
気温は日に日に下がり、木々は葉を落とし冬の気配が身近に感じられる季節となってきた。
しかし!!管釣り好きの心はこの時期より熱く熱く昂ぶるのである。
各地でトーナメントが開催され、夏の間眠りについていた獅子たちが一斉に目を覚ます。
ある人はトーナメントで勝利を収めるために研鑽を重ね、ある人はさらなる高みを目指して理論を探究し続ける。
ひとそれぞれ十人十色の釣りの楽しみ方がありそれをまとめて抱え込めるだけの懐の深さが釣りにはある。
と珍しくシリアスな書き方で書き始めは書いてみましたが、今回の記事の舞台は「フィッシングエリアJ」です。
え??いつもと一緒じゃないですかって?
いや~~近くて面白い釣り場が近くにあればやっぱり通いこんでしまうのは釣り人のサガだと思いますw
とはいっても、最近記事がマンネリ化している気がするので今回はこれまでに検証してきたことを記事にしてみたいと思います。
いつも通り今回の検証も私の私観的なものであり、ひとそれぞれ感じ方も違うと思いますので参考程度にしてください。
今回の検証の内容は
「フックサイズを変えるとアタリの出方と掛かり方の変化、キャッチ率の変化」
について書いてみたいと思います。(`・w・´)ノ
まず最初に今回の検証の条件として
「一つのスプーンでカラー及びスプーンローテーションなし」
でフックのサイズのみ変えてアタリの出方、掛かり方の変化を見ていこうと思います。
可能な限り同一条件で検証を行うため場所移動なし、トレースコースはほぼ一定としレンジのみ魚の反応を見ながら変えていくこととします。
今回の検証で使用するスプーンは
「ドーナ1.5g」を使う。
フックサイズはあえて近い番手ではなく
「デコイ、エリック10番」と
「デコイ、クナイ6番」と少し番手にひらきを持たせることとした。
(同じ商品の番手違いでないのは私の手持ちになかったからであり、神経質に言えば検証の結果は正確であるとは言えないので参考程度に考えてくだされば幸いです。)
まず
「フックサイズを変えるとあたりの出方と掛かり方、キャッチ率は変わるか?」
というものですがちょこちょこと「フックサイズを変えるとアタリが変わるよ」とか「フックサイズを変えると掛かり方が深くなる、浅くなる、内掛り、外掛り色々変わるよ」という話を耳にしていたのですが実際のところどうなの?と思っていましたので今回検証してみました。
検証を行った当日の天気は快晴、風は微風でありいわゆる食い渋りと言われるような状況に陥りやすいシチュエーションでした。
検証の結果はというと
「デコイ、クナイ6番」の場合
アタリ自体は少なめだが強いアタリが多かった。
アタリに対するフッキング率は良好であったが外掛りになっているものや皮一枚でかかってくるものもありバラシは多く感じた。
また時間がたつにつれてアタリは減少しセオリーとして言われている見切られた、飽きられたなどの状態になったと感じた。
次に
「デコイ、エリック10番」の場合
「クナイ6番」で引き倒してアタリがなくなった状態からスタートしてまずは番手を落とすとアタリは変わるのか?を見てみたいと思います。
一投目・・・・・・「ツンツン」あれ?アタル・・・・
二投目・・・・・・「コンッ・・・・・コンッ」・・・・・アタリ強くなった気が・・・・・
三投目・・・・・・・・・「トン」というノルアタリでHIT!!
手前まで寄せてきて掛かっている場所を見ると上あごの真ん中にフックアップしておりフック部分は口のやや内側の満点付けられる部分に掛かっておりました。
このあとも3~5投以内に「トン」や「グン」など明確なアタリで乗ってくるようになりバラシの方はほとんどなしでした。
アタリは増えたのですが明らかに乗らないアタリも増えたのでアタリに対するフッキング率はやや難あり、掛かり方はほぼ口の中に入っており外掛りは皆無でした。
よって口切れやバラシもなしという結果に・・・・
「クナイ6番」でアタリがなくなった状態で投入したにもかかわらず「エリック10番」に変えるとアタリが復活したばかりでなくむしろ増えたことに検証しながら自分自身かなり驚きました。
しかしここで勘違いしてはいけないのが
「フックサイズを落とせばアタリが増えて釣れるようになるんだ!!!」
という早合点をしてしまう方もいると思いますので次の検証で答えてみたいと思います。
今度の使用するスプーンは
「MIU1.5g」です。
比較のためカラーはドーナで使ったものと同一のカラーでフックのサイズも同じものを使用します。
今度はどうなったと思いますか?
単純に考えればさっきやった結果と同じ結果になるような気がしますが、結果はというと・・・・・・・・・
「クナイ6番」の場合
アタリは少ないものの、アタリ方は強いアタリが出ておりアタリに対するフッキング率は良好でした。
外掛りも皮一枚の掛かりもありバラシは私の平均的なバラシの感じでした。
「エリック10番」の場合
アタリは予想通り多くなりましたが・・・・・
アタリ方が小さく弱いですとてもじゃないですが獲りきれません^^;
よってアタリに対するフッキング率もかなり難ありな感じでHIT直後のバラシやファイト中にバラシが多発してほとんどキャッチすることができませんでした。
詳しい原因は定かではありませんが、私が考えるに画像を見ていただいても解る通り
「ドーナ」のほうはいわゆる「フロンドワイドタイプ」のスプーンなのに対し
「MIU」の方は「ティアドロップタイプ」一般的なスプーンです。
この形状の違いが今回の違いを生んだのではないのかと思っています。
このデータを見て皆様考えることも十人十色多種多様な意見があると思います。
今回の検証での私の考えでは「フロントワイド」のスプーンに関してはフックサイズを小さくするとバラシは激減するのでは?と感じました。
反対に「ティアドロップ」のスプーンに関してはフックサイズを小さくするとフッキング率の著しい低下を招くのでは?と感じました。
結果的にはフックの番手をあげることによってHIT率を上げるか。
番手を下げてキャッチ率を上げるかということにもなると思います。
私は3本掛けて1本キャッチよりも1本掛けて1本キャッチのほうが自分自身勝負の時に納得できる気がしますしメンタル面での管理もしやすいと思います。
状況、釣り場、季節、天候によってまた違う結果も出る可能性は十二分にありますが今回記事にしたことを実践してバラシが減ったのもまた揺らぎのない事実ですので皆さんのお考えのヒントのなれば幸いに思います。
(ハ~~~またジュースバトルで勝てなくなるかもしれない^^;;;)
ではまた~~~~~~(`・w・´)ノシ