情報化社会において

以前俺が勤めていた会社で一回りは歳が上の人だが、これが困ったちゃんでした。

社員平等に情報が見られるのに、一々聞いてくる。
自分がアップしたのは、見てくれと言うのにこちらがアップしたのは見もしないで、聞いてくる。
何のための情報発信なのか判りゃしない。

まぁそんな親父はそのうち消えるから我慢すりゃいいやでしたが。

しかし先日困ったちゃんが、別に現われました。
情報化社会になって久しいが、俺らの世代は社会に出て暫くしてから、そうなったわけで、社会に出たときパソコンは無いし、携帯も無いしネットなんて、ましては無い時代だ。

当然、文章だけだったり本だったり、テレビやラジオからの、今から思えば少ない情報を照査し、そして判らないときは聞いて答を導いたものです。

それが今では簡単に多くの情報が得られる時代になって、文章・写真・映像から沢山の情報が得られます。
中には、本当の情報も有れば、嘘の情報も有るし、怪しいのもあります。
しかしその中から情報を読み取って理解し、質問してくるならこちらも真剣に応えてあげる気になります。

そう、メールやパーツレビュー、整備手帳に月に何回か質問が寄せられます。
無論、自分が判れば答えているし、判らないときでもネットなりお店、プロに確認してでも答えています。

しかし先日の困ったちゃんは、何を聞きたいのか的を得た質問じゃないし、こちらが発信しているデータ（”リア部位の写真なのにフロント関係の質問”）や文章（”をくり抜くしかないかな？。”、”誰かに方法を聞かないとぅ＾＾；。”＝詳しくないということ）を読んで理解しているとは思えません。

俺は判らなければ、誰かに聞いてでも答えているし、その質問に対してこちらなりの回答と何なのかこのように書いてくれと返信しても、次も的外れの質問。
正直疲れました。
幾らでも答えてあげたくても、こちらが発するデータを解読する気もない、質問だけして調べもしない。
意味不明な質問は止めましょう。
他の人に聞いても、もっと具体的に相手が理解できるようにしましょう。
それでは仕事で自分でやらず、誰かに頼むにしても正しくやってもらえないですよ。
また、相手にされなくなります。

折角情報が沢山有るのですから、自分なりに調べる努力をしましょう。
そして情報を解読し理解して、正しいものと間違えたものをより分けましょう。

それでも判らないときは、詳しい専門家に聞くようにしましょう。
素人に聞くより、正しい情報が得られます。

頑張れ、先日の困ったちゃん。