刹那。のブログ一覧

随分とご無沙汰いたしておりました。

まぁ、お友達の方はお察しかとは思いますが。
私がここへ書き込みすること自体で
通常の状態では無いってことなんですけどね。
(；´▽｀Ａ``


実は・・・





先日、京都の息子が倒れ救急車で病院へと担ぎ込まれました。
時間は夜９時半ごろ、
連絡を受けて搬送先の病院名が分かり
大阪を出発して京都へ付いたのが夜１１時前。
到着した時の息子の様子は、
落ち着き、体調も良くなり入院の必要は無いとのことにて
息子の住まいまで送る届け帰宅。

救急車で運ばれたのは今年に入り２度目でした。
どちらも体が言う事を聞かなくなり意識が無くなる状態。

今年に入ってから息子の体の様子がおかしくて
いろいろと検査を受け夏ごろには、とある病気の可能性があるとの事にて
体内に心電図を計測しメモリーする計器を埋め込んで「
心電図を測りつつ様子をみている状況でした。

心室細動（心臓の痙攣）が起こり、敷いては心肺停止になってしまう病気、
「ブルガタ症候群」の可能性が高いとのことにての体内へ埋め込みしていました。

「ブルガタ症候群」・・・

あまり聞き慣れない病名ですよね。
簡単に言えば「ぽっくり病」でしょうか？
心室細動から心肺停止してしまう突然死する病気です。
（治療するすべが無いので病気って言っていいものかどうか・・・）

今回、救急車で担ぎ込まれた際、
体内に埋め込んだ計器のメモリーを調べてみたところ、
今回倒れた以外にも寝ている間に長い時間心室細動が発生しており
医師の話では「長い時間意識不明になっていたはず、
場合によってはそのまま死に至っていた可能性が大きい」との事。。。

ブルガタ症候群・・・

この夏頃から、あって欲しくないと思い続けていた事が、
現実となり息子に振りかかってきました。。。


ブルガダ症候群に発生する致死性不整脈（心室細動）による
突然死を予防するための確実な治療法は
植込み型除細動器（ICD）の植込むことだけ。

ＡＥＤと同じような物を体内に埋め込んで、
心室細動が発生したら心臓にショックをあたえて心肺停止を防ぐ。手段はそれだけ。
薬や手術でどうこうなる病気ではないんです。

ただ、ＩＣＤ自体に不具合が起こる事があるらしく、
故障やリコールがでたら、そのたびに手術になるみたいですし、
生活においても用心しないといけない事が色々あるらしく
いろいろ問題もありそうなのも事実。

ただ、埋め込んだとしても電磁波で誤作動をおこしてしまうらしく、
今までのような仕事は出来なくなるし、
生活においていろいろとリスクを抱えることに。
もちろん身体障害者となります。

ＩＣＤを埋め込まず現在の状況のまま生活は出来るけど、
いつ心肺停止状態になるか、もしかしたらそのまま死亡してしまうという
不安を抱えての生活になります。

息子は２８歳。
結婚し家族をもって子供が二人。
まだ若いのに死と直面することで悩むことにことになるとは思いもしませんでした・・・
息子も直面した事実を受け止めることが出来ず
精神的にもまいってきている状態でして。

そんな状態なので、
もちろん息子は今までの仕事には付けず
現在は休職して自宅療養（待機？）中。
いつ心室細動が起こるか分からないので
好きな車の運転も禁止させました。
運転中に心肺停止になったら大変ですし、
第三者を巻き込んでの事故にでもなったら
どうしようもない状況になってしまいますから。。

仕事が出来ないので生活も大変になり、こちらから支援している状況。
（もちろん、こちらもいろいろと大変にはなるのですが
　仕方が無いことことなので、出来る限りの事はしてあげようと）
そんなこんなで、
私も夏頃から頻繁に大阪～京都を行ったり来たりしている状態です。

今までで分かった事は、
兎に角、いろんなリスクを抱える事にはなるけど
ＩＣＤを埋め込まないと延命出来ないって事。
生涯の問題にはなるけど・・・

手術に関すること費用に関することや
息子家族の今後生活に関することや、
考えないといけない事が山積み・・・
これからどうなっていくのか。。。



このような近況なので、
しばらくは車に関することやオフ会（遠征）とか厳しくなるかもしれません。

状況によっては手元にある２台をを手放し
買い替える判断をしないといけない状況がくるかも。

兎に角、
私が元気で働き続けていかないと。。。。