本当にツインターボでしょうか…G20型320d

先日正式発表されて一部では展示されている新型３シリーズ、最初のデリバリーはガソリンモデルからのようですが、ディーゼルの320dはいつ来るのでしょうか。




こちらに海外での320dの試乗記が載っていますが、注目はやはりエンジンです。記事によると「これまでの1基のターボに排気導入口をふたつ備えたツインスクロールターボから、エンジンの回転数に応じて2基のターボを切り替えるシーケンシャル・ツインターボになった」そうです。


しかしパワーは190ps/400Nmと変更が無いよう。エンジンカバーもいつものようにツインパワーターボとしか書いてありませんし（爆）。


試乗記では「従来のB47と呼ばれていた4気筒ディーゼルエンジンよりも、低回転域でのレスポンスはわずかながら鋭い。しかし、シーケンシャル・ツインターボを積んだ新しいエンジンだとは、知らされない限りは気づかないレベル」だそうなのでF30時代の320dと大差無いのでしょうか。



以前に作っていただいたグラフ、そして実際に乗ってみた感触からもB47型エンジンはシングルターボでも充分低速からのトルクの立ち上がりが大きくて高速側も問題無く、他社のツインターボ勢とも互角と思われました。わざわざツインターボにするコストメリットはあるのでしょうか。


一つ考えられるのは、ツインターボにして低速側も高速側も余裕を持たせた分を排ガス規制に振り分けているのかもしれません。新Euro6規制に合わせたディーゼルエンジンは規制合致前のものに比べてやや元気が無い、というインプレッションもあるので、新規性をクリアーした上での性能を確保したのかもしれませんね。

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この記事へのコメント

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bogeyman_h 2019年2月5日 18:53 こんばんは。 新型320d、記事などではツインターボとなってましたね。年内には日本に導入されるとか？ BMWはシングルのツインスクロール・ターボであってもツインターボであってもツインパワーターボとしか表記しないので困りますね(苦笑) 本国では320dにだけMTが設定されているようですが、これまでのBMWジャパンのディーゼル戦略を考えると、日本では遂に3シリーズのMTは無くなりそうですね。 ミドリーヌ号もまだまだ調子が良さそうですから、選択肢が出揃うまで様子見ですかね！？(笑)

コメントへの返答 2019年2月5日 22:11 こんばんは、いつもコメントどうもです。 どこの記事でもツインターボとは書いてあるのですが、日本の正式導入時に改めてアナウンスがあるまでは微妙ですね。今までツインターボは「20d」には採用されなかったのですが、これが本当ならデチューン版の「18d」にも搭載されるのでしょうか。 本国でもトリプルターボやクアッドターボでに「ツインパワーターボ」と表記してあるので何の事だか良く分かりませんね（爆）。 ディーゼルのMTは今まで日本には未導入なので、新型３シリーズのMTはM３だけになるかもしれませんね。 320dでも必要十分ですが、ALPINAのディーゼルもちょっと期待です（苦笑）。