冒頭写真は長野県木曽の白川氷柱群。
どうしてこんな風に氷柱が出来るのか、
私は詳しいことは分からないけど、
この様相を見ていると、壁が牙を剥いて
今にも襲って来そうにも見えるし、
歯を剥き出しにして笑っている様にも見える。
氷の微笑?!いや、コレは爆笑中でしょ。
それとも笑ゥせぇるすまん喪黒福造みたいに、
コレがデフォルトの真顔なのか?!
やっぱり『氷の微笑』はシャロン・ストーンだね!(笑)
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土曜(1/28)の朝は岐阜の阿木川ダム湖畔で迎えた。
木の葉のフリーズドライはどんな味?
木株は霜でフサフサ。
ズームレンズで一杯に寄った、
ややマクロの世界の樹氷。(笑)
辺り一面に降りた霜を踏みしめ、日の出前に湖畔を出発。
木曽川沿い、中央本線と並走する岐阜県道6号はまだ凍ってた。
朝食と昼食を兼ね、最初に向かったのは木曽にあるコチラの蕎麦屋。
『時香忘 (じこぼう)』
住所:長野県木曽郡木曽町新開芝原8990
TEL:0264-27-6428
営業時間:[月~金]11:00~無くなり次第終了
[土・日・祝日]10:30~無くなり次第終了
定休日:[12月~3月] 火・水・木曜 [4月~11月] 火曜 [8月] 第1・4火曜 ※臨時休業日有り』
以前より訪れてみたかった店なので、代表メニューを頼んでみた。
まずは蕎麦がき800円。
塩で頂く蕎麦がきは、それはそれは香り豊か。
そしてお次はお待ちかねの蕎麦。
野点蕎麦2100円(要予約)、夜明け蕎麦1500円、極粗寒ざらし熟成もり蕎麦1200円。
広島の藻塩(左上) 沖縄のぬちまーす(右上) アンデスの岩塩(下) が付く。
なるほどね。
塩で食べても、タレに付けても、文句なしに旨い。
私の好みは野点蕎麦だけど、お値段がちょっと高いと言うのが難点。
蕎麦湯は私好みのとろみ感があってお替りしちゃった。
店の軒先で見つけた『氷の煌めき』。
開田高原小野原の雪原を行くパジェロ。
白樺並木のストレートはこんな感じ。
木曽馬の里で御嶽山を望むのはお約束。
コレは御嶽山よりも宿り木を入れ込みたかったのだ。
御嶽山がチラ見えする鹿の背温泉(休みだった)の帰りの道。
そして陽も傾きかけた頃、白川氷柱群へ。
静と動。
静と静。
牙と角。
車を停めさせて貰って、撮影後はお風呂も頂いたコチラの温泉。
『小坂温泉 けやきの湯』
住所:長野県木曽郡木曽町三岳2388-1
電話:0264-46-2818
営業時間:10時~20時
定休日:不定休
料金:400円
風呂上がり、女将さんに、
『夜も見に来るかもしれないけど、そしたらまた車を停めさせて。』
とお願いしたら、快く承諾してくれた。
帰り際、氷柱群とパジェロを意地で撮った。(笑)
夕食は木曽福島の町に出て、コチラの店のステーキで体力回復。
『レストランゆき』
住所:長野県木曽郡木曽町福島5068-1
TEL:0264-22-2170
営業時間:10:00~14:00 18:00~21:00
定休日:木曜日
信州牛サーロインステーキ(ライス・サラダ・スープ付き)3800円。
ちょっと濃い目の味付けは、とっても御飯が進んじゃう。
それに、体温維持にもイイ感じ。
食後のフルーツパフェ(クリーム増量)650円は、夕飯にこの店を選んだ理由の一つ。(笑)
食後、マスターから木曽福島の今昔物語を聞いたり、撮影スポットを教えて貰ったりと、
とても楽しい時間を過ごさせて貰った。
マスター、ありがとう!
また来るね。(^^)
あまり来ることのないこの木曽福島・御嶽エリア。
折角この時期に来たんだから、氷柱群のライトアップも見ておこうと、『けやきの湯』に逆戻り。
白いライトに照らされ、闇とのコントラストがより一層強くなった氷柱。
昼間とは違い、黒くなった川がはっきりと氷柱を映してた。
そしてライトアップの光が消えると、そこは一面の星景色に変わった。
星の煌めきを反射する氷柱は、なんだか微笑んでいる様に見えた。
そうだ、きっとこれが『氷の微笑』なんだ!!
この日の夜は車中泊場所を探すのにちょっとてこずった・・・・。
色々廻って結局深夜0時近くになって落ち着いたのは、『太陽の丘公園』。
翌日(1/15)、朝の気温は-6℃。
あまりの寒さに寝袋の中からなかなか抜け出せなくて、のんびりスタートで自然湖へ。
長野西部地震で出来た自然湖の象徴はこの立ち枯れた木々。
この時期自然湖は湖面が凍って、ワカサギ釣りが楽しめるんだって。
私も湖面に降りてみた。
すると、そこにはこの時期だけしか見れないアートが一杯。
『氷の中の猿の腰掛』
『氷の上のウニ』
『雪原の中のヤカン』
氷に閉ざされた自然湖は、何だか影絵の様な世界だったり、
はたまた月面の世界の様だったり。
不思議な時間と空間を愉しんだ。
今回は林道も走ってみたよ!(舗装林道だけど)
これは白巣峠へつづく林道。
コレと言ってあまり見所もないし、ピストンなんで、適当な所でUターン。
そしたら行きには気付かなかった御嶽山絶景ポイントを発見!
お次は王滝川支流、砂防ダム沿いの道を行くも、200mほど行って行き止まり。
今度は河原に降りられる道を見つけたので行ってみた。
シャベルカーの轍はパジェロには広過ぎ。(笑)
おおっ、なんかパジェロが凄く男前に見える!!と自画自賛。
この白い橋は人も車も通れないみたいだけど、何の橋だろ???
そしてコチラは入り口の壁の亀裂模様に魅かれた大鹿渕隧道。
お腹が空いてやって来たのは王滝村唯一の定食屋?!
『王滝食堂』
住所:長野県木曽郡王滝村東2708-2
電話番号:0264-48-2738
営業時間:[月~金・土・日]11:00〜20:30
定休日:水曜日
http://www.kiso-ontake.info/
ココの一押し、いのぶた焼肉定食1400円。
いのぶた、旨し!!
凍ってる滝があると食堂で教えて貰いやって来たのは、赤い橋の印象的な清滝。
凍りゆく滝の過程をイメージして、流れ落ちる水もフリーズさせてみた。
滝撮影で冷えた体を温めたのはコチラの掛け流しの温泉。
『王滝の湯』
住所:〒397-0201 長野県木曽郡王滝村 3967
TEL:0264-48-2454
営業日:土・日・祝祭日(夏期、年末年始は連続営業)
営業時間 :12:00~7:00(6:30受付まで)
料金:大人500円
http://otakiya.jp/
内湯だけの小じんまりした風呂だけど、湯温も私的にちょうど良くて、とってものんびり出来た。
晴れてれば浴槽から御嶽がバ~ンと見えるだけど、残念、曇ってた。(--;
すっかり暗くなるまで王滝村を楽しんだ。
晴れてれば御嶽湖沿いのこの道から、御嶽山と王滝村集落の素敵な写真が撮れるんだって。
それは、またの機会に持ち越しだね。
さて、御嶽・木曽福島エリアはココからが大変。
だってにあまりにも交通の便が悪いんだもの・・・。
それがこのエリアになかなか足が向かない理由でもあるんだけどね・・・。
この日、選択したのは浜松SAまでのひたすら下道修行道。
途中通過する愛知の茶臼山界隈は、食事処やガソリンスタンドが閉まるの早いので要注意!
そんな事もあって、阿智の町で食事処を見つけたので滑り込んだ。
『スナック・喫茶 あひる』
住所:〒395-0300長野県下伊那郡阿智村智里昼神20−4
TEL:0265-43-2678
営業時間:10:00~14:30 17:30~23:30
定休日:水曜日・年末年始
無性に食べたくなったミートソーススパ、それとピザトーストとミルクセーキ。
食べたい時に食べたいモノを食べれてすごく幸せ。
さて、今回は、シャロン・ストーンの魅惑的な『氷の微笑』には出逢えなかったけれど、
大自然の造り出した神秘的な『氷の微笑』に出逢えた感動的なことりっぷで満足、満足。(^^)