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四国に旅立つ前日にサイクリング！旅支度がまだだったけど・・・
　

だいぶ遅くなってしまいましたが４月５日のサイクリングレポートです。

今回はＳ君と２人。９時に店に集合してまずは鴻巣を目指します。

走っていると民家のガレージに変なクルマを発見！
　
　　　　
　　　　ＧＴ４０のレプリカでしょうか？　

たいした距離じゃないのに向かい風で早くもアップアップ！

　
　　　　
　　　　菜の花を風除けに一休み　　　　　　

この日はロードスターのミーティングが鴻巣でありました。ちょうど１年前の第一回に参加したきりだったので何とか行きたいと思っていましたが、またもクルマではなくちゃりで参加と相成りました　(^^;　

ロードスターのＭＴＧなのに２回とも自転車とはダメダメですな！　

　
　　　　
　　　　それでも優しく迎えてくれました！コーヒーごちそうさまでした♪　

予定ではミーティングに顔出し、そのあと渡良瀬遊水地へと向かい「熱気球の競技 「渡良瀬バルーンレース」 を観るつもりでした。しかし朝からの強風であっさり断念～　(^_^;　

そこで３月の 「４県ポタ」 の時に時間切れで逢えなかった妻沼の保存車両を見に行くことにしました～♪
　
熊谷経由で妻沼の展示館を目指して走ります。車の多い幹線道路を避けて裏道を辿って行くと・・・
偶然にも東武熊谷線（地元では妻沼線とも言うそうです）の廃線跡に遭遇しました！
　　
　　　　
　　　　南北に続く廃線跡地
　　
　　　　
　　　　いかにもなカーブを描いてます
　
　　　　
　　　　何かの目印？に枕木が
　
線路は残っていませんがこの辺から熊谷駅まで遊歩道として整備されているようです。　

ここで終点妻沼から熊谷まで廃線跡をちゃんと辿る事に急遽決定！
　
という訳で終点の妻沼に急ぎます

　
　　　　　　　　　　　そしてお昼前に妻沼に到着しました～♪
　　　
　　　　
　　　　展示館の裏手にひっそりと佇む「特急カメ号」として親しまれた東武鉄道キハ２０００形
　　　
　　　　
　　　　写真右はホームを模した造り、屋根もあり保存状態は良好！
　　
　　　　
　　　　車体ナンバー！
　
　　　　
　　　　昭和な匂いのする車内！シートが小さ目です
　
　　　　
　　　　車側灯（ドア開閉の確認ランプ）のレトロなデザイン！

以前は車内も開放されていたそうですが心ない悪戯のため施錠されています。車内を見学をしたい場合は要問い合わせ。
この可愛らしい気動車（ディーゼル）は合計３両製造されました。当時流行の湘南スタイルの前面も懐かしいですね！前照灯がオリジナルの１灯だったらもっとオトコマエなのに・・・

１９５４年生まれのこの車両も熊谷線の廃止（１９８３年）と共にその役目を終えています。
　
ここからは熊谷駅に向かって線路の跡を辿って行きましょう！
妻沼駅があったと思われる場所からは明確な線路跡は発見できず、どうやら道路に転用されてしまったようです。しかし変則Ｔ字路から先、盛土された線路跡が畑の中に続いてました♪

畑で作業されていたご夫婦に話を伺うと間違いないようです。
　　　
　　　　
　　　　長閑な景色の中を線路跡が続く

住宅地に入ると線路跡は「かめの道」遊歩道として整備されています。
　
　　　　
　　　　満開の桜の下を行く

もちろんレールは残っていませんが遊歩道脇の柵は現役当時の物のようです。
　
　　　　
　　　　途中の公園にはこんな休憩所も
　
高崎線に突き当たる所でいったん「カメの道」は途切れてしまいます。当時は立派な築堤とガーター橋で越えていたようです。
　　
　　　　
　　　　現在は小高い盛土が公園になっていました　

　
　　　　
　　　　高崎線をＪＲの貨物列車が行く


すでに１時を過ぎてお腹がペコ！高崎線の反対側の探索は後回しにして熊谷駅前でお昼にします。
　　　
　　　　
　　　　あっさりしたラーメンでしたがすきっ腹にしみます　


　
　　　　
　　　　こちらもしみまくりデス♪
　
　　
お腹が一杯になったので探索を再開！線路沿いに現場へと自転車を走らせていると

　
　　おわっ 、なんだコレ～！？
　

　　　　
　　　　なんと電車と貨車の廃車体を使ったＢＡＲですぅ～♪　
　
　　
　　　　
　　　　今度飲みに来たい・・・

　　
　
そして高崎線を挟んだ反対側に到着！付近には当時の遺構と思われるものが見られます。
　　　　
　　　　
　　　　石積み
　
　　　　
　　　　煉瓦の破片
　
　
そして築堤の傍らには新しい住宅に囲まれるようになにやらいい雰囲気の建物が・・・！古くからある工場でした。　
　　
　　　　
　　　　年月を刻んだ木造の工場
　　
　　　　
　　　　敷地内には立派な桜の木が・・・
　
門からウットリしながら中を覗いていると一人の御婦人が。
なんと中を案内していただくことに！
　
そこには濃厚な昭和の空気が残っていました。
　
「古くて恥ずかしいから・・・」ということで写真は撮らせて頂けなかったのが残念ですが楽しい時間をすごせました。
貴重なお話も聞けて楽しかった！ありがとうございます。
　
　
そのあと日当たりの良い小高い築堤跡で芝生に寝っ転がってのんびり、まったりと一休み・・・・・・
　　　
　　　　
　　　　アンカークロモリ「にんじん号」も芝生でお昼寝ちう～Ｚｚｚ
　

ところが遠くの方から機関車の汽笛が！

　

　　こ、この音は (￣▽￣:) エッ

　

秩父鉄道のＣ５８形蒸気機関車の汽笛です！
　
そうか日曜日だからＳＬが走っているんだと気付きましたが、ここからは距離も離れてるし間に合わないなと諦めようとしたらＳ君が

　

　　「何言ってるんすか。間に合いますよっ！」

　

Ｓ君の言葉で西武警察ばりに自転車に飛び乗り築堤を下り全力ダッシュ！

Ｓ君をもチギル？今までで最高の力走でした (o^-')b !
　　　　
　　　　
　　　　ハァハァ、間に合いました ヾ(^_^
　
何事も諦めてはいけませんです、ハイ！
　

そして上熊谷駅から熊谷駅までの最後の区間。

この区間は熊谷線で唯一線路が残っています。残念ながら現役路線の敷地内なので立ち入る事は出来ませんでした。
　　
　　　　

　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　最後はドタバタしちゃいましたがこの日も楽しいサイクリングになりました～♪
　　

鉄道には特に興味のないＳ君ですが、測量士という仕事柄か昔はどんな状況だったのか想像したり調べたりするのは楽しくなってきたようです。また実際の探索でも境界杭などに詳しく頼もしい相棒？になりつつあります。
　
最近では自主的に探索候補地を提案してきたりするのでこれからが楽しみです～♪

　

　峠も付き合うから廃線ポタもまた行こうぜ！

　

先日の廃線ポタで訪れた日本セメント貨物線・・・・・
　
昭和の日の今日、空中写真で見てみましょう！
　
　　　
　　　高麗川駅付近の写真

① が専用線で左が八高線。右にカーブするのが川越線です。

② はターンテーブル（機関車の転車台）！現在は更地になっているようです。

　
　
　　　
　　　日本セメント（現太平洋セメント）工場の写真

③ の留置線には多くの貨車が写っています。
　
　
　　　
　　　工場北側の写真

④ には２０両を超える貨車が！

探索した築堤上には２線の線路があったようです。　

現役当時は多くの貨物列車が出入りしていて活気があったようですね。
　
　
　　　
　　　東武越生線の分岐付近

⑤ 西大家駅の東側です。数両の貨車が留置されています。
　
　
　　　
　　　八高線側の当時の写真

貨物列車を牽引しているのは蒸気機関車 (^▽^)/　デゴイチかな？

後方には工場の名物煙突が見えてます。
　

空中撮影の写真はコチラから


撮影時期は昭和４０～平成まで様々ですがグーグルアースより鮮明だし昔の町並みが確認できて興味深いですよ～♪

　
　
５月５日に「安比奈線」と「日本セメント貨物線」の２箇所を廃線ポタします！　

こどもの日に童心に返って鉄路で遊びたい方！ご一緒しませんか♪

　
　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
自転車通勤の途中で聞こえてきたさえずり・・・
　
　
　　　　　　　　
　
　
　大きな声でさえずってます。
　
　自転車を置いてそっと近づいて撮影しました。
　
　
　　　
　　　（画像処理で画面を明るくしています）
　
　
　ヤマケイポケットガイドで調べましたがよく判りませんでした・・・
　
　
　　　　　この子の名前が判る方！教えてくださいませ　ヾ(^_^
　
　　　　

　　　　
先日の走行会で１０数年ぶりにスピードレコードを更新しました！（助手席だけど・・・）
　　

　
　　　　　　
　
　
レーシングドライバーＭさんのドライビングで２７０ｋｍ/ｈ超え！！片手でビデオはきつかったよ・・・
　
今までの自己最高速をあっさり５０ｋｍ/ｈ塗り替えました！速すぎデス・・・　ヽ(^_^;)
　
　
　　　
　　　カレラＧＴ　Ｖ１０　６１２ｐｓ　ＭＡＸ３３０ｋｍ/ｈ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　
　
　
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
一昨日は暑いくらいのナイスなお天気でした・・・・・

午前中は大人しくしていましたが、とうとう我慢できずに店を飛び出してしまいました(^^;
　
　
向かったのは近日中に探索予定だった「日本セメント専用線跡」！
　
日高市にある日本セメント（現太平洋セメント）の工場と東武越生線「西大家駅」付近とを結ぶ「西大家貨物線」（１９８４年廃止）と、そして反対側のＪＲ八高線の「高麗川駅」とを結ぶ「高麗川貨物線」（１９９９年廃止）の２つの路線で構成されてます。

東武鉄道側は電化、ＪＲ側は非電化だったようです。
　

　　　　　　　　それでは西大家駅から廃線ポタの始まりです！

　　　
　　　ポタの最後に確認した東武越生線の分岐点。左に専用線があったと思われる

廃線跡はお年寄りのゲートボール場として利用されていたり、廃車体が放置されている所も・・・。
　
　　　
　　　放置された廃バス。８０年代の三菱フルデッカー？

西大家線は廃止後だいぶたつ為かレールなどはありませんでした。でも所々に鉄道の遺構と思われるものが・・・・・
　
　　　
　　　小さな水路を挟んでコンクリート製の橋台が
　　
そして畑の中を緩いカーブを描いて線路跡が続く
　
　　　
　
その後、工場の脇を抜けて線路跡は続いて行きます！
　
　　　
　　　工場地帯にあった高圧鉄塔。背が低くなってきて
　
　　　
　　　最後の鉄塔はこんな・・・。低っ！
　
　
　
　
そして突然目の前に現れたのは！

　

かなりの高さがある築堤でした。
　
こんな立派な遺構があるとは知らなかったのでびっくりしました。
　
　
　　　
　
わくわくしながら上へと登ってみます！結構高さがあります。５～６メートルでしょうか？
　
　　　　
　　　　可哀想にスペシャ君は置き去り～！ちょっと待っといてね♪

　

築堤の上をドキドキしながら進むと・・・・・

　

　　　　来たよ、来たよぉ～バラスト（線路敷きの砂利）が！
　
　　　
　
　
　
　
そしてついに・・・、線路がキター　＼(^O^)／
　
　
　　
　　　
　
やっぱりレールがあるのとないのじゃテンションが違います！！

　

少し雲が出てきましたがそんなの気にしません。

　　　
　
　
錆びたレールに寄り添うように咲くタンポポを愛でたりしつつ、さらに進みます。

この先は工場の敷地らしく立ち入り禁止の札があります。その先には！
　
　
　　　
　　　大きく開けた場所が広がり、留置線だったのか２本の線路が
　

興奮冷めやらぬまま自転車を置き去りにした所へ戻り、工場を迂回して高麗川側に向かいます。

　

しかしまたしても “鉄ゴコロ” をくすぐる 「廃な光景」 が！！
　
　
　
　　　　こ、これは～　(￣□￣;)!!
　
　

なんとタンク車が放置されてるじゃないの　ヾ(＞▽＜)ｏ
　
　　　
　　　タキ４５０００形？社紋が入ってるけどどこの会社なのでしょうか・・・

工場の外に通じるレールはすでになく、ただここで朽ち果てるのを待っているのでしょうか・・・・・

　

　この日一番ココロに残るシーンでした。
　
　
　
ここからは高麗川駅まで先回りして再びセメント工場までの廃線を辿る事にします。

高麗川駅にはＪＲ八高線と川越線が乗り入れています。
　
　　　
　　　左が八高線、右が川越線の線路で真ん中の錆びたレールが「高麗川専用線」の廃線

こちらの路線は廃止後１０年ほど。レールのほかにも踏み切りやその他設備も残っていました。

住宅地を通る廃線あとは地域の方のお散歩コースになっているようです。

　　　
　　　猫ものんびりお散歩してます♪
　
　　　
　　　列車が来ないことを知っているのかな？枕木で爪とぎまでなさっていました　(^^;
　
　　　
　　　遮断棒は外されていますが警報機は当時のまま　

　　　
　　　線路脇にはこんな物も残っています
　
　　　
　　　住宅の裏に線路は続いてます
　
　　　
　　　そしてセメント工場へと線路は向かう
　
　　　
　　　道路と交差する部分はレールが撤去されていました
　
　

以上で今回の探索は終わり

　

今度は 「安比奈線」 とダブルで 『廃線ポタツアー』 をしてみましょうか♪

　　　
　
　　　巨大なセメント工場
　　
　　　
　
　　　
　　　帰り道に見かけた火の見！ちょっと背が低過ぎやしませんか？
　
　　　
　　　春の日差しに輝く茶葉！
　
　　　
　　　けっこう暑い日でした！
　
　
　
今回も地元の廃線跡を探索しましたが、特に高麗川側は往時の雰囲気が残っているので興味のある方は早めに訪れてみてはいかがでしょう。
　
　

いつまでもその姿を留めていないのが廃線の宿命ですから・・・・・