一昨日は暑いくらいのナイスなお天気でした・・・・・
午前中は大人しくしていましたが、とうとう我慢できずに店を飛び出してしまいました(^^;
向かったのは近日中に探索予定だった「日本セメント専用線跡」!
日高市にある日本セメント(現太平洋セメント)の工場と東武越生線「西大家駅」付近とを結ぶ「西大家貨物線」(1984年廃止)と、そして反対側のJR八高線の「高麗川駅」とを結ぶ「高麗川貨物線」(1999年廃止)の2つの路線で構成されてます。
東武鉄道側は電化、JR側は非電化だったようです。
それでは西大家駅から廃線ポタの始まりです!
ポタの最後に確認した東武越生線の分岐点。左に専用線があったと思われる
廃線跡はお年寄りのゲートボール場として利用されていたり、廃車体が放置されている所も・・・。
放置された廃バス。80年代の三菱フルデッカー?
西大家線は廃止後だいぶたつ為かレールなどはありませんでした。でも所々に鉄道の遺構と思われるものが・・・・・
小さな水路を挟んでコンクリート製の橋台が
そして畑の中を緩いカーブを描いて線路跡が続く
その後、工場の脇を抜けて線路跡は続いて行きます!
工場地帯にあった高圧鉄塔。背が低くなってきて
最後の鉄塔はこんな・・・。低っ!
そして突然目の前に現れたのは!
かなりの高さがある築堤でした。
こんな立派な遺構があるとは知らなかったのでびっくりしました。
わくわくしながら上へと登ってみます!結構高さがあります。5~6メートルでしょうか?
可哀想にスペシャ君は置き去り~!ちょっと待っといてね♪
築堤の上をドキドキしながら進むと・・・・・
来たよ、来たよぉ~バラスト(線路敷きの砂利)が!
そしてついに・・・、線路がキター \(^O^)/
やっぱりレールがあるのとないのじゃテンションが違います!!
少し雲が出てきましたがそんなの気にしません。
錆びたレールに寄り添うように咲くタンポポを愛でたりしつつ、さらに進みます。
この先は工場の敷地らしく立ち入り禁止の札があります。その先には!
大きく開けた場所が広がり、留置線だったのか2本の線路が
興奮冷めやらぬまま自転車を置き去りにした所へ戻り、工場を迂回して高麗川側に向かいます。
しかしまたしても “鉄ゴコロ” をくすぐる 「廃な光景」 が!!
こ、これは~ ( ̄□ ̄;)!!
なんとタンク車が放置されてるじゃないの ヾ(>▽<)o
タキ45000形?社紋が入ってるけどどこの会社なのでしょうか・・・
工場の外に通じるレールはすでになく、ただここで朽ち果てるのを待っているのでしょうか・・・・・
この日一番ココロに残るシーンでした。
ここからは高麗川駅まで先回りして再びセメント工場までの廃線を辿る事にします。
高麗川駅にはJR八高線と川越線が乗り入れています。
左が八高線、右が川越線の線路で真ん中の錆びたレールが「高麗川専用線」の廃線
こちらの路線は廃止後10年ほど。レールのほかにも踏み切りやその他設備も残っていました。
住宅地を通る廃線あとは地域の方のお散歩コースになっているようです。
猫ものんびりお散歩してます♪
列車が来ないことを知っているのかな?枕木で爪とぎまでなさっていました (^^;
遮断棒は外されていますが警報機は当時のまま
線路脇にはこんな物も残っています
住宅の裏に線路は続いてます
そしてセメント工場へと線路は向かう
道路と交差する部分はレールが撤去されていました
以上で今回の探索は終わり
今度は 「安比奈線」 とダブルで 『廃線ポタツアー』 をしてみましょうか♪
巨大なセメント工場
帰り道に見かけた火の見!ちょっと背が低過ぎやしませんか?
春の日差しに輝く茶葉!
けっこう暑い日でした!
今回も地元の廃線跡を探索しましたが、特に高麗川側は往時の雰囲気が残っているので興味のある方は早めに訪れてみてはいかがでしょう。
いつまでもその姿を留めていないのが廃線の宿命ですから・・・・・
Posted at 2009/04/24 12:01:24 | |
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