昨夜はぐっすり眠れた気がする。
自分で言うのもなんだけど、
私って順応性が高いみたい。
この狭い車で寝るのも、
3日で完全に慣れた?!(笑)
写真はクリックすると大きくなります。
斜里の道の駅を出たのは4:55
この日の空も曇り空。
道東の天気予報は一日曇りだって・・・。(--;
誰も走ってない畑の真ん中の道を抜け、知床半島を目指す。
知床半島では羅臼の無料温泉に入りたい!って思ってた。
7年前、釣りで知床に来た時は熊の湯に入ったんだよね。
またあの湯に入りたいなぁ~。
それと、百名道の知床横断道路、前回はパジェロだったので、
今度はカブで走ってみたかったんだよね~。
そんな訳で二度目の対面となるオシンコシンの滝は道路から簡単に。
このプユニ岬は見晴らしのいい方をバックにして前から撮れば良かったなぁと反省。
7年前パジェロで撮ったこの場所は、霧で羅臼岳は見えないし、草ボウボウなのでスルー。
それでも横断道路らしい場所と言う事で、霧の立ちこめる峠で撮った。
晴れてればバックに羅臼岳が見えるのに・・・。
峠を越えたら霧が少し晴れた。
ココは羅臼湖前のバス停。
雲が道路を渡ってた。
横断道路のワインディングが見下ろせる場所に差し掛ったら、
太陽と青空が一瞬だけ顔を出した。
この光景はちょっと感動もんだった。
熊の湯に差し掛かったけど、この時間は掃除の時間だと記憶してたので、
後でまた来ようとそのままスルーした。
ただ、工事用車両みたいなトラックが数台停まってたのが気になった。
羅臼の町に降りて、
百名道 知床横断道路制覇!!(2回目)
信号左折で道道87号に入って目指す場所へ。
途中、国後島が見えたので一枚。
7年前の羅臼もこんな天気だった気がする・・・。
目指した先はココ。
みん友のかるたんさんのおすすめスポットで知った無料の相泊温泉。
ブルーシートで囲われてる所が無料温泉のソレ。
浴槽からはこの景色!!
ちなみにベニア板一枚ででちゃんと男湯と女湯が分れてたよ。
ちょと残念。(≧▽≦)(爆)
眺めもいいし、解放感アリアリのこのお風呂。
北方領土に向かってフル○ンで意味もなくど~だ!!ポーズとってみた。
写真載せたかったなぁ~。(爆)
ココ、熊の湯よりもいいかも!!
そんな話を一緒に入った青年とおじさんとすると、
『今、熊の湯は温泉を引くパイプが壊れていて入浴できない』との情報を入手!!
あぁ、だから工事車両が停まってたのね・・・。
と言うことで熊の湯行きは却下。
私の記憶の中の熊の湯よりも、断然こっちの方が良かったので満足満足!!(^^)
風呂から上がって駐車場に戻ると、先に風呂から上がってたお客さんが
車の前で何やら看板を出してた。
旅スル珈琲屋?!
聞けばこのご夫妻、最近、広島の福山でカフェをはじめたらしい。
今は単なる旅行中で、コーヒー淹れて飲もうと思って、
画的になんとなく看板を出したとの事。
でも、cafe openって書いてあるじゃない!!
「コーヒー飲める?」って聞いたら、
「飲めますよ」って返えってきたので一杯注文した。
一杯500円。
こんな所にしてはちょっと高くない?!と思ったけど、まぁ旅の記念に頼んでみた。
淹れてたてのコーヒーと昨夜セイコーマートで買っておいた菓子パンで朝食。
コーヒーの豆はキューバ産とのことで、焙煎は深入りのモロ私好み。
すっごく美味しかった。(^^)
国境を目の前にしたこんな辺鄙な場所で、とっても美味しいコーヒーが飲めるとは。
こんなことがあるから旅は面白い!!
また一つ素敵な出会いに巡りあっちゃった。
「今度広島に行ったらお店に寄るよ!」と言って別れた。
ちなみに羅臼にはもう一つ、瀬石温泉と言う無料温泉↓があるけど、
この時間は入れなかった。
モロ海の中の温泉なので、多分潮の満ち引きの関係だと思う・・・。
あっ、ココ、TVドラマ北の国からのロケ地にもなったんだっって。
私は見てないから知らないけどね~。(笑)
帰り道、来るとき気になった熊岩で。
何処が熊に見えるのかよくわからん。
ヒカリゴケのある洞窟に寄りたかったんだけど、
洞内が崩落の恐れがあると立ち入り禁止になっていた。
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国道335から国道244を経て、次の目的地の野付半島にやってきた。
この野付半島の砂嘴(さし)を走る一本道、道道950号も百名道。
ここへ来る前に知った砂嘴(さし)という言葉。
私の住んでる静岡県の美保の松原も砂嘴なんだって。
両側が海なんだよねぇ~。
なんか不思議~~~。
で、ここが道道950号の終点というか起点。
向きを変えると奥に灯台が見えた。
ネイチャーセンターの駐車場まで戻って、車を停めてトドワラ散策に出る。
ちょうど馬車が行っちゃた後だった・・・・。
30~40分位は戻って来ないと言うので、仕方なく歩いてトドワラに行くにした。
トドワラまではこんな鹿のいる様な雑草?!っぱらの中の小道を
20~30分くらい歩かなくちゃいけない。
早足で20分くらいで到着。
湿原にこんな感じの木道がある。
トドマツの木がある湿原なのでトドワラ。
はじめ、あの動物のトドがいる湿原だと思ってた。(爆)
こんな風に枯れた木が一杯転がってる。
これはクモみたいだなと思って撮ってみた。
枯れ葦?!の造った模様もおもしろい。
こんな景色もそのうち無くなっちゃうんだって。
そんないつか消えゆく景色には、ピーカンのお天気よりも、
この日みたいな曇の多いお天気の方が寂しげ感が出て良かったかもね。
帰りは絶対馬車と決めていた!
だってこの方が乙じゃない。(^^)
決してまた20分掛けて歩くのが嫌だったから訳じゃないよ。(嘘爆)
片道500円で結構楽しめた。
トドワラ、なかなか満足な景色でしたよ。
中には北海道三大ガッカリ名所なんだなんて言う人もいるみたいだけど、
私はそんな感じは受けなかったけどなぁ。(笑)
ネイチャーセンターに戻ってきたのがちょうど昼時。
センター内にあるここで昼飯。
メニューはこんな感じ。
トドワラに来たんだもん、『とどわら定食』を頼んだよ!
それとジャンボほたての塩ふり焼きとゆで北海シマエビ。
どれもおいしかった~。(^^)
昼過ぎ、野付半島は曇りの予報が外れて晴れだした。
ここはナラの木がある湿原だからナラワラ。
トドワラよりはまだ衰退度合いがマシなんだって。
カブの向こうに立ち枯れたナラの木が見えるかなぁ?!
そして
百名道 野付半島制覇!!
国道244に戻って温根沼大橋を渡って根室入り。
道道35号のココの景色が良かった。
ちょうど向こうから白のSLKがやってきた。
手を振ってあいさつした。
本土最東端、納沙布岬を目指す途中で。
実はこれが納沙布岬の灯台だと思ってたら違った。(爆)
オーロラタワーって言うんだって。
で、納沙布岬らしいところに到着。
なんかココ違うでしょ??って右向こうを見たら灯台があったので行ってみた。
おおっ、ここが離島を除く日本最東端か!!
って言う感動があんまりない・・・。
そういえば誰かのブログには宗谷岬ほどの感動がないって書いてあった気がする・・・。
それにこの灯台、あんまりカッコ良くない・・・。
なのでちょっとカッコよく撮ってやった。
どう?イイ感じでしょ?!(笑)
イマイチさえない岬だったので、土産物屋に行って、
『本土最東端到達証明書』を買って来てもう一度撮ってみた。
これで少しは様になったか?!
その後、道道35号で落合岬を目指す。
ここまで来て立て看板を見ると、岬まで25分だって。
往復約1時間かぁ・・・。
時間がないのでまたの機会にした。(笑)
まぁ、また歩きたくなかったというのもある。(^^;
先を急いで今度は百名道北太平洋シーサイドラインへ。
ココは道の感じが良かったので戻ってきて撮ってみた。
この写真は車前にミソが落ちてるのがミソ。(笑)
北太平洋シーサイドライン、まだまだ全然走り切れない。
でも道撮りもそそろ切り上げて夕飯食べる場所を探さないとまた夕食難民になっちゃう!!
ここらで美味しそうな夕飯食べれそうなお店を探して厚岸グルメパークに決めた!
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18:00、道の駅 厚岸グルメパークに到着。
メニューはこんな感じ。
明日のこの時間はフェリーだから、この日が北海道最後の晩餐?!
豪華に行ってみよう!!って事で頼んだのは、
海藻ポークの豚丼、生ガキ2ヶ、焼きガキ2ヶ。
これはカキのルイベ(凍った刺身)
オイスターソースで食べるカキソフト。
お腹いっぱいでお店を出たら外の夜景が綺麗だった。
これからお風呂を探さなくっちゃ・・・。
23時までやってるお風呂を釧路で見つけた。
パコの湯に着いたのは20:45。
ここはホテルのお風呂なんだけど、地下から温泉を汲み上げてるんだって。
寝湯というのがあったから少し横になったらあまりにも気持ち良くて大分寝ちゃった。
風呂から上がり、休憩室で自分が今いるところを確認してみた。
今いるのは釧路だよね?!
あれぇ~????おかしい・・・???
私の菱形一日一辺計画では、今頃は襟裳岬にいるはずだったのになぜ釧路???
そうか、そうか!!北海道は菱形じゃなかったんだ!!!
(って当たり前)
今日走って来たのは隠れ一辺だな。
すると北海道は五角形だったんだ!!!
んん、だから北海道にある五稜郭は五角形?!
まぁそれは置いといて・・・・、さぁて、どうしましょ?!
明日は北海道最終日で17:30までには函館のフェリー乗り場に着かなきゃいけない・・・・。
当初の予定通り道南を行ってもお天気には恵まれそうにない・・・。
良し、明日の行き先は決めた!!
残りの力をふり絞り、なんとか道東自動車道の十勝平原SAまで来て力尽きた。
この日の走行距離は約600km。
北海道はまさにデッカイドウを実感した一日だった。
つづく。