富士山のビューポイント

我が家では、年間150日以上見られます。
なので、有り難さを感じたのは関西に１年半住んで帰郷した時だけです。
旅行の帰りだとホットする位。
東名高速や中央高速を昼間に運転中だと、静岡県や山梨県は半端無く大きく見えて有り難みが薄れる。
大きくて感動は、河口湖や御殿場PAと東名高速由比ヶ浜付近の、駿河湾と富士山です。
富士宮だと正面にでか過ぎて圧倒されます。
館山城から見た富士山は、東京湾越しに見られます。
今回の山中城も駿河湾と一緒に見られます。
駿府城も銭湯の絵のように見られます。
何と福島県や和歌山県でも、山に登れば300km離れていても見られるそうです。
ただし年間数日みたい。

そこでいつも思うのは、富士山の帰属問題。
高い山は、県境になる事が多い。
富士山は、静岡県の物だ山梨県の物だです。
山は物では無いし国有地に有るし、日本人の物です。
おまけに、両県は山も多く見られない場所が多い。


だからと言って、美しい富士山に年寄りも登っているから甘くみて外国人も含めて、安易に登るのはどうかと思う。
江戸時代も富士登山が流行ったようですが、日本一の高さ3776mの高地で、酸素は２／３で気温も100mで0.8℃も下がるし、山の天気は変わりやすい。
軽装で低体温症になり救助される人があとをたたない。
日本人には、山信仰があるのは知っているが、火山で有る御嶽山や八ヶ岳等にとって100年なんて一瞬の事だ。
噴火なんて山にしてみれば、クシャミみたいなものです。
警戒情報を確認して、玄人を伴って登って欲しいものです。
二次被害で救助隊が亡くなるなんて、あまりに酷する。