黄８の松のブログ一覧

２００９年１月１８日、エンジンルーム磨きＰＡＲＴ－１（プラスチック系とパイプ系）、ボディの拭きあげ、オイルフィルターキャップ用ステッカー貼付けと一緒に、まとめてタイヤ磨きをやりました。

やはりバランス良く綺麗にしたほうが、カッコイイので勢いで一気にやりました。

ヤッパリ綺麗が一番です。
本日は夕方から雨になりました。
ボディとタイヤは仕方ないが、エンジンルームの美しさは保たれるので良しとしよう。

大した事はしてませんが、あとひとつまとめてやったので、後でアップ予定です。

整備手帳と一緒に使用したパーツの写真も載せています。

パーツレビューも一緒に遊び感覚で見てくだされば幸いです。

不器用な自分ですが、電気ドリルの扱いは、意外と自信が有ります。

電気ドリルで加工するのに、ルールというか目安が有ります。

1.通常金属への穴あけは、通る物の一周り大きく空けます。
　例、Ｍ４ビスなら５ｍｍのドリルの刃で穴を空けます。

2.逆にタップを切って止めるときは、ビスの０．８掛け＋αで空けます。
　例、Ｍ４なら３．２＋α＝３．４ｍｍ、Ｍ５なら４．２ｍｍ、Ｍ６なら５．２ｍｍ

何故キッチリ０．８でないかと言うと、タップを切る時の切り粉の逃げを考えないと、タップが折れてしまうからだ。

3.大きな穴を空けるときは、最低３．４から順を追って大きくしないと、電気ドリルを扱うときに、ブレが出るので新円から程遠いものになってしまう。

4.ドリルを当てる前には、キチンと空ける場所をマーキングした後に、ポンチで凹みを着けてドリルの刃先が逃げないようにする。

5.電気ドリルは、穴を空ける面に対して垂直に当てる事。

6.少し穴が掘れてすり鉢状態になったら、印に対して真ん中に通っているか確認しズレテいたら、電気ドリルを斜めにして刃を当てながら、センターになるように修正していく。

7.センターが合ったら電気ドリルを真っ直ぐにし少しづつ力を加える。
　一気に力を加えると斜めに穴が空いてしまう。
　または刃が折れてしまうから危険だ。

8.最後の注意は穴が抜ける瞬間反発が減るので、押す力を抜くこと。
　これが慣れないと難しいのだ。判る人には判る世界だ。

9.下準備としてドリルの刃先は切れる状態になっているか確認すること。
　切れない刃で穴を空けると余計な力がいるので穴あけに失敗する。
　確認方法は目視以外にも指の腹で撫でる（包丁の刃と一緒）。

　チョット穴を空け始めて切れないと思ったら、その刃は交換しよう。

10.穴を空けた反対側（ドリルを当てた反対側）のバリは取り除いておこう。
　バリ取りカッターを電気ドリルに着けてアテガエば、簡単にバリが取れる。
　小さい穴なら空けた穴の３倍以上のドリルの刃を手で廻して取ることは可能だ。

11.１３ｍｍ以上の穴を空ける時は、下穴を３－４ｍｍで空けた後、ホールソーで大きく空けると電気ドリルの回転で、腕に大きな衝撃が掛からず空ける事が出来る。

12.大きな穴を空けた後は半円のヤスリを使い、バリを取り除く事。
　バリにより怪我をするからだ。

13.最後にこれは重要なので、当然ドリルなので刃先は回転します。ですから軍手　など着用して加工をしないこと！
何故か？それは手をドリルに巻き込まれるからです。

14.オマケでドリルの刃先の研ぎ方を。
　出来ればグラインダーが欲しいが、回転型のヤスリが付いた工具が有れば可能だ。

ドリルの刃は折れるものと覚悟して予備を１個は用意して、新品の刃先を良く見て同じように刃先を研ぐことだ。
横から見てなだらかに三角にし、裾は上がるようにしないと切れる刃先は出来ない。
そのための見本として必ず新品（未使用）を確保して置こう。
特に下穴空け用のドリルの刃は最低２－３本を持っていよう。

使い終わったドリルの刃先に付いた切り粉は取り除いておこう。