今回は、ちょびっとだけカーオーディオのお話を
うちの968にはCDチェンジャーがついていません。
だもんで、1枚のCDを聞き飽きるほど繰り返し聞くか、いちいち路肩にクルマを止めて、ヘッドユニットへCDを入れ替える、という面倒な作業をしていました。
というのも、前に乗っていたMGFには10連式CDチェンジャーが付いていたのですが、FMトランスミッターっていうんですか? FM電波を飛ばしてヘッドユニットで受信・再生するタイプだったものですから、CDの元の音源からすると相当に音質が劣化して悪かったんです。
なので968に代えてからも、CDチェンジャーにはあまり食指が動かなかったのですが、やっぱりこの作業はあまりにも面倒臭い・・・。
なのでFM形式ではなく、ケーブル直結タイプで探してみようと思い、いつもオーディオインストールでお世話になっている、馴染みのメカニックさんのところへ行ったのですが・・・。
彼曰く、ケーブルはコネクター規格がメーカーごとに違うので、ヘッドユニットとチェンジャーのメーカーを同じにする必要があると。
そんなことくらい、素人のわたしでも知っとるよ!と反論しましたが、それでも彼は困り顔。
「でもね、新品でも中古でも、JVCのチェンジャー見つけるの大変だと思いますよ?」 と彼。
「なんで?」 とわたし。
「だって買う人、マニア以外いないスもん」
「・・・???」 なわたし。
彼の話を要約すると、今はクルマの外でも中でもi-Podが主流で、その圧縮形式であるMP3を使えばチェンジャーがなくてもとても便利だ、という訳です。
しかしこのMP3,もとのCDデータ容量のわずか1/10近くまで圧縮されますから、いくらなんでも大きなアンプで増幅したカーオーディオの場合、音質がかなり劣化してしまうのではないか?という先入観がわたしにはありました。
以前のFMトランスミッターのこともありましたしネ?
ところがメカの彼曰く、
「大きな声じゃ言えませんが、プロでさえ、直接聞き較べなければ、殆どわかりませんよ・・・人間の耳では聞き取れない周波数をカットして、巧い具合に圧縮してますから」
「ががががあぁぁぁぁ~~ん!!」 な、わたし。
本当に驚きました。
「だってそんなこと、どのカーオーディオ専門誌にも書いてないヨ!?」 とわたし。
「やっぱ。いろいろ業界の事情とかあって、書けなかったりするんじゃないですか?
評論家の先生とかも、音質変わんないとか、ビギナーにはこれで十分とか書いちゃうと、信用失うだろうし・・・」 と彼。
なるほどねぇ・・・まさに、わたしにとっては眼から鱗でした♪
i-Podを、コネクターをつなげてヘッドユニットへ直結しても良いのですが、わたしはカーナビも着けたくないほど、コックピット周りに配線がごちゃごちゃするのが嫌いなものですから、CDをまとめてCDーRへ焼くことにしました。
で、早速CDのデジタルデータを、MP3へ圧縮するフリーソフトをダウンロードしました。
フリーソフトですからいろんなサイトから手に入るのですが、うちは家内がi-Podを使っているのと、ポルシェマガジン97/4月号にも関連記事が載っていたので、appleのサイトからダウンロードしました。
この10枚のCDが、たった
1枚!!のCD-Rに入っちゃうんですものネ。
便利な世の中だわぁ~・・・としみじみ思いました。
で、肝心の音質なんですが、私の耳では、原音との違い・・・全然わかりませんでした。
ボリューム目一杯上げてもです・・・。
皆さんのヘッドユニット、MP3対応ですか?
あ~、もっと早く知っときゃ良かったー♪
というか、
アンタ今時そんなことも知らんかったの? とお叱りを受けるかもしれませんネ。
Posted at 2008/06/28 18:20:58 | |
トラックバック(0) | クルマ