
8/5にセントラルサーキットで行われた9時間耐久レースに参加してまいりました。
このレースはトランスポンダーリレーのような車両が変わる形式ではなく、1carをドライバー交代で9時間走りきる形式です。つまり、ドライバー同士の連携、ピット作業や燃費、パーツの耐久性を加味した運転、車両選択が必要となります。ようは速い車を速く走らせれば勝つというものではなく、そこそこ速く耐久性があり、かつ燃費が良い車を用意しなければなりませんし、ドライバーは車をいたわりながら、いかに逸る気持ちを抑えて、自分だけが突出することなく一定の周回を刻めるかという修行のような走りが必要とされます。
今回はお初づくめ。
車両のオーナーから初めてドライバーとして参加を依頼されるという経験をしました。
参加車両はBMW318is。耐久仕様にオーナーさんのこだわりがかなりつまっています。メンバーはワタシを含めて4名。初めて組む方々ですが、実力者ばかり。ワタシ以外は体格もほぼ同じという耐久には完璧なメンバー構成です。
1名につき約1時間×2スティント、第1走者のみアンカー含めて3スティントという重責を担います。
指示系統は全てプロの監督が担当し、初めて使用する無線やクールスーツもオーナーから支給されました。
走行順
1、MAROさん(&5、9スティント)
2、YZさん(&6スティント)
3、ワタシ(&7スティント)
4、shunさん(&8スティント)
スターティンググリッド決定のための予選はじゃんけんの結果、ワタシに........
本番を目前にすると、、
気軽に参加していたこれまでのレースとは一変して、ものすごくプレッシャーを感じます。
「オーナーの期待通りに監督の指示通りに走らねばならない、他のメンバーに迷惑をかけてはならない」という暗黙のプレッシャー。
で、レース本番。
レースの模様はみなさんアップしていますから
MAROさん、
ReiGoさんのブログでどうぞ。
予選4位からスタートして、上位2チームがマシントラブルでリタイア。
同じ318isのReiGoさんチームとの一騎打ちとなり、結果3.8秒差で辛くも我々チームが逃げ切り、総合優勝することが出来ました。
もちろん総合優勝はメチャメチャうれしかったのですが、
何よりも当初の目的通り、全員がミスなく冷静に、マシントラブルを起こさずに9時間走り切れたということに達成感を感じました。スプリントやトランスポンダーリレーの耐久は何度も経験して来ましたが、「自分自身がいかに速く走り、いかに前を走る車を抜いて順位を上げるか」という事のみに終始していたので、今回のような真逆の思考を要求されるレースは初めてだったといえると思います。
今までで一番チームワークというのを考えましたし、一番の連帯感を味わえたレースでした。
チームのみなさん、サポートのみなさん、オーナーご夫妻、監督、そして熱いレースを繰り広げてくれたReiGoチームのみなさん、参加者のみなさん、本当にありがとうございました。
Posted at 2012/08/11 18:17:54 | |
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