保険のCMみたいなタイトルで始まりましたが・・・。
何からお話したらいいやら、いろんなことがあった一週間でした。
まずは前回アップしました、
ポルシェ968ミッショントラブルのつづきから、

いきなりこんなメカニカルな画像からっていうのは、つまらないかなぁー?と思ったんですが、やっぱり順番からするとコレになってしまって・・・。
上は、取り外されたミッション本体の画像です。
右側が進行方向前ですね。エンジンの方から来たトルクチューブが、右の端につながります。。
で、ぽっかり開いている部分が、デフのリングギアが入っていたところです。
真っ先にそこのベアリング破損を疑ったものですから、そこから最初に開けたのですが、リングギア両脇のベアリングは無事でした。
でも開けた途端にもう
中は鉄粉だらけでしたから、異常があることは疑いようもなく・・・、
次に、右側ミッション部の分解です。

1枚目の画像の、まぁるい穴の中の右側に、ドーナツのフレンチクルーラーみたいなギアが顔を出しておりますが、それを取り出した拡大画像が2枚目です。向きが左右逆になっていてすいません。
右の端っこについている渦巻き状のギア、さっきのフレンチクルーラーみたいな。これが、ミッションからの駆動力を、デフへと伝える、ピニオンギアです。
そのすぐ左隣の大きなベアリング、これが破損しておりました。
画像ではちょっと解りにくいかもしれませんが、クルクル回る円柱のようなベアリング部に、大きな力で当たったような
傷跡がぐるっと一周全部についておりました。
元から多少のクリアランスがあるそうですが、手で触るとガタガタと頼りない状態です。
このシャフト全体をピニオンシャフトと言うそうですが、
968では多いそうです。このベアリング破損・・・。
破損がみつかったベアリングはコレひとつだけでしたが、折角こうしてミッションを分解しましたので、同じような大型の
ベアリング計5個を全部交換することにしました。
1個一万数千円と、そんなに高い部品ではありませんので。
できることなら、もうしばらく開けたくないですモノ・・・ネ。
がしかし、そのパーツは残念ながら日本国内では在庫がありませんでした。
968。最近ちょっと増えてきましたね、こういうケース。
それでも幸い、ドイツ国内には在庫がみつかったそうですので、早速オーダーをかけて貰いまして、到着までおよそ2週間、じっと待つより仕方がありません。
そこから更に1週間くらいでしょうか、全て組み立てが完了するのは。
バラすときはね、固着していてなかなか外れない箇所もありますから、
プラハンで
トンチンカン!トンチンカン!!って・・・もう大工仕事のような見ちゃぁいられない光景でしたが、わりあいアッという間にバラバラになっておりました。
でもそれを元通りにするとなると、そりゃあ大変な作業ですよネ。
こんどはプラハンでトンチンカン!って訳にはいかないのは素人の私にもわかります。。
ボルトは指定トルクで締めなくてはいけないだろうし、、ベアリングの圧入には特殊工具と技術がいるでしょうし、シールやらパッキンやら、あれこれ仕事が多そうで・・・。
楽しみにしていた
mintgさん主催による18日のpartyには、968での参加は絶望的になってしまいました・・・。
参加予定の皆様、すいません、見学者扱いで構いませんので、オデッセイでいかせてください。
ところが、そのオデッセイがですネ・・・。
でもその前に、

昨日15日(木)は、
友人のEさまが、
FSWでフリー走行枠を使いテストをするということなので、またまた見学に出かけてきました。
サスペンションチューナー兼ドライビングコーチの
K氏と一緒に、2台のマシンがパドックイン。
贅沢な光景です。
あんまり詳しいこと書いちゃうと、彼のライバルが喜んじゃってもいけませんので、テスト内容はヒミツということで(笑。
そしたらなんと、
Eさまからサプライズなプレゼントが!!
ううううぅぅぅうれしいよおおぉぉぉ~~~(大泣き!!!
なんと一足早く、
FSWの体験走行を初体験させてもらうことになりました。
18日参加予定の皆様、重ね重ねすいません!!
出走は正午。
Eさまは、グリーンの240Rで豪快なエキゾーストノートを轟かせコースへと戻り、
残った私は、元プロレーシングドライバーの
K氏が運転する、ロータスエリーゼ・ジャパンカップカーの助手席へ!

平日でもこのイベントは人気なんですネ!?
参加した車輌は、10台以上だったと思います。
コントロールタワー脇の列に並んだのが最後だったので、その順番通り最後尾からのスタートでしたが、もう何がなんだか、
アッという間に終わってしまった3周でした。
最高で何キロくらい出ていたのかも、正直全然覚えていません・・・。
横からメーターのぞき込む余裕なんて、全然ないですモン。
先頭にペースカーがおり、前のクルマを追い抜いてはいけないルールです、が、
でもやはり3周目になると、皆さんちょっとずつ前車との間隔を空けて・・・
!!!
元プロドライバー
K氏のドライビングも、鮮やかにして強烈でした。
最初は、「こんな広いコース何処走ったらいいの!?」なんて思いましたが・・・次第に
もう車幅いっぱい!!
「アーーーーーーーーッ!!!」 わたし絶叫してました。
エリーゼ、速いです。
足をチューンしただけの殆どノーマルでも、怖ろしく速いです。
ラジアルなのにタイヤは粘るし、アルミフレーム、ミシリともいいませんもの!!
そして
Eさまは、この日3本のフリー走行枠を消化し、240Rでは58秒台前半という満足のいく結果(言っちゃった!)を記録し、夕方解散となったのでした。
ところが・・・。
あれ?
オデッセイのホイール、なんでこの1本だけ真っ黒なんだろ・・・。
またまた嫌ぁ~~な予感が・・・。

早速、懇意のホンダディーラーに電話し、今朝入庫させたのですが、
この車輪だけ、キャリパーの動作不良でブレーキパッドを引きずっておりました。
異音もなくブレーキを踏んだ感じにも全然違和感がなかったので、こうして汚れてくるまでまったく気付きませんでした
「もうパッドが全然残っていませんでした。ローターに当たるか、パッドが脱落かの寸前でしたね」 とサービスフロントの方が、
968に続き、またしても 「・・・」 な私。
去年の車検時にパッド交換して、まだ1万キロも走ってないのに・・・。
明日、17日の夕方修理あがります。
18日のparty、滑り込みセーフです。
重なるときは重なるもので・・・。