初代ミドリーヌ号から愛用しているBMCのエアクリーナーエレメントですが、またまた走行1年経過したので洗浄しました。前回の洗浄は10月だったのでまだ1年経っていませんでしたが、走行距離は約1万6千Kmでした。
まずはエアクリーナーボックスを開けますが、4つの止め金が結構硬いので大きなマイナスドライバーでこじって外します。今回はなんと左上の金具を見落として3箇所の金具だけ外して取り出してしまいました。どうりで外しにくいと思いました(爆)。エレメントをトントンと揺さぶって虫さんなどのゴミを落としますが、昨年よりは少ない感じでした。
洗浄は昨年使ったクリーニングキットの残りを使用しました。まずは洗浄液をスプレーして待つ事20分、それから水道水で洗い流します。オイルが流れ出しますが、以前の初代ミドリーヌ号ほどは汚れていない感じです。3回繰り返して陰干しです。
今回は丁度連休に電車で出かける用事だったので丸3日放置してしっかり乾きました。以前は生乾きのところをドライヤーで乾かしたりしていましたが、この工程がちょっと面倒くさいですね。
次はオイルの塗布ですが、昨年使ったクリーニングキットはスプレー式のオイルではなくて直接エレメントに滴下して塗るタイプです。エレメントのひだひだに一列ずつ塗っていくので結構手間がかかりますし、ムラも出来るので後から追加したり、と10分以上かかりました。スプレー式だと30秒くらいなので楽ですね。ここからさらに20分くらいおいて全体にオイルが馴染んだのを見届けてからエアクリーナーボックスに戻します。
同じ写真で恐縮ですが、金具を元に戻すのも結構力が要るのと手が入りにくい部分でもあるので、左上の金具と右側の金具はやはりマイナスドライバーでこじって取り付けました。
今回の洗浄でクリーニングキットの洗浄液とオイルは使い切ったので新品になりますが、洗浄直前で購入しようとするとスプレー式のオイルが品切れになっている事が多いので、事前に用意しようと思います(と言いつつ、良く忘れますが)。
エレメントを洗浄後にエンジンを始動すると、いつもより回転の上がりが大きいです。エンジン音も気持ち静かになっている気がしますし、いつもと同じ感覚でアクセルを開けていても若干吹け上がりが速い感じです。やはり走行16000Kmの汚れが落とせたせいでしょうか。
エンジン始動時の回転上がりは2回目からはいつもと変わりなくなったので、こちらは吸入抵抗が低くなったのは補正されたのかもしれませんが、1000 Kmほど走って燃費も5%くらい向上している感じです。
初代ミドリーヌ号では(枠を破損させてしまったので)1回新品にした後は15万Km以上持って箱替えになったので、きちんと扱えば新ミドリーヌ号でも廃車まで使えそうです。2万Km毎に洗浄を推奨されていますが、洗浄後の改善度合いを考えると1年毎ではなくて半年毎か1万Km毎でも良いかもしれません。
Posted at 2024/09/24 06:27:42 | |
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