後期ヘッドライト　☆さとるっち流リメイク

お疲れ様です！
本業が突貫工事に突入…。
はっきり言ってヤバイ☆さとるっちです。
今日は歯医者通いで早退です。ウチの現場の定時はPM10:00です。

実は、昨年のお盆休みにプチったあの方から、その時に依頼品が。
隣りの凄いエルの後ろから引っ張り出された大きな箱…
こんな感じでマイエルに放置され何ヶ月？
私的には、凄いムチャ振りをされたような…。

その箱の中身の正体はこれ…。
１０万円オーバーのオークション品のようです。
私的にはこれで十分では…なんて感じていたのですが、是非リメイクして欲しいとの事。後期ヘッドなんて弄った事もないし、人の触ったヘッドってヤバクね～て感じでした。しかし、オーナーさんの強い要望で弄ってみる事に…。あれから５か月、やっとこの日がやってきました。このヘッドを弄るのにどれだけ妄想をした事か。
点灯した感じはこんな感じです。ウインカーとポジの位置が入れ替わっており、ウインカーのマイナス側が８分割されていました。使用されている球は狭角の５ミリ砲弾。見る角度により光にムラがあります。私の弄り方はとにかく広角の球を使うのが基本です。
また、ほとんどのオークション品に共通ですが、定番のプロジェクタにCCFLそして、力の入っていないLED加工…。
私が弄るしか無いって感じでした。オーナーの気持ちがわかるような…

私が弄るのはインナーフェースのみ、弄らない部分は厳重な養生で保管します。ウチはクレラップです。

今回は何に力を入れたのか？
それは、このポジからウインカーに変身した部分です。
１５ミリのアルミ角パイプをインナーレンズに合わせて、３次元でカットします。それを貼り合わせ立体的に。このままでも良いのですが、ブラックメッキされたヘッドには目立つ（建築用語で目が向く)のでブラック塗装しました。リフレクタはブラックメッキです。そしてマイナス側を８分割に。ポジションもそもままだと目が向くので、四角リフレクタを立体的に積み上げ、ポジションスペースに合わせて削りました。
お決まりの基盤裏の写真も忘れずに。

インナーフェースの裏側です。
サイド上部の埋め込みLEDも、狭角LEDだったので広角の球に変更。しっかり基盤にはんだ付けしました。元施工の状況は内緒です。
私的には、裏面も恥ずかしくない仕事が信念です。はんだ不良で不点灯になるのは許せません。たまに球切れはしますが…。
でも、最前のサポートをしていますよ。ただ単にLED加工品を捌くだけでなく、しっかりアフターもサポートしていますよ。結構オーナーさんと携帯メールで絡むのが楽しいので。

リメイク版の完成です。
CCFLとポジの色目、広角の黄LED、ウインカーの粒々感、どれを取っても問題ありません。消灯時のフェースも凄くクールです。

アップはこんな感じです。
我ながらポッとしてしまいました。
ウインカーの立体感…、本当に良い感じですよ。それとウインカー外周部のインナーレンズには、カーボン風シートを我らが総長に習って施しました。全然問題ありません。下手にブラック塗装するよりセンス良いかもです。

こんな感じで流れるんです。
自分で作っていて欲しくなりました。
リレーとの相性は試していませんが、実測で１回路100ｍA程度の電流が流れています。

最後に暗闇の中のショットです。
本当に実車に付けてみたかったです。
今回の加工はこんな感じです。
☆さとるっち流（俺流）のリメイクはどうでしょうか？
これから、実車に取付けられてリレー配線、光軸、防水と色々問題があると思いますが、ちゃんと点灯してくれる事を心より願っております。
私の可愛い娘ですから…。