
発災からようやく任務を終了し、
無事帰ってまいりました。
発災直後は雪も降っていた福島も今は蒸し暑いくらいの気候になり、
タイベックス(防護服)を着ての捜索は
かなり体力を消耗させました。
我々の任務は完遂しました。が、非常に残念なのは未だに行方不明者が居る事、遺体を発見できなかった悔しさが今もこみ上げます。
東日本大震災は、津波の恐ろしさを痛感しただけでなく、いつ爆発するかわからない原発の存在自体に恐怖を覚える日々でした。被曝量もはっきり言ってわかりません。
福島県民も相当な量の被曝をしているかもしれません。また、所有者がわからない基礎までながされた住宅や、野原になってしまった集合墓地、人だけでなく遺骨でさえ行方不明です。非常に心残りですが、今後は東北の部隊にバトンタッチしました。
やっと自宅に戻ると子供たちの手書きの横断幕、涙が出ますね。抱きしめてあげました。
これからも被災地のためいろいろと
バックアップします。
最後に、これまで多くの国民の温かい声援や援助物資により、
ここまで任務を完遂する事ができました。福島県も少しずつ元気を取り戻しています。
本当にありがとうございました。
がんばろう!日本!
Posted at 2011/06/25 21:26:22 | |
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