ＲＸ－８コレクションの変り種

青３さんの期待に答えて、３０年前のＲＸ－８コレクションをアップしておきます。

カセットデッキの上の印刷を良く見てね。

以前、オーディオにかなり凝ったと書きましたが、お金が無い若い時に買ったカセットデッキＣ－２用のノイズリダクションシステムの型式がＲＸ－８でした。

誰よりも早いＲＸ－８コレクションです。
たぶんＲＸ－８乗りでこれを持っている人は、皆無だと思いますので一番乗りでしょう。

レコード＆ＣＤが高価で、買えずＦＭ放送より録音を毎日５時間かけてダビングしていたのですが、テープ特有のヒスノイズが有るので、それを今のＣＤ並に小さくする機器がＤＢＸです。

ＤＯＬＢＹ－Ｂ、ＤＯＬＢＹ－Ｃより強力でお値段もかなりしました。
カセットデッキが、定価￥１４９，０００。
ＤＢＸは確か、￥１００，０００位だったような。

今の価格にすれば、両方で￥５００，０００位でしょうか。
Ｃ－２は３ヘッドは当然、テープごとに特性を合わせる事が出来るカードが別売りしていて、別売りカードを５個買いました。
今時のＩＣ＆ＬＳＩ回路でなく、ディスクリート（トランジスタ、抵抗、コンデンサー）回路構成で、１２．５ＫＧの重い機械で電源も強力です。
当時の安物はピアノタッチ式スイッチで、ガチャンと再生、録画、ストップ、早送りをしたものですが、この機械はタクトスイッチによる電子式スイッチになっている贅沢ものでした。
メーターも安物はＶＵという平均値表示ですが、これはピーク値を示す高額なメーターを使用しています。

お陰で、今でもＣＤ並みの音がカセットから聞こえます。
高域は少し転写により数デシベル落ちていますが、１００ＨＺから１６０００ＨＺまでキッチリ聞こえ不満は、まったく無いレベルです。

良い音でソフトを残せば、後で使えるという自分の考えが正しい事が、最近証明されました。
カセットテープも高いのを惜しまず投入したので、捨てられないのが実情ですが。