝負的なw




















あとは大切な相棒を待つだけ…




カワイイ(//▽//)~♪


















ごめんなすって








Posted at 2016/10/30 21:35:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | 狩猟 | 日記
2016年10月26日 イイね!

肉の食べ放題!

肉の食べ放題!
ども! ハンティングしながら

物書きなんかもしちゃってる

ヘミングウェイむらっち2ですw







ええ。ええ。 チョーでかい牡鹿獲れました!

今日は肉の食べ放題です(///∇///)



いいトコだけ取ってもこんなん♪





ちょびっとしか取れないはずの内ロースも



デカイ!!



とりあえず



内ロースをシャリアピンステーキ猟師風で頂きます!

市場に出回らないような貴重な部位を
新鮮な内に食べれるのは、猟師の特権だね♪










あとは、念願のディアトロフィーも作ってみる




薪割りして





煮るw





一晩かけて煮ます!

ちなみに、この鹿、滅多に捕れないくらい大きくて
角の長さは 80cm に及びます!

60cm を超えていたら価値アリ
70cm 超えは大三段てぇーー呼び名になり
80cm 超えは特大大三段!!


これを、当方の狩猟用腰刀の刀置きに加工しようと思います








余談ですが… この鹿、明らかに100kg 超えの個体で…

一人でこの荷台に積むのは… 至難の技でした



しかし、山の中では一人なので…

気合いで引っ張り上げましたw

お陰で腰が砕けそうなほど痛みます(。>д<)





何とか本日ぶんUPできたので

今日はロキソニン飲んで、もう寝ます…







ごめんなすって(´・ω・`)



Posted at 2016/10/26 22:06:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 狩猟 | 日記
2016年10月24日 イイね!

Def busta 第一章・第三話

Def busta 第一章・第三話








      K A M U I


次の日、十勝管内OT町に位置する MBM十勝研究所。そのテストコースが広がる広大な敷地内に、レイは下村を招待した。

北海道は、まさしくテストコース王国である。日本車はもちろん外国車、その他、世界各国のタイヤメーカーまで。先進国のあらゆるメーカーが、この地でテストを行うのだ。
そんな MBM社 K A M U I 第三格納庫内で、下村、レイ、堀井が、白いツナギを着た作業員達に整備されている 《 K A M U I 零 》 を見ながら話をしていた。
堀井は深く刻まれた顔の皺と、長い眉毛に年輪を感じる老人であるが、その瞳の奥底には、只ならぬ雰囲気も兼ね備えている人物であった。


 
「下村くん。キミも 《 零 》 に惹き付けられてしまったようじゃな」




若干白みを帯びた堀井の眼は、何とも用心深い様子で、下村を見つめていた。しかし下村は何も臆することなく、自分の本心を真っ直ぐに伝えた。




「ああ。それもある。でもそれ以上に、二宮が困ってたから助けたいんだよ」




実に下村らしい、実直で痛快な答えだった。それを愉快そうに笑う堀井。




「ふぉっふぉっふぉっ。僥倖(ぎょうこう)じゃのう。君のことはレイお嬢様から聞いておるわい。仲間思いで、バイクが大好きなガキ大将 《Def busta下村 》 。そんな風に呼ばれておったんだってだってのう。ふぉっふぉっふぉっ」




どうやらこの老人に気に入られた様だが、思わず苦笑いの下村。

「そんな事は別にどうでもいい。それより二宮がお嬢様って、一体どういう事なんだよ?」




堀井はちょっと不気味とも思える “ニッタリ” とした妖しい含み笑いを浮かべ、下村の肩にぽんと手を置いた。

「なんじゃ知らんかったのか?レイお嬢様はのう、過去にワシと零戦開発に携わった、MBM社4代目社長・南條輝彦の落とし種。つまり、我社の跡取りとなる方なんじゃよ」





【回想始まり】

そして、格納庫の大きな扉の外に見える青空を見つめながら、堀井は若き頃の自分と、南條輝彦が、大空で編隊飛行する零戦を、満足げに眺めていた事を思い出していた。

【回想終わり】






その時レイが、堀井の横で慌てて両手をバタつかせながら言った。

「ちょ、ちょっと待ってよぉ。確かに子供がいなかった本家は、うちのお母さんが亡くなったあと、私を温かく迎え入れてくれて、今は南條姓になったけど…」

 それからレイは、俯き加減で下村を“チラリ”と見たあと、小声で続けた。

「うちのお母さんは…いわゆるお妾で…その子供の私が跡取りなんて…いくらなんでも荷が重すぎるよぉ…」




それを聞き、大声でレイに喝を入れる堀井。

「んなぁ~にを言っとるんじゃあー- ! ワシは現当主代理の洋子様から、レイ様を頼むと言われとるんじゃあ ! いま南條家の血筋は、レイ様唯一人! これからはレイ様が MBM社を背負って立つんじゃあーーー !! 」




そんな大声に気押され、困った表情で下村を見つめるレイ。しかし下村はそんなレイを見て、心底安心した様子で言った。

「そっか…、なんか事情は色々あったんだろうけどよ、良い人達に巡り合ったんだな、二宮」




屈託なく微笑む下村に見つめられ、頬を赤く染めるレイ。




堀井もその様子を見つめ、何か納得したように何度か頷いた。

「下村くん、キミはレイお嬢様の恩人じゃ。ゆっくりして行きなさい。なんなら暫く滞在していっても構わんぞ」




それを聞き、急に子供のように瞳を輝かせる下村。

「マジでかジっちゃん !? なんだったらよぉ、俺もその 《 零 》 に乗ってもいいか !? 」




そんな下村の勢いに、少々引き気味の堀井は、額に一筋の汗を流していた。

「うう~む…お前さん…、少々厚かましいのう…」


本音がポロリと出た。しかしそんな事は関係なく、下村は更に瞳を輝かせていた。













      C r i s i s


翌日のS峠。そこで深夜の公道テストが行われようとしていた。2台の K A M U I 零 に跨る下村とレイ。
なんと下村の希望が、そのまま通り、《零》 に乗る事が許されたのだ。
K A M U I 零 に跨った下村は、昨日、堀井に聞いた、このバイクのスペックを回想していた。






【回想始まり】


堀井は非常に興奮した様子で下村に語った。

「このバイクに名付けられた 《 零 》 とは、我社の 《 零式艦上戦闘機 》 を指し、軽量コンパクトでハイパワー、旋回性と航続距離に特化した、新たなるバイク。始まりの 《 零 》 でもあるんじゃ!!」




《 零 》 を見つめる下村と堀井。

「零の心臓は 902cc、水冷2バルブ2気筒、ツインプラグエンジンと、強烈な電気モーターが内蔵されておる。それに、新開発のバッテリーパックとダイナモは、超短時間で充電を完了させる。モーターに切り替えた時の凄まじさは、もう見ておろうに」





黙って頷く下村。堀井は真面目な顔つきで話を続ける。

「その強烈なパワーを受け止めるシャシは、クロモリ鋼で形成された、強靭かつしなやかなトラスフレームじゃ!!このデザインはのう、レイお嬢様の提案なんじゃ。ギミックの効いた未来的デザインも良いが、バイクがもっともバイクらしく、美しいデザインを採用したんじゃよ」




少々いぶかしげな表情の下村。

「ふ~ん。しっかし 902cc ってよう、まさか KW社 の “マジックナイン” の真似かよ?それに今の時代2バルブって、どうなのよ?」




そんな質問を見透かしたように、妖しく “ ニッタリ ” と笑う堀井。

「単に他社を真似したんじゃないぞ。何十年も世界中の技術者達が、ガソリンエンジンを研究した結果、1気筒あたり450ccくらいが、綺麗に上まで回って、下でもパンチの効く最適値だと分かってきたんじゃ。もちろん我が社でものう。そこでスリムかつトルクの出しやすい、直列2気筒エンジンを採用し、×2 で 902cc としたんじゃよ。それにのう。時として2バルブエンジンは、4バルブエンジンを凌駕することがあるんじゃよ」


堀井の眼光に、更に妖しさが増す。

「その秘密はツインプラグじゃ。知っての通りツインプラグエンジンは、多少の粗悪ガソリンを入れても、ノッキング等の異常燃焼を起こさないよう、セッティングすることが可能じゃからのう。言い換えればのう、セットアップをちょいと変えるだけで、世界中の道のどこででも、容易に走ることができるんじゃよ」




苦笑いの下村。今度は一言皮肉を言ってみた。

「アンタ等の親会社は、最近ずいぶんと萎れているように見えたけど、なかなか面白れぇことやってんじゃねーのよ」


それから堀井は、また妖しく“ニッタリ”と笑って見せた。


【回想終わり】







そんな昨日の事を思い浮かべながら、下村はKAMUI零のタンクの辺りを撫でていた。
その時だった。何者かが靴で小砂利を弾いた音が右後方で聞えた。ほぼ本能的にその音に反応した瞬間、そこで何かの影が宙に跳び上がった。

反射的に右腕のガードを上げる下村。しかし、そのガードは完全には間に合わず、何者かの跳び蹴りを、首筋に受けてしまった。その蹴りで体勢を崩した下村は、K A M U I 零 と共にけたたましい音をたてながら、路面に転がった。




「っだらぁーーー !! 」

下村の戦闘スイッチが入る。転がりながら体勢を整え、片膝をつき相手を見据えると、そこには小柄なアラブ系外国人・ブリッドが立っていた。







「っんだらテメェーーー !! 」




吼える下村。が、次の危機が迫る。視界の端に巨大な左拳のアッパーカットが、迫り来るのを見た。
間一髪、辛うじてその拳を両腕でガードしたのだが、その怪力の持ち主、大男のアラブ系外国人・ハンマーは、パンチの力だけで下村の身体を軽々と空中に舞い上がらせた。








「ぬぁっ」

思わず叫ぶ下村。それと同調するように、小男のブリッドが、見事なまでの跳躍力で空中に跳び上がるのと同時に、鋭く回転し強烈なローリングソバットを、下村の腹部に深々とめり込ませる。

「がぁはっ!」

息を激しく吐き出す下村。地面に叩きつけられ、転がりながらも、必死に体勢を立て直そうと、再度立て膝になった時だった、間髪を入れず、大男の右フックが下村の顔面を捉えた。
その威力、それはまるでスレッジハンマー(大型のハンマー) にでも殴られたような衝撃だった。その破壊的な一撃は、脳髄にまで突き抜け、痺れる身体ごと、派手に吹っ飛ばされてしまった。 
しかも、それでハンマーとブリッドのコンビネーションは終わらない。追い討ちは、下村が吹っ飛ばされた先に待ち構えていた。まず、ブリッドの左ハイキックが、強烈な炸裂音と共に右の首筋を捕える。
そこで遂に下村は、意識が飛びかかった。目からは光が失われ、酔っぱらいのように、足元がふらつき千鳥足となる。それから数歩進んだ後、急に膝が “ ガクン ” と折れ、崩れかかった時だった。非情なまでのハンマーのパンチが強襲する。
それは打ちおろしの右ブーメランフック。止めとばかりに、下村目掛けて放たれた。巨大な右拳が弧を描き襲いかかる。








「いやぁぁぁぁーーーー !! 」


その時、遠のきそうになる意識のなか、レイの声だけがはっきりと聞こえてきた。


「二…宮…」


下村の身体はその声に呼応した。切れかかった意識が再び戻ったのだ。眼に光が宿る。瞬時にいま置かれている状況を理解した。
歯を食いしばり、一歩前に出た足に踏ん張りを利かせる。それから近寄って来たハンマーの顎にめがけて、渾身の力を振り絞り、右脚を鋭く跳ね上げた。

「っだらあーーーー!!」




が、惜しかった。決まればカウンターとなる必殺の一撃だったのだが、その爪先は相手の顎をかすめただけで、虚しく空を切ってしまった。




そして一瞬止まった時間のなか、ハンマーと眼が合う。

「くそったれ…」




“ ボゴッッ ” 巨大な右拳が、下村の顔面に直撃し、そのまま身体ごと路上に激しく叩き付けられる。 それで終わりだった。




ハンマーとブリッドが、倒れている下村を見下ろしていた。もう完全に体がいう事をきかない。下村は薄れゆく意識の中、ブリッドが片言の日本語で、自分への警告を発しているのが聞き取れた。

「シロウトガコレイジョウカカワルナ。ツギハコロス」




周囲はKAMUIの作業員と、数名のアラブ系外国人達が入り乱れ、乱闘模様になっていった。












「はっ…」


目を覚ました下村。視界が狭い。左目は瞼が腫れあがり開かず、固まりかけている大量の鼻血は、顔面を赤く染めていた。

「イテテ…クソッ…」


後頭部を押さえながら、バキバキと音を立てるように痛む体に鞭を打ち、やっとの思いで起き上りながら周囲を見渡した時、驚愕の事実を目の当たりにして、思考が固まってしまった。

そこには、KAMUI社の全員が顔に痣を作り、道路上に座り込む姿と、バラバラに破壊され、屑鉄と変わり果てた、無残なKAMUI零の姿があったのだから。




「いやぁぁぁーーー」


レイは口元から一筋の血を流しながら、破壊されたKAMUI零のパーツを手に、悲痛な慟哭をあげ続けていた。

「どうして…どうしてなの…こんなのいやだよぉ…」


流れる涙から、痛々しいほどの想いが伝わってくる。




「くそったれが…」


激しく歯軋りをした下村は、やりきれない想いで一言吐き捨てた。










つづく

Posted at 2016/10/24 20:41:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | Def busta≪デフバスタ≫ | タイアップ企画用
2016年10月22日 イイね!

秋の夜長に動画とかw

秋の夜長に動画とかw
最近、好きなユーチューバーは

ラファエルさんです!…



ども!北海道の美白男むらっち2ですw







まあ、いつもは読書の秋なのですが、タマには動画なんぞも

インスピレーションですよインスピレーション!


またまた 「ガレージガール」 を観てたり









キレてるハーレー乗りを観てたり









today魂を観てイメージを含まらせたり








そんなこんなで… 夜も更けてゆく…










ごめんなすって(ーーメ)
Posted at 2016/10/22 23:40:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | You Tube | 日記

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「Def busta 第三章 ~legacy~ 第9話 http://cvw.jp/b/381698/41868049/
何シテル?   08/23 20:40
☆ドシロウトの作家モドキです。誰か拾って下さいw   ハンティングしながらマンガの原作や小説なんかを書いています   目指すはヘミングウェイ! ☆『R...
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