
昨年ここブログでも書きましたが、寝室のエアコンが水漏れするようになったんです。
これ
その時は、応急処置で水が漏れないようにしたのですが、
今年暑くなってきたので初めてエアコンをつけて
涼しくなっただろうと思われる30分後ぐらいに部屋に入っても
「気持ち的しか涼しくない、部屋の外に出ればあぁ若干は涼しいな」位の状況でした。
最初は、フィルターが汚れているかとフィルターを疑って取り外してみると、
フィルターは割りとキレイだけどその先の熱交換器(車だとエバボレーター)に
霜がビッシリ付いています。

何も思ったか熱交換器に触れてみると、霜がついていない部分は全くの常温で
冷たくもない。室外機も見てみると高圧(室内機に送る側)に霜がビッシリ。
なんとなくガス不足を疑い、某オークションでエアコンのガスをレンタルされている
方に状況を説明すると、ほぼほぼガス不足だろうという見解でしたが
原因が違った場合レンタル代が無駄になるとこちら側を心配してくださったので
この方なら信用できるということで、エアコンガスのレンタルをして夏を乗り切ろうと決行しました。
(前回もコアドリルをレンタルされていた方です)
はじめに作業開始での室温は30度です。
ネットで収集した情報だと規定圧力は0.5~0.9MPa
エアコンを動作させて調べたところ、0.3MPaで吹出し温度25度

明らかに、圧が足らなく、吹出し温度も高いわけです。
本来なら、ガス不足になる原因(フレアからの漏れ・虫ピン不良)を
探らないといけないのですが、仮にフレアだった場合、
トルクレンチまでレンタルしていなく、締め付けは手ルクレンチになってしまうので、
今回の作業の目標は、
今年のワンシーズンだけとりあえず快適に過ごす
という事で、原因究明は、外の見えるところだけにしました。
とりあえずポンプダウンをし、ポンプダウンが出来ているかを確かめる為に、
虫を押したら少し「シュ~」といっただけなのでポンプダウン成功です。
よっぽどガスが少ないのか、本来ならポンプダウンは5分ぐらいかかるのですが、
今回は、1分もかからす0MPa以下を指してしまいました。
そこから真空ポンプで真空状態にし、30分ほど放置し、
短時間で針が振れないか確認をしたところ大丈夫そうでした。

ただ、マイナス表記の部分が少ないので真空計を用いていたら振れていたのかもしれません。
ボンベの準備をして、ガスを再び開放しエアコンを強制冷房にして補充開始です。
ボンベのバルブを開き少しガスを入れると(130g)

高圧の霜が溶け、吹出し温度の若干下がりました。(23度)


この段階でガス不足を確信してさらにガスを入れていきます。
545g補充したところで、吹出し温度19度。いい感じです。


このエアコン室外機のカバーの表記を見ると規定量は840gになっています。
しかし、申し訳ない程度にに利いていたと言うことは、少しガスが残っているという事。
ガッツリ840gを入れてしまうと、規定量オーバーになり、車のR134aと
一緒なら逆に利かなくなってしまうので、ここから先は、ボンベのバルブを
小刻みに調整して少しずつ入れていきます。
この段階で熱交換器も画像で言うと真ん中辺りまでちゃんと冷えるようになってきました。

もうこの辺りが限界でしょうか?730gで18度


先ほどの545g入れた時よりは感動がありませんが、
規定量オーバーにならないようにこの辺りでやめておきます。
ゲージを見ると1.17MPa。検索した正常圧力より高めですが、
気温にも左右されるとどのページにも記載してあるぐらいの勢いでしたので、
この表示でもOKということにして、道具の撤収です。
レンタル品なのでもちろん返却しないといけないので
入れてあったように梱包して、利き具合の最終チェックです。
室外機横のフレアとサービスバルブに石鹸水をかけて
漏れがないのを確認します。
(必然的に漏れの箇所が室内機側のフレアの部分と特定された?)


しっかりと熱交換器下まで冷えて結露していますね。
温度も14度申し分ないですね。
最後に、これを見た方は自分もやってみよう思われるかもしれませんが、
DIYは全て自己責任で実行をお願いします。
決して、失敗・事件・事故等になっても当方は責任を一切負いません。(負えません)