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先週もダート走行練習へ行って走ってきたんですが、久しぶりに普通のドライタイヤで走りました

詳しく言うと
ターマック用に近いスーパードライタイヤの２分山を履いていたんですが、それを１９５サイズの細いドライタイヤの４分山に交換して走ってきました

スタートして過給が始まった瞬間に思いました
タイヤの差って凄いんだと…

とにかく桁違いにトラクションがかかります！
メーカーの違いもあるでしょうし、用途の違いや、磨耗の違いもあるでしょうけれど、桁違いです

深いギャップを避けて走る余裕がなくなり、道から落ちないように加速しながらコーナーを抜けると、ストレートに出た時には５速でした
前回３速のコーナーは４速で走れます
全体的に速度が上がってますが、なんと安定感も上がっています

タイヤの差を思い知らされた夜でした

これが新品の２０５サイズだったらと考えると…
武者震いしちゃいます

サスペンションによってずいぶん考え方も違いがありますし

どんな路面でも絶対的にいい物は無いと思いますが、今まで走って、これは凄いって感じたサスペンションは、海外ラリー用サスペンションでした
ちなみに価格は１３０万円以上するらしいです…
舗装路でも乗り心地良くて、砂利道もまったく変わらず、そしてどちらもトラクションが凄くかかります

あれは魔法の足でした

つづき

ギャップの走行で比べてみたら、縮み側のストロークは分かりやすいと思いますが、実は伸び側のストロークも大切です

仮に同じギャップで、同じように跳ね上げられるサスペンションでも、伸び側のストロークがあり減衰特性が適切なら、すぐにタイヤを路面に押し付けるように伸びてくれます

運転者の感覚で書くと、ストロークの短いショックだと、ドンって突き上げられたらタイヤがすぐ離陸してグリップを失いますが、

ストロークの長いショックだと、ドンって突き上げられても、タイヤのグリップ感と安定感はほとんど変わりません

タイヤが路面に追従して接地しているからです
この性能が大きな差を生み出すんだと思います

つづき

このオーリンズとクスコで同じダートを走ると、どうストロークの違いを感じるかというと

まず、オーリンズだと轍やギャップの無い路面は一般道同様に問題はありませんが、ギャップに乗ると、縮みきってフルバンプしてしまいます
フルバンプすると、ショックは棒と同じように路面の衝撃をボディに伝えてしまいますから、車体が離陸したりします
離陸したり、離陸寸前までタイヤの接地が少ないと、タイヤのグリップによるコントロールはほとんど望めません

例えばコーナリング中にギャップがあると、タイヤのグリップが急になくなり、アウト側へスライドしてしまうでしょう

ストロークがあるけど少し硬いクスコの場合は、ダートの細かな突き上げはオーリンズとほとんど同じに感じます

ギャップに乗ると、ストロークしながら衝撃吸収しフルバンプはまずしないと思います

コーナリング中にギャップがある場合も、基本的にサスペンションが衝撃吸収するので、離陸する事はなくて普通に通過できます

ストロークの短いオーリンズから、ストロークの長いクスコにサスペンション交換しました

もちろんストロークだけが違うわけじゃなくて、減衰特性や形状等ほとんど全ての要素が違うサスペンションです

体感で違いをあげると、ストロークとガス圧による反発力の差って感じがしました

オーリンズは、非常に乗り心地がいいです
一般道の凹凸やうねりの範囲ならば文句なしと言いたくなる特性です

クスコＺ３Ｇは、バネとガス圧が高めで、一般道だと細かな突き上げ感があります
しかしダートで素晴らしいコントロール性です！