
みんカラのモニターレポートで
本が当選したので読んでみました。中古車選びって難しいですね。
なかなか手に入らない希少車、外車を除くと自分では中古車を買う機会はあまり無さそうですが、この本を読むと中古車がどのように流通していくか、値付けの基準など、色々な事が分かります。
まずは表示されている販売価格が額面通りなのか、実際の購入時に色々な諸経費がかかるのか、という吟味がまず重要なのですね。
新車の場合には値引きは単純にディーラーさんとの駆け引きやタイミングがありそうですが、中古車の場合にはそうでない事が分かります。
「格安車!」などの宣伝文句につられて価格だけで中古車を購入すると、後の故障時に痛い目を見る可能性が高い事を痛感します。
ネットだけの情報では実車の状態の判断は非常に難しいため、お店で実物を見て検分する訳ですが、その際のチェックポイントなどもしっかり示してあります。
また、お店が本当に信頼出来そうかどうかの判断材料も書いてありますが、確かに「うーん、こうした対応なら怪しいなぁ」と思える部分が多く、しっかり冷静に検討しないと後悔のタネになりそうです。事前にこうした情報をしっかり頭に入れておく事が大切だと思いました。
この本の著者は中古車激戦区の埼玉県のお店だそうですが、内情も暴露するような部分もあるため、あまり正直に書いても大丈夫なのかな、とちょっと心配になりました(苦笑)。
読んで行くと色々納得する部分が多いですが、これら全てを頭に入れて中古車選びをしようとするとかなり労力がかかりそうです(爆)。中古車といえども価格だけで決めていけない部分が多い気がしました。そういう意味では新車の購入の方がずっと楽かもしれません。
ただ、新車についても巷のインプレッションはいまいち信用出来ない面もあったりするので、実際に自分で試乗してみないと分からない部分が多いですね。
変なセールストークに騙されて怪しい中古車を掴まされないようにする、という意味では大変参考になる本でした。
Posted at 2018/12/30 08:42:08 | |
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くるま | 日記